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2006年10月25日 (水)

10月 告知板

10/25 大阪市対連2007年度予算要望対市交渉①
10/27 公務労組連絡会第2次中央行動
10/28 保健所を守る市民の会10周年記念シンポジウム
10/31 大阪市対連2007年度予算要望対市交渉②
11/1 大阪市対連2007年度予算要望対市交渉③
11/2 大阪市対連2007年度予算要望対市交渉④
11/3 9条の会おおさか集会
11/8 国会要請行動自治労連デー
11/11 大阪自治労連青年部第19回定期大会
11/11 大阪自治研究集会(~12)




10月 告知板
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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賃金ダウンや勤務時間延長など・・・改悪だけの異常な「提案」なのは、タックスイーター(=市職員)との交渉だから・・・!?

市政改革推進会議委員長の上山信一氏は「大阪市役所の職員の厚遇の構図は、実は日本国政府の国民厚遇の構図と変わらない。前者の場合は、職員がタックス・イーターとなって市民の税金を食べる。後者の場合は、現役世代がタックス・イーターとなり、将来世代の税金を食べる。」と述べていました。(05・4・7)

今年の確定闘争では、当局から賃金・労働条件への全面改悪が出され、しかも、例年より一月も早い11月1日を交渉期限として迫っています。なぜこのような異常な提案が続くのか、職員を“ごくつぶし”よばわりする「市政改革」がその背景になっているのです。

労使交渉の常識は、勤務条件の維持向上

私たちが結成している労働組合は、地方公務員法では「職員団体」とされていますが、その第52条に、「『職員団体』とは、職員がその勤務条件の維持改善を図ることを目的として組織する」と規定されています。

また、労働基準法の第1条の「労働条件の原則」には「労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない」と謳っています。それなのになぜ改悪だけの異常な提案になっているのか、労働組合の存在理由そのものを否定する当局の姿勢に怒り心頭です。

市長は説明してや!
ハコもの行政(財政悪化の真の原因)の後始末はどうする!?

財政悪化の原因が人件費だという主張も飛び出す中、「市政改革マニフェスト」によって「人件費の削減」が強く求められ、新規採用の凍結・早期退職制度の実施などが行われています。

1025_1  しかし、この5年間を振り返えれば、人員も人件費も大幅に減少し、経常収支比率を好転させた主たる要因でもあります。人員は本年3月末での退職者が大幅に増えたことにより、一年間で2,257人も減り35,045人になっています。逆に急増しているのは人員不足による悲鳴とともに、メンタルヘルス不全による休職者です。


市当局の改悪提案は、このような職場の困難に追い討ちを掛け、士気を低下させるものでしかありません。市労組連が「到底受け入れることは出来ない」と表明したのは当然です。

人員と人件費を、今後どこまで減らすのか、業務の執行体制も明確になっていません。
いかに市民や職員が我慢しても、「マニフェスト」では、阿倍野再開発事業の収束時の負債額の1880億円を含め合計約3400億円、特別会計以外の負債額のイメージとして約1800億円+αなどと公表しています。いったい、この後始末はどうするのか?市税をムダにつぎ込むのか?

ここが変わらないと大阪市政は変わりません。「変わるまで、変える」と市長が職員に向かって言うなら、これを変える展望を示してから言うべきです。

賃金ダウンや勤務時間延長など・・・改悪だけの異常な「提案」なのは、タックスイーター(=市職員)との交渉だから・・・!?
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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コラム 中之島

▼根をつめた仕事の合間のひと休みに「一服つける」喫煙は、仕事による心身の緊張を和らげる、なんとも言えないものである。「ストレス解消」効果だ。しかし、狭い空間に大勢の人間がつめ込まれる状態が生まれると、そこは禁煙とせざるを得ない。乗合バスや電車、映画館や劇場、ホールなどだ。喫煙が健康に悪影響を与えるというのが定説だ。特に喫煙者自身の被害よりも、そばにいて吸い込む煙の被害の方が強いと言われ、嫌煙権が主張されるようになり公的空間での禁煙が急速に拡大した。

