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2006年5月15日 (月)

5月 告知板

5/16 非核の政府を求める大阪の会学習会
5/18 都島区タウンミーティング
5/18 ソラダスいっせい測定日(~19)
5/22 児童館トモノス問題宣伝・集会・署名提出行動
5/22 「芦原病院問題」告発報告集会
5/24 大阪春闘共闘争議支援総行動
5/25 児童館トモノス存続を求める会早朝宣伝行動
5/26 公務労組夏季闘争第1次中央行動
5/27 憲法改悪反対等国民大行動
5/27 市役所フォーラム「平野郷めぐり」



告知板
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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第77回大阪メーデー 働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう

Mayday_1★許すな!憲法・教育基本法改悪、国民投票法案・米軍基地再編強化反対
★リストラやめろ、雇用をふやせ!労働時間短縮、すべての労働者に賃上げを
★庶民大増税・消費税引き上げ反対。医療改悪反対、社会保障を充実せよ
★小泉「構造改革」反対、安心安全を脅かす規制緩和反対、格差社会の是正を

 カラット晴れ渡り汗ばむ陽気となった5月1日、第77回大阪メーデーが扇町公園を会場に開かれ、府下15ヵ所で開かれた地域メーデーとあわせ2万人以上がメーデーに参加しました。

Mayday_3  Mayday_4

 扇町公園での集会では、実行委員会を代表して大阪労連議長の植田保二さんが「今国会では、教育基本法の改悪や連休明けの医療改悪法案の採決。国民投票法案の国会提出などの動きが急速にすすめられている。これらの策動を許さないためにも、職場や地域から総決起しよう」と呼びかけました。

Mayday_2  続いて各分野からの決意表明がありました。集会では「憲法・教育基本法の改悪と国民投票法案の成立を許さず、庶民大増税・消費税引き上げに反対し、社会保障と安全・安心の公務・公共サービスを拡充して、青年にまともな生活・雇用と未来を実現する社会、働くなかまが元気のでる社会をつくりましょう」とのメーデー宣言を採択しました。

 その後参加者は、3つのコースに分かれ元気よくデモ行進を行いました。市労組も、憲法改悪反対、国民投票法案阻止、労働法制改悪反対、民主的な公務員制度の確立、市民本位の市政への転換などのシュプレヒコールを響かせ行進しました。

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第77回大阪メーデー 働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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今年もデコレーションを作り元気に参加 市労組婦人部

Fujinbu_deko  毎年デコレーションを作りそろいの衣装で参加している市労組婦人部は、今年もみこし型のデコレーションを作って参加しました。今年の作品は「平和のうたをかなでよう」と題したピアノをモチーフにしたものでした。

コンクールの常連の市労組婦人部は、今年もみごと3位入賞。デモ行進では市労組の先頭にたって平和を守ろうと元気よくアピールしました。


今年もデコレーションを作り元気に参加 市労組婦人部
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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コラム「中之島」

▼「国の恥ニートをなくす政策。それはズバリ、徴兵制や」と著名な戦場カメラマンが週刊誌で叫んでいた。学生でないが働いていない、職業訓練も受けていないという意味の英単語の頭文字「NEET」の若者たちは、今や大衆の憎悪を一手に引き受ける"人民の敵"と相成った

▼その数八十五万人。怠け者の性根を叩き直せ式の居酒屋談義が沸騰し、裁判員制度のアンケートでは、市民の二五%が、「被告が少年なら重罪に」と回答した。だが、少し立ち止まって考えてみよう。何もかも彼らが悪いのか?

▼歴とした若年失業者や、定職に就きたくても就けない「フリータ」までもが一括りで語られる結果、雇用情勢の悪化や階層間格差の拡大などの諸問題が隠蔽され、陳腐な自己責任論や家族論に回収されてしまった点が、問題であり過ぎる。真っ当だった議論が歪められ、権力に絡め取られていくメカニズムの恐怖

▼一昨年暮れ、自民党の武部幹事長が「(若者たちも)自衛隊に入り、サマワみたいなところに行けば、三ヶ月で(人間性が)変わる」。理解できない存在を十把一絡げにして、その生殺与奪の権まで握った気でいる傲慢。酔っぱらいの戯れ言以下の強権政治に、これ以上は騙されまい。私たちは何も知らされていないのだ、という認識から出発しよう。


