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2006年2月 1日 (水)

市労組レーダー

○2006年春闘を意気高く市労組春闘討論集会を開催

touronshukai
 市労組は1月27日、いきいきエイジングセンターで2006年春闘討論集会を開催し春闘方針について論議しました。
 冒頭あいさつにたった成瀬明彦委員長は、「一昨年来の大阪市問題は小泉構造改革の中で、総人件費抑制を前面に掲げた公務員全体に対する攻撃の突破口として行われたものだ。大阪市当局も新行財政改革案を発表し、市民や職員を置き去りにしたまま矢継ぎ早に改革を進め、小さな自治体の見本づくりをしようとしている。こうした攻撃に市民とともにどう反撃していくかが問われている」と強調しました。
 また集会では、昨年末のILOへの全労連要請団に参加した中山直和副委員長からの特別報告もありました。中山さんは「今回のILOへの要請で、ILOが日本政府の不誠実さに怒っていることを実感した。この間出されたILO勧告を改めて学習し、今後のたたかいに活かしていくことが必要だ」と報告しました。
 討論では、さまざまな課題についての意見が出され、最後に阿字地充書記長から「さまざまな攻撃に対応するため双方向での情報の共有が必要だ。攻撃のテンポが速い中で対応する体制づくりも重要だ。市労組は、今後も職員と市民との共同を追及し、運動の核となるようなとりくみを展開しよう」と呼びかけました。

○小さな政府大きな国民負担を考えるシンポジウム

 「小さな政府」を叫ぶ小泉政権は、公共サービスを次々と後退させ、消費税増税など国民に大きな負担を押し付けようとしています。民営化により、耐震強度偽装事件、JR事故など国民の安全が脅かされる事件もあいついでいます。シンポでは、小泉改革の実態を明らかにし、憲法を守り発展させる「もうひとつの日本・自治体」を実現する道を探ります。

●日時 2月12日(日)13:00~16:30
●会場 OMMビル2階会議室
●記念講演
 「『小さな政府』は住民のくらしに何をもたらすのか」
 金澤誠一さん(佛教大学教授・労働運動総合研究所)
●自治体の現場からの実態報告
●シンポジウム「『構造改革』への対抗軸を探る」
 シンポジスト  吉田雅一さん(読売テレビ・民放労連近畿地連書記長)
         中山 徹さん(大阪府立大学教授)
         自治体労働組合役員
●主催・問合せ先 大阪自治体労働組合総連合(06-6354-7201)
●共催  大阪社会保障推進協議会
     全大阪労働組合総連合


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【 大阪市労組 第334号-2006年2月1日号より 】

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