▼その結果、喫煙者は指定された喫煙場所の中に入って煙もうもうの中で喫煙する。囲われた狭い閉じ込められた空間の中での喫煙は、ストレス解消どころではない。ゆったりとした気分など微塵もなく、ただひたすら次に吸える時までに吸っておかねばという強迫された気分と、「惨めな」気分だけがその空間を支配する。もはやストレス解消どころか、ストレスが酷くなるばかりだ。

▼それでも、根をつめた仕事の合間の「一服」は、何にも代え難いストレス解消である。逆にいえばストレスの多い社会になってから、喫煙者も喫煙回数も増え、それが健康被害が言われる元となったのかも知れない。喫煙に代わるストレス解消策をそれぞれがどう見つけ出すか、それが課題だ。




コラム 中之島
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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許すな!!勤務時間延長 実質30分の延長提案に怒りの「声」 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを

大阪市当局は、「15分の休息時間を廃止、休憩時間を15分延長し1時間に、1日あたりの勤務時間を15分延長し8時間に」と提案していますが、実質30分の時間延長になるもので断じて認めることができません。市労組は、これまでも保育所職場など要員不足や繁忙によって昼休みの45分休憩すら満足にとれていない現状の改善こそ、ただちに行うべきだと追及してきました。また、労働時間管理の使用者責任の追及とサービス残業の根絶に向けたとりくみも強めてきました。こうした中での勤務時間延長提案に職場では怒りの声があふれています。

これ以上の延長は個人の生活が崩され時代の流れに逆行!!

(勤務時間延長提案についての意見)

●これ以上の延長は個人の生活が崩され時代の流れに逆行する、許されない。
●今でも体力いっぱい、気力いっぱい働き、家に帰るとぐったりという中で夕食の仕度にかかっているのにこれ以上延長になるとどうなるか、働き続けられるか不安です。子どもが「お母さんお家にいて」「いっしょにいて」とあまえてくるのに、なかなかゆっくり接してやれないし、こんな世の中だから子どもをゆっくり受け止めて・・・と思うのに時間が無くて、わが子のことも不安になります。
●通勤時間が長く家の近くの病院にも通うことができない状況なのに。
●今でも実体の無い休憩時間なのに1時間になっても取れる方向性は見えない中、勤務時間のみが延長されることはつらい。
●休憩時間も取れてないのに、労働過重になるばかり、どうして延長しなければならないのかわからない。
きっちり休憩が取れるようになってから考えてください。
子どもを保育所に預けるので通勤も含めて考えると間に合いません。どうしたらいいのか困っています。

●休憩時間45分は難しい60分になるとなおさら取れない中での延長は許されない。労働時間の短縮が必要なのに逆行している。
●今でも保育所を出るのは6時過ぎ、時間延長すると、今度は6時半過ぎまで職場にいることになりそうです。6時過ぎになると夜の諸行事にも参加できなくなりそうです。5時半が限界です。
●これ以上の休憩など今の状態では無理だし、毎日くたくたなのできちんと休憩、休暇、要員が取れるようにしてからにして欲しい。事務職と違うことを前面に出して時間延長にならないよう運動して欲しい。
●とんでもないことです。労働時間を短縮して個人の生活時間を保障しないと、生活が破壊されていく。疲れもとれず、子育て中の人は仕事が続けられないか、子どもを産むなどできないことにもなる。親の介護などの負担もより大変になる。
●今年4月育児休暇から復帰し、6月から賃金カットされながら5時から5時半の30分間の育児時間を取っています。それでも毎日5時に帰れるわけではありません。今は5時半に職場を出てもお迎えに間に合いますが、今後6時までの勤務になれば、お迎えにも間に合わなくなります。

●今でも家にたどり着くと7時です。家で過す時間が少なくなって家族との団欒、自分の時間が減り睡眠時間を減らせないので精神的にリラックスできない。仕事を持ち帰ることも多くますますくつろぐ時間が少なくなっています。これ以上延長されると明日の仕事に影響が出ます。
●拘束時間が長くなり緊張が続き肉体的にも精神的にも疲労が重なっていく。通院時間も取れなくなる。定年前に病気になりそうで心配。(あと6年)
●信じられない気持ち。
●延長になると働くことは全く不可能。やめるしかない。
●時間の延長が決定なら、休憩時間の保障をして欲しい。休憩のための人員を増やすとか、必ず休憩が取れるシステムを示して欲しい。