コラム「中之島」 
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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「市政改革マニフェスト」とたたかうためのスタート集会(仮題)  6月18日に開催します

Osakacity_office 第4回中央委員会において「市政改革マニフェストに反撃する闘争本部」を設置することが確認されました。これはマニフェストに掲げられた市民施設の統廃合や住民福祉の削減、学校給食・市営交通・水道・保育所の民営化や、ゴミ収集・市民病院・環境科学研究所の独立行政法人化、職員削減と賃金制度の改悪など、各テーマごとに体制をつくり市労組としての政策提言と反対運動に取り組むものです。そのための「スタート集会」を6月18日(日)午後1時30分からヴィアーレ大阪で開催します。

Yodoyabashi_senden 今年1月の局・区長マニフェストでは、突然にトモノス(勤労青少年ホーム)・児童館の3月末廃止が発表されました。これに怒った市民・運動団体が反対運動に取り組み、3月市議会ではトモノス・児童館の廃止条例案が全会一致で「継続審議」となりました。市長が提案した条例が可決されなかったのは40年ぶりの出来事です。6月7日(水)には「黙ってられんわ!市民のつどい運動交流のつどい」が開催されます。

市民とともに本来の市政改革を求める運動を大きく展開することが今こそ重要です。その出発点となる「スタート」集会を多くの組合員・市民の参加で成功させましょう。



「市政改革マニフェスト」とたたかうためのスタート集会(仮題)  6月18日に開催します
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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5・3憲法記念日のつどい(5月3日・大阪産業創造館)

Kenpou_3   憲法記念日の5月3日、大阪憲法会議主催の「5・3憲法記念日のつどい」が大阪産業創造館で開かれ、会場からあふれるほどの500名が参加し平和への思いを深めあいました。

 集会では、日本国際法律家協会の新倉修会長が「世界から見た9条」と題した講演を行いました。新倉さんは、9条を知ったフランスとスイスの人たちから「9条こそ、世界平和の太陽」と大きな反響をひきおこしていると紹介。ニューヨークでの35万人の反戦デモやイラク帰還兵たちの告白など、世界では平和へのうねりが大きくなっている。日本の9条改憲の動きをフランスでは「制度としての平和主義の終焉」だと報じていることも紹介し、国連憲章第26条の軍縮義務を活用した運動を展開する道も示しました。

Kenpou_2_1  その後、「5・3大阪憲法集会実行委員会」や「九条の会・おおさか」からのあいさつや大阪自治労連婦人部の梅本千代子さん(市労組)が、ジャンボ紙芝居などのとりくみを報告したのち、府民へのアピールを採択しました。集会後参加者らは、GWでにぎわうミナミの街を、「今日は憲法の誕生日です」「憲法9条を守りましょう」と通行人によびかけながら練り歩きました。


5・3憲法記念日のつどい(5月3日・大阪産業創造館)
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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過重労働・メンタルヘルス対策への活用を

 平成17年8月に策定された「心の健康づくり指針」で、大阪市は「平成16年度に『精神及び行動の障害』で1ヶ月以上の病気欠勤や病気休職となった職員は224人にも上り、この5年間でおよそ3倍となり、疾病原因としては最多となっている。

病気休職者数も年々増加しているが、この中で『精神及び行動の障害』によるものは57.8%を占め、5年前に比べると倍増している」「毎年必ず自殺者があり、平成16年度は6名」と述べています。

そして①心の健康の保持増進、②早期対応、③職場復帰と再発防止、の3点を目標として、「セルフケア」「ラインによるケア」「職場内健康管理スタッフなどによるケア」を柱に事業計画が作成されました。

「心の相談ネットワーク」や「心の悩み電話相談」などが新規事業として立ち上げられ、各所属に周知され、厚生時報でも掲載されていました。私たち職員も積極的に活用していく必要があると思います。

しかし、ようやく体制は整えられてきたにもかかわらず、職場では一向にメンタルに不安を感じている職員が減っていません。どうして自治体の職場で、大阪市でメンタルヘルス不全が多くなっているのか、その原因を解明し、取り除くことが必要なのではないでしょうか。厚生時報での「自分の健康は自分で守る」という言葉が気になります。

