大阪市労組第33回定期大会 9月9日(土)ヴィアーレ大阪
●大阪市問題をテコにした労働組合攻撃とたたかい、市民との共同で真の大阪市改革をすすめよう
●査定賃金の導入を許さず、「給与構造の見直し」をはじめとした賃金の引き下げ攻撃に毅然とたたかおう
市労組第33回定期大会は、代議員全員の出席で開催され、20人の発言など活発な討論参加の中、2006年度の方針を代議員全員の賛成で確定しました。
現在の大阪市の状態を、全方向で分析し、市役所労働者として市民とともにたたかうことを誓い合う決起の場となりました。
今年6月12万人余が区役所に殺到秋闘課題は山積み
大会は、佐々木執行委員の司会でスタートし、議長団には谷口代議員(南大阪支部)、三浦代議員(西淀川区役所支部)がその任にあたりました。
成瀬委員長はあいさつの中で「休日の大会にもかかわらず、積極的な出席大変ご苦労さまです。今年6月市、府民税、介護保険、国保で12万4千人が区役所に。窓口に毎日7~800人が来る大変な状況でした。国会では、国民投票法、教育基本法改悪のたくらみが出てきています。この秋に向けたたかっていく課題は山積しています。賃金・労働条件の改悪も必至の状況で余談を許さない」と述べ、大会の成功で市労組運動のさらなる前進を訴えました。
メッセージ・祝電は数多くの労組・団体から寄せられました。
次に来賓あいさつでは、大阪自治労連、大阪市をよくする会、日本共産党大阪市会議員団などから激励を受けました。
議事に入ってからは、2006年度運動方針と当面の闘争方針の提案を谷口副委員長が行いました。また、2006年度会計予算の提案を高田会計が行い、さらに、特別報告「給与構造改革問題」について中山副委員長が説明しました。市労組拡大執行委員の承認についての提案は石水執行委員より、規約一部改正についての提案を竹村副委員長が行いました。
午後からの質疑・討論では4時間をあてましたが、20人の発言があり白熱した論議で時間超過するほどでした。
誰でも安心して働き続けられる職場づくりを
総括本部答弁には阿字地書記長が立ち、「①早期退職制度などの当局の出方はなまやさしくない。どんな区役所をつくるのか、だれもが60歳まで安心して働き続けられる職場づくりなど、市民マニュフェストを。②自己責任が問われる異常な職場状況。現場でおかしいという声を。③秋のたたかいで職場の労働者にいかに早く情報を届け、いかに早く怒りを闘いに④平和のとりくみもまだまだ弱い。もっと積極的な行動を。明日からのたたかいで引き続き頑張りましょう」と、力をこめて締めくくりました。
各議案は、代議員全員の賛成で採択されました。大会宣言は八尾青年部長が提案し、大会スローガンは議長団が提案し、それぞれ拍手で採択されました。
大会は最後に西岡副委員長の発声で「団結ガンバロー」を三唱し、全ての議事日程を終了しました。
大阪市労組第33回定期大会 9月9日(土)ヴィアーレ大阪 【 大阪市労組 第343号-2006年9月15日号より 】 |
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