●それでなくても15分20分の超勤はつけてないのに、休憩時間も満足にとって無いのに事務職と同じように一律にするのはおかしい。休憩を取っていても電話や親の対応、子どもの発熱など途中で中断することしばしば。
●子育て真っ最中の私にはとてもしんどい!やめろといわれているのかと思う。わが子と過す時間が無い。
●職員の家族はどうなるのか?小さい子どもを抱えている人は大変だ。そうでなくとも疲れがたまる。
●保育の仕事が年々過密になってるうえ勤務時間が延長されると身も心も持ちません。せめて休憩がきっちり取れればいいのですが・・・。それにしてもこれ以上の延長は受け入れがたいです。
●このままズルズルとされていくのには我慢できない。働き続けていけるか不安です。

●学童のお迎えが間に合わなくなる。未就学児の時間短縮だけでなく、各過程にいろいろな事惰があるのでそういうことも考慮して欲しい。
●ありえない。するなら給料上げてもらわないと納得できない。子どもがまだ保育所なのでどうしようか悩みます。これから何年働き続けられるかも不安です。時短に逆行しているので絶対おかしいですがどうしてもしなくてはならないならせめて通勤時間を短縮できるよう異動を考えて欲しい。
●休憩を外で取ることのできない状態ではさらに拘束時間が長くストレスがたまる。家事、育児その他家で過す時間が短くなると支障をきたす。
●乳幼児を抱えている女性労働者は厳しいと思う。賃金が安くなっても子育て真っ最中の女性には労働時間の短縮を望む。
●困ります。子育て中は1分1秒でも早く帰ってあげたい。日々の生活に余裕もゆとりもなくなってしまう。職場で勤務時間を伸ばしたからと何か利点があるか疑問。子育て支援で他人の手を借りても子どもは喜ばない。自分で子育てできる支援が本当の支援だと思う。

●本庁で過労による自殺者が出たという。このままでいいのか関さん。
●世界は勤務時間を短くしているのにぎゃこうしてます。健康を守るために時間短縮を
●朝夕どちらに伸びるのかはわからないが生活リズムが今までと変わってくるので不安(保育所へ迎えに行く時間)
●何を求めているのかわからないが…働きにくくさせてやめさせたいのだというのがひしひし感じられる。
●休憩時間が取れない分超勤手当てを出すべき。

●日本人は働きすぎで「過労死」という言葉も世界に知られているところです。これ以上の延長はおかしい。人間らしい生活をするためにも子どもの育ちのためにももっと勤務時間は短縮されるべきです。即健康破壊につながります。
●職場実態を調査して欲しい。
●着替え時間は勤務時間に含まれないということで、5時半すぎてから着替えている。休息時聞に着替えるのはだめなの?遅出も子どもが帰っても45分すぎてから着替えるといわれたのだが…超勤しても事前に申し出がないとつけられない、行事前準備で明らかに残っていても。
●勤務時間が延長されても改善されるとは思えない。
●世界的には時短、フレックスなど勤務時間の様式はいろいろになっているのに。なぜ今延長することが必要なのか?

●国家公務員に準ずるということだが休憩を取ってないなか9時間勤務になるのは、準ずるに値するのか疑問。少子化対策に逆行しているのではないか!
●保育職場では、問題があり過ぎると思う。まず、休憩時間にからんで延長するなら、現在きちんと休憩時間が取れているという現状があっての休憩時間拡大にともなう延長だと思う。しかし、実態は取れていないし、その条件すらない現在の実態のままでの延長はサービス労働の拡大でしかないのは言うまでもない。労働組合がそれを認める訳もなく、まず「45分をしっかり取らせよ」を前提にしての論議をすすめるべきと思う。また、女性労働者の働く権利を奪うものであるので、その観点でも反対運動をくり広げていくべき。
●子どもを産んでから私がいちばん強く要求したいのは、一日の労働時間の短縮です。小さい子どもをもって働く女性にとって仕事が終わるとダッシュで保育所に迎えに行き、帰宅後も家事・育児をこなすのに目一杯な毎日です。少しは自分の時間もほしいし、子どもとも、もう少しゆったり関わりたい・・・そう思うのはぜいたくでしょうか。
●私の娘は中学生になり、小さい頃の慌ただしさはなくなりましたが、あの頃持った強い思いからすると、徐々に時間延長になっているのは信じられない気持ちです。保育所職場では、自由に一時間も休憩なんて取れません。そんな実態の職場感情でいうと時間延長は拘束時間が増す以外の何ものでもありません。)
●時間延長に伴って休憩時間も長くなると聞いていますが、現在でも45分の休憩も取れず20分~25分取れたらいい方です。休憩時間も取れず時間延長では体がもちません。遅出、会議、時間延長等で、家庭で子育て中の人にとっては大変なことだと思います。