自己責任をストレスに対応する能力を高めたり、ストレスを解消する方法だけを身につけるだけではダメなのではないでしょうか。誰もが安全に健康に働ける職場環境を作る必要があると思います。職員の安全衛生に関する申し入れを6月にかけて行っていきます。職場の実態を踏まえ、職場の労働環境を改善させていく労働組合としてのとりくみとあわせとりくんでいきたいと思います。

また、労働安全衛生法が改正され、過重労働・メンタルヘルス対策で活用できる部分が盛り込まれています。活用できるところは大いに活用していきたいものです。


過重労働・メンタルヘルス対策への活用を
【 大阪市労組 第338号-2006年5月1・15日合併号より 】

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市労組レーダー

○平和自治都市の知恵に学ぶ「平野郷めぐり」を行います

 平和と環境を守る大阪市役所フォーラムでは、「平野郷」を散策ウォッチングする「歴史と街づくりの再発見」の企画しています。

 平野郷は、大阪市内のどこよりも古く形成された自由都市であり、平安時代より交通の要衝として発展する中で、戦国時代には、隣の堺市と並んで自由都市を形成し栄えてきました。幸いにも戦火をまぬがれ、碁盤目の町割や夏祭りなどの伝統行事が有名で、歴史息づく風土と景観が残されています。

 「平野の街づくりを考える会」代表の河口さん(全興寺住職)より説明を受けた後、平野郷散策を行います。ぜひ参加して大阪市再発見をしてみませんか。

●集合日時  5月27日(土)午後12時30分
●集合場所  JR平野駅改札(集合後全興寺へ)
●参加費   無料(懇親会参加は別途徴収)
●主催    平和と環境を守る大阪市役所フォーラム
※問合せ申込みは、市役所フォーラム事務局、田所まで(06-6344-9126)

○「新自由主義とは何か~友寄英隆さんを迎えて」学習会の案内

 小泉「構造改革」「規制緩和万能」路線のもとで、社会的格差の広がりが大きな問題となっています。その根っこにあるのが「新自由主義」。アメリカが世界的に押し付け、各国でこれとのたたかいが広がっています。

こうした「新自由主義とは何か」についての学習講演会です。講師の友寄英隆さんは雑誌「経済」の編集長で、「新自由主義」の特徴を歴史的・多面的にわかりやすく解き明かします。財界や小泉内閣がすすめる「構造改革」や「規制緩和万能」のさまざまな攻撃とたたかう上で、大いに役立つ学習会です。みなさんの参加を呼びかけます。

●日時  6月29日(木)午後6時30分~
●会場  いきいきエイジングセンター・3Fホール
●講演  友寄英隆さん(雑誌・『経済』編集長)
●参加費 資料題として500円
●主催  「新自由主義学習講演会」大阪革新懇・職場革新懇・大阪労連合同実行委員会
※問合せ申込みは、市役所フォーラム事務局、田所まで(06-6344-9126)

○「大阪市改革の歴史と展望」~都市再生の道を求めて~

 大阪自治体問題研究所が、今揺れ動く「大阪市改革」の行方と大都市での住民参加の地方自治のあり方を探ります。研究者だけでなく、市民・学生・諸団体からの多くの参加を呼びかけています。第2部のシンポジウムでは「伝統の自治大阪」をどうすすめるのか、大きな岐路を迎えた大阪の様々な今日的テーマを、地方自治・地域経済・コミュニティへの三側面からの提言で、「大阪市改革」の新の展望を探ります。

●日時  7月1日(土)午後1時30分~5時
●場所  大阪経済大学・フレアホール

●第1部 講演
    「日本と大阪の地方自治その歴史と未来」
     宮本憲一・大阪市立大学名誉教授
    「大都市の戦後60年~専門官僚制・市民参加そして区政」
     芝村篤樹・桃山学院大学教授

●第2部 シンポジウム
    「都市再生の道を求めて」
     シンポジスト
     宮本憲一、芝村篤樹、遠州尋美・大阪経済大学教授、
     蜷川大介・朝日新聞社会部大阪市役所キャップ
     進行役
     森裕之・立命館大学助教授

●参加費 無料
●主催  大阪自治体問題研究所
●後援  大阪経済大学「地域活性化センター」/朝日新聞

※問い合せは、大阪自治体問題研究所(06-6354-7220 担当:織原)



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