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2006年9月15日 (金)

市労組定期大会 代議員から熱い討論

 仕事への意欲が持続でき、働き甲斐のある職場環境で、市民の笑顔といっしょに働き続けたい「代議員の発言(一部紹介)

●政治を変えるたたかいを 西淀川区役所支部
来年は選挙が重なる年。政治を変えるたたかいを。職場の実態では、保険年金課など大増税でひどい状態だ。10月から医療制度改悪でますます大変な事に。職場では、人間関係が薄くなってきている中、つながりを大切に。区役所の休日開庁はこの10月ぐらいと聞いている。職員の意見を聞かないままだ。一方的なやり方に矛盾もある。我々が訴えていくことが大事、積極的な運動をしよう。

●保育所問題は私たちが 福祉保育支部
保育所の民間委託では、この間全国の集会で訴えてきた。わたし達のたたかいは、人間・組合の原点でたたかってきた。あきらめムードの中でも3月31日までビラまきをつづけた。委託された保育所での問題も出てきている。また、秋の署名にとりくんでいる。自治労はたたかいを競う相手ではない、私たちがどうたたかうかだ。

●誰が評価できるのか 港区役所支部
今年支部長になり、本部川本執行委員を招いて新自由主義の学習会を行なった。「民間コンサルのいう絶対評価。それには自信がない。誰が評価できるというのだ」といった声が。日曜開庁では区連、区長会で話しがすすんでいると聞く。港でタワーベイという超高層マンション400戸の入居もスタートした。市労組ももっと前面に。

●市長マニフェストはNO! 本庁支部
市長マニフェストは職員にとっては納得できるものではない。上山氏のやり方には不満をもっている人も多い。同和問題では、何より関市長の責任が問われるべきだ。何事もトカゲのシッポ切りですまそうとしている。職員は自分で自分を守らなければならないと思っている。職員の働きがいが無くなって来ている。職員の元気を取り戻すための運動を。4月からの指定管理者制度、プールでの事故もそれが原因。人事評価への徹底した論議も必要。

●保健所を守る会10周年 北大阪支部
現在、保健と福祉の連携どころか、目先のことに追われている。保健師は不足している。事務職も専門性があったのに薄れてきている。環境衛生はもっと別なところにあるので、住民ニーズに答え切れていない。集中化の動きもあるという。区単位の機能の充実を。「保健所を守る会」は10周年シンポを10月に行なう。わたし達の地道なとりくみが求められている。

●産休・育休の対応を 婦人部
産休、育休など推進委員会がきちんと対応していない。人勧で短期間職員制度、同じ労働者として許してはならないこと。長時間や育休者への影響も学習していきたい。勤務時間延長問題では、流れは時短。これが市労組といえるような活動をしたい。

●平和の運動に全力 青年部
2001年以降のピースレッドアクションでは24区すべて回り切って、本部青年部として区役所前での平和の宣伝行動を行なった。続くとりくみとしては、「平和ティッシュ」を配っている。平和のメッセージは池田かよ子さん(翻訳家)のやさしい言葉で憲法9条が書いてある。平和についての学習を大阪自治労連青年部行なっている。青年層の拡大をとりくみたい。ぜひ協力を

●市労組加入者の歓迎会 本庁支部
今年3月31日に職場の35歳の女性が市労組に加入し歓迎会を開いた。飛鳥会問題では、かつて私が青年部長をしていたので、小西逮捕の時にいろいろ取材があった。環境事業局では、8月22日からパッカー車などで事故をおこした職員は運転登録抹消(人身・50万円以上の物損)となったが、人身事故にもいろいろある。飛び出しとかもある。「もらい事故」とかあるのに一方的に登録抹消をゴリ押しした。市従はあっさり当局と合意している。こういったことを変えさせる大きな流れに。


市労組定期大会 代議員から熱い討論
【 大阪市労組 第343号-2006年9月15日号より 】

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