●今の勤務の中で休憩時間がきっちりととれるかといえば、ほとんど取れません。休憩していても、子どもに関わっての親応対や電話が入れば休憩はとんでしまいます。取りたい気持ちはありますが、常時子どもたちがいるので、必ず子どもたちをみてもらえる人員がなければ休憩など取れません。子どもたちの安全を守りながら、職員の休憩取得のために絶対要員を。こんな状態の中では時間延長は絶対許すことはできません。
●今ですら休憩、休息が思う様に取得できていないのに、今後も確実に取れる確約もない中での勤務時間延長は単なる労働強化にしかならない。保育所に迎えに行かなければならない人は働き続けるなという事か?年齢も重ねて、8時間労働が厳しく、働き続ける事がより難しくなってきて、この先不安ばかりです。賃金は減る一方、労働意欲がなくなります。時間延長は実質、タダ残業にしか過ぎない、もうごめんだ。
●休憩を取る保障もない中では、実労働が長くなることに・・・。休憩取れず、休みもとれず、仕事の中身は濃くなり、ヨレヨレです。給料も減り・・・。気力がどこまで続くか・・・。
●ほんまに過労死させたいのか?って感じですよね。労働時間伸びるのはやだよ。通勤するだけでも大変なのに。それも労働と見てほしいです。休憩がきっちり取れるなら仕方ないけどどう考えても無理やねんからやめてもらいたいなぁ。
●私も、市職の職場委員をしてるんですが、大阪市の職員の中にも、大阪市民がいてんねんから、市長は職員のが働きやすい環境をつくるからとか言ってたのに、福祉職場の実態をもっとしらなあかんと思う。教師も精神的にまいって休職してる人が多いやん。保育士もそんな人が、増えてるらしいし。子育てでけへんやんね!休日を消化するだけでいっぱいいっぱいやし。結局は、子供にしわよせいくのがわかってない!思いつくままで書きました。

●子育て中の人たちは、便宜供与(無給)の制度はあるけれど、毎日になったらばかにならない。それが30分も増えたら、生活はどうなるのかと不安がっている。そのうえ便宜供与は申請したら毎日時間を書き込まなくてはならない。まるで使ってほしくないとでも言ってるかのようだと言います。若い世代の人に希望を与えられない職場は活気を失います。仕事も生活もやっていける職場をつくるうえで、勤務時間延長は認められません。
欠員をかかえたままの要員配置の中で、多忙極まる生活保護現場では、勤務時間延長ではこれ以上の労働強化となり、ごめんです。
●頭にくるわ。時代に逆行してるよ。未来がないな。(50代 建築職)
●嫌やな。誰でもな。(50代 電気職)
●どうしてするんなら、始業前に前倒しを。(50代 建築職)
●仮に6時に閉庁となると、おかしくなる。6時から夜の部が始まるのだから。切れ目がなくなる。

●元々、始業が9時15分として生活をしていたのであり、8時30分となると5時起床となり無茶苦茶や。(50代 機械職)
●国の延長に合わして延ばすというのはけしからん。地方自治やないか。(50代 機械職)
●困るな。歴史に逆行するよ。未来はない。(50代 電気職)
●窓口職場では、現在の勤務時間で5時30分まで来客者対応をすると、その後何がなくても、後かたづけ等をすれば6時を過ぎることが多くある。勤務時間が6時までになれば、当然6時30分をまわることになり、現状より1時間以上勤務時間が長くなり、大反対である。むしろ、現状勤務時間は5時30分までとし、昼休み休憩を1時間にするよう要求する。
●たまりませんな。今でもくたくたやのに!

●銭が減らされ、労働時間がさらに延ばされたらかなわん。若い人は後数十年あるからかわいそうだ。共働きの人は大変だ。組合よしっかりせよ。
●とにかく腹が立つ。未来はない。みんなで頑張って跳ね返そう。
●延びたらかなわんな。当局は15分休憩分のサービス残業をなくせると言っているようだが、ごまかしのやり方だ。
●健康で定年まで働き続けるのは大変です。特に女性は家事・育児に時間をとられ、帰宅してもゆっくり休めないのが現実です。仕事が増えても人が増えず、職場は忙しくなる。一方的に切り下げられるのを許すことはできません。個人的には、母親が年々弱くなってくるので、時間延長になったらどうしようかと不安です。無給にされたら便宜供与を使うことになるかも?
●賃下げの上に時間延長!絶対反対だ!!

●賃金・労働条件切り下げの上に、さらに時間延長とは許せない。労働時間延長は時代に逆行するし、その必要がどこにあるのか根拠も全くない。当局は「大阪市問題」を理由にした、労働者いじめの悪のりを直ちにやめるべきだ。
●市民いじめ、職員いじめのマニフェスト強行で職場は大変。精神的ストレスはこの間3~4倍になった気持ちだ。実際に今、係長で1~2名のメンタルがある。この時期の延長は病人を増やすだけだ。(50代 事務)
●子育て支援を標榜しながら、子育て世代を直に攻撃している矛盾に気付いてください。また、子育て中でない職員にとっても、仕事のモチベーションを下げさせるに充分です。(30代 事務)




許すな!!勤務時間延長 実質30分の延長提案に怒りの「声」 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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休憩時間が取れない理由あれこれ!!(保育職場休憩・休息時間取得アンケートより)

*乳児クラス

●早く目覚める子が多いため
●ずっと保育室にいないとだめなので
●落ち着いて取れない。調乳室でお茶を立って飲むだけのことも
●環境が整っていない。現場を離れるのは困難。短時間で子どもが起きてくる。
●行事、自分の仕事などで忙しい。

●午睡後30分ほど昼食を取りながら休憩
●子どもが寝ている問にノートを書いて、その後クラス的な打ち合わせをしているので、結局子どもが起きてきて取りきれない。
●取ったり取れなかったりいろいろ、まともには取れていない。
●子どもが午睡してから食事するので、その間が休憩という感じです。
●食事中ぐらいが休憩で、ノートを書いたり子ども、保護者の様子など保育士同士で確認連絡などをしている。

●休憩室が無い。9時~4時は子どもと一緒で離れることができない。4時以降取れるときは取っているが、本来の休憩とは言えず、子どもから離れる場所が無い。
●休憩室が無い。お茶を歓んでいても、子どもが起きたり職員に呼ばれて立っことがほぼ毎日。
●休憩中も子どもが起きてきて来ることが多いので、ゆっくり休憩を取ることができない。
●ノートを座って書いているので(子どもの午睡中)休憩になると言われ、休憩室も無く、子どもからも離れられないため、本来の意味での休憩は取れていない。
●ついつい流されている。取ろうとするのも疲れる。子どもを寝かせながら、ちょっと身体を伸ばすことはしている。遅出のときは30分以内、子どもから離れて休憩しているが、あんまり休んだ気がしない。

*幼児クラス

●行事前など取れない日が結構ある。
●取れているに○をつけたが取れていない日もある。特に運動会前はとれなかった。
●全く取れないわけではないが、特に9月は運動会前ということもあり、昼間もすることがあってほとんど取れなかった。一人担任は交代要員が無く難しい。
●保育に入ってくれる人がおらず、保育から抜けられない。
●取れない日もある
●行事が近づくと取りにくい。人員不足、休憩のための人員が要る。

*クラス担任以外

●8月までは何とか少しとる工夫をしていたが、業務が忙しすぎて9月以降は取れないことがほとんど。
●事務所でフリーの仕事をしているときだけ15分ほど取れるが、クラスに入ると取れない。




休憩時間が取れない理由あれこれ!!(保育職場休憩・休息時間取得アンケートより)
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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こんな状態だから休憩が取れない!!(保育職場休憩・休息時間取得アンケートより)

*乳児クラス

●子どもたちが早く目覚めるため、うまく交代もできないし、代わりに入ってくれる人もいないので休憩としては取れていない
●保育室で子どもを見ながら取っている状態。こんなのは休憩じゃない。
●休憩室で取ると、他クラスとの交流になりよいと思うが、仕事が詰まっていれば取れなかったり、慌しく取ることも。
●職場から離れて休憩を取りたいときもある。
●子ども一人ひとりの午睡時間が異なるためと休憩室が無いので、やむを得ず保育室で取っている。

●起きてきたり、おしっこ、ウンチの世話といろいろ忙しく落ち着いて休憩を取れない。
●コーヒーを保育室で飲むだけ。
●休憩が欲しい。
●保育室でなく、休憩室でゆっくりと45分間取りたい。
●幼児クラスが休憩を取るために乳児から交替応援をしています。だから、応援をする人はなかなか休憩が取れません。

●交替でも一斉でも良いのだが、やはり「とるぞ~」と勢い込んでおかないとズルズルとなって取れない。
●45分の休憩を取りたくても、交替で行くので無理。また休憩室が無く、:更衣室に行くが狭いので保育室で横になる。、
●休憩室が狭く部屋で横になったりしていますが急に泣いておきたりすることもあり、そんなときはゆっくりできないこともあります。
●子どもが寝ているときに横になったりして休憩。
●更衣室が休憩室の変わりうをしているが実際には休憩になっていない。

●保育室にいて食事をしながらいっせいに休憩というのでは、休憩ではない。
●休憩の場所は無い調乳室で床に座って取るが、午睡中は帳面を書きながら、4時以降でもお迎えで呼ばれたりして本来の休憩ではない。
●保育職場で休憩を取るためには要員が不可欠である。
●更衣室は狭いので取りにくいが今後考えていこうと思う。2、3歳児が隣…同士で2人で時間を決め10~20分子どもを見ながらお茶を飲んでいる。

*幼児クラス

●3歳児クラスは乳児保育士の応援で取れている。非常勤保育士がいるときは入ってもらっている。
●フリーや乳児担任保育士が交代に入ってくれるがいろいろな事情では入れないときは取りにくい
●5歳児も午睡しているので交替で取るようにし、単数担任のところとカバーし合っている。しかし5歳児の午睡がなくなるとやりくりができるか?
●9月から午睡がなくなり、障害児3人は午睡するので、寝かせるほうと分かれるのでなかなか難しい。他のクラスからの応援も難しい。お茶を飲むだけの休憩になっている。
●日によって乳児から応援に来てくれる。

●思い切って休憩を取ればいいのだが、雑務に追われてなかなか取れない。
●とりあえず、子どもから離れて一息つくことはでき、他保育士と交流はできる。しかし事務所の奥ということで仕事の話が多くなっている。また日誌など書いていることもある。
●午睡中なので担任が交替で取るようにしているが45分は無理。
●複数なのでクラスでやりくりしている。
●休憩が取れるだけのスペースが必要。狭い。事務所の隅では取りにくい。仕事と混同する。

●障害児対応で複担、状況により取りにくいこともある。3歳児は2歳より応援する。非常勤さんがおり休憩してもらうので努力している。
●短時間お茶のみ程度。交替で取っている。
●3歳児は4人担任なので交替で取っている。4、5歳児は合同にし、まいにち13:30~14:15乳児から応援(主に非常勤さんが毎日交代で1人はいっている。

*担任以外

●時間があるときは更衣室で取っていたが、今はゆとりなし。
●休憩は散る努力をしているが45分取れるわけではなく忙しいときは全然とれずの状況の中でどのように全員の休憩を保障するのか現場努力でなく、局としてマニュアルを作って欲しい。




こんな状態だから休憩が取れない!!(保育職場休憩・休息時間取得アンケートより)
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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10月から毎月第4日曜に区役所開庁

 大阪市は、「市民の皆さんがより利用しやすい窓口サービスをめざす」として、今月から、来年3月まで、毎月第4日曜に全区役所(出張所を除く)を開庁し、住民情報課・保険年金課の一部業務の施行をはじめました。開庁時間は、9時から13時30分とし、勤務した職員は半日の代休での対応となっています。しかし職員の勤務・労働条件について十分な協議はされてきませんでした。こうした中での施行に職場からも不満の声があがっています。


◎日曜開庁について

●世間が労働時間短縮に向かっているのに逆行している。
●民間労働者が影響を受け例えば公務員も日曜日働いているのだから働けといわれるのではないか。
●1Fのみ開庁(住民情報課、保険年金課のみ)であることから住民サービスの観点からは疑問
●日曜日の区役所開庁は市民の方にはありがたいと思いますが、働いている子育て世帯の方に影響があると思います。もし施行するなら、とりあえずは月一回試行してみて来庁者の意見などを聞いてみてはどうかと思います。
●日曜開庁について「どうなるのやろー」堺市は政令指定になるので、毎週日曜9時~5時で開けるらしい。「ご時世でしかたない」が忙しくなるよなぁー」

●日曜開庁するなら代休当たり前!しかし、代休取れるよう人くれるのも当たり前!
●市民のニーズに答えるのもいいけれど、しわ寄せするのは、いや!それに、出勤時間ばかりタイムカード式になっているけど、実際は休憩もとれず、持って帰って仕事してる!時間でしばるなら、残業手当てだせ~って感じです!!
●費用対効果を明らかにせよ。
●民間労働者が影響を受け例えば公務員も日曜日働いているのだから働けといわれるのではないか。
●なぜ休みの日に働かなくてはならないのか。

●9:00~13:30の開庁だが結局一日仕事になり半休代休では理解できない。
●市民が必要としているか疑問に思う。金曜の延長もほとんどこない。市民サービスなら他にやるべきことがあるはず。
●H区は所属もはっきりと反対と主張している
●部分開庁(住民情報課、保険年金課のみ)であることから住民サービスの観点からは疑問
●日曜開庁で、また代休とかやったら、人員削減されてるのに、平日どうやって、仕事するねん(`´)せめて超勤対応にするとか、来庁予約制にするとか、なんか対策してくれよって感じ。何人くるかわからん市民のために、職員出したら、平日にシワ寄せ来ますねん。金曜も10時半までどんだけシワ寄せ来てると思ってるねん(`´)「住情と保険だけで、介護、児童関係の係はやってないって、意味ないですやん(-_-#)大阪市は、市民のためにこんなサービスやってまっせって、世間にPRしたいがために、あたしらが動かされてるとしか、思えん(`´)何もかも、現場のこと考えんと、いったい誰が決めるねん( ̄^ ̄)うちの係なんか、人員削減で、毎日、課長、代理作成班座ってる状態です。そんな状態やのに、選挙やら入ってきたら、どないなることやら」




10月から毎月第4日曜に区役所開庁
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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市労組レーダー

>>市対連2007年度予算要望交渉にご参加ください

 大阪市対策連絡会議(市対連)は19団体・労組で構成し、毎年次年度の予算に対して市民の切実な要求を実現するため、要望書を提出しています。要望書に基づき、下記の日程で大阪市との交渉を行いますので、ご参加ください。

①10月25日(水)西成区民センター 15:00~17:00 17:30~19:00

  要望
   ・震災など災害に強い安心・安全の豊かなまちづくりのために
   ・公害・環境行政について
   ・住宅・土地行政について
   ・平和憲法の原則を生かし、市民に開かれた市政の実現のために
   ・市民生活を支える健全な市財政の確保と運営のために

②10月31日(火)中央区民センターホール 15:00~17:00 17:30~19:00

  要望
   ・一般施策の名をかりた「同和行政」は速やかにやめること
   ・教育基本法を守る生かす教育行政を(同和教育の終結を)
   ・労働福祉行政の改善を図るために
   ・次世代育成支援の充実で少子化対策の強化を(保育・学童保育・青少年施設など)
   ・教育基本法を守る生かす教育行政を

③11月1日(水)市役所地下1階会議室 13:00~15:00 15:30~17:30

  要望
   ・保健・医療行政について
   ・交通行政について
   ・障害者、福祉施設について

④11月2日(木)中央区民センター会議室 15:00~17:00

  要望
   ・国民健康保険行政について
   ・介護保険、高齢者施策について

※連絡先 大阪労連・大阪市地区協議会(℡06-6351-9954)

>>こころのリフレッシュセミナー
 ~メンタルヘルス対策のヒントを見つけてください~


●とき 11月16日(木)午後1時30分~4時40分
●ところ エルおおさか南館5階南ホール
●内容
   ①「自律訓練法入門」
      ~心身リフレッシュのためのセルフケア~
     講師(財)関西カウンセリングセンター
     自律訓練法認定士 本間立子氏
   ②「ストレス度チェックとメンタルヘルス対策」
     講師 日本うつ病学会理事
     前久保クリニック 院長 前久保邦昭氏
●参加費 無料
●定員 100名(定員になり次第締め切り)
●主催 大阪府 大阪府勤労福祉推進者懇談会
●運営 財団法人大阪労働協会

※申し込みは、直接、電話・FAX・E-mailで(財)大阪労働協会まで
TEL 06-4790-8951 FAX 06-6942-1735
E-mail kikakukeihatsu.ork@jupiter.ocn.ne.jp



>>くらし、平和を守る11・16府民大集会


 11月16日に「許すな!憲法・教育基本法改悪、大増税!」と題して府民大集会が開かれます。みなさん怒りを持ち寄り扇町公園に集結しましょう!

●日時 11月16日(木)
  18:30~パフォーマンス
  19:00~集会
  19:30~デモ行進

●場所 扇町公園
●主催 くらし、平和を守る11・16府民大集会実行委員会




市労組レーダー
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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2006年10月 1日 (日)

10月 告知板

10/13 現業統一闘争・自治労連第1次統一行動
10/13 大阪自治労連市内協第15回定期総会
10/14 市役所退職者会コリアタウン・ウォッチング
10/17 大阪自治労連市民課職場交流会
10/18 臨時国会での悪法阻止中央集会
10/21 全国地方自治研究集会
10/22 大阪自治労連青年部「わいわいサミット」
10/27 公務労組連絡会第2次中央行動
10/28 保健所を守る市民の会10周年記念シンポジウム
11/3 9条の会おおさか集会



10月 告知板
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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許すな!!勤務時間延長 当局、実質30分の延長提案 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを

大規模開発や同和行政のツケを市民・職員にまわすな!!


大阪市は、大阪市人事委員会報告・勧告の内容を基本にマイナス給料表を作成し、年末一時金で「所要の措置」を行いたいとしています。同時に給料表構造改革・査定昇給について、4月実施に向けてすすめていくとともに、勤務時間についても「休息時間の廃止、休憩時間の15分延長、勤務時間の週40時間化」を4月実施にむけて協議を求めてきています。

 市労組は、組合員の生活悪化に歯止めをかける立場で、マイナス給料表と「所要の措置」や査定昇給を前提にした給与構造の見直しに反対します。また、理由についても説得力のない勤務時間の延長については、断固認められない立場で奮闘します。


市当局の提案
①15分の休息時間を廃止する。
②休憩時間を15分延長し1時間とする。
③1日あたりの勤務時間を、現行の7時間45分から15分延長し8時間とする。
④実施は、2007年4月を目途に検討したい。

2006101

●休憩時間の実際の取得時間  1日平均27.7分
●休息時間の実際の取得時間  1日平均 7.8分

2006102


休憩すらまともに取れない職場実態を放置したままでの時間延長

地方自治体に働く職員の勤務・労働条件は、原則として労働基準法が適応されます。労働基準法は労働条件の最低基準を定めることを目的とするものであり、自治体職員の労働条件は、条例で定める場合であっても、労働基準法以上でなければなりません。

 この間、市労組は、大阪市が労働時間管理の使用者責任を果たしていないことに対して、使用者責任の追及とサービス残業の根絶に向けたとりくみを強めてきました。団体交渉における問い質しや、具体的な折衝により、人事当局の指導と職場対応の違いの是正や8時間勤務を超える場合の15分休憩の追加の扱いなどについても明確にさせるよう迫ってきました。

 今回、「休息時間の廃止、休憩時間の15分延長、勤務時間の週40時間化」が当局から提案されていますが、実質30分の時間延長になるもので断じて認められません。これまでも保育所職場など要員不足や繁忙によって45分休憩すら満足にとれていない現状の改善こそ、ただちに行なうべきです。


労働時間延長ではなく十分な要員確保を

 人事院は今年、民間の労働時間についての調査を行っています。その調査では、民間労働者の勤務時間は週38時間45分という結果でした。これは現行の私たちの勤務時間と一致しています。世界的に見ても、日本の総労働時間はフランスやドイツよりも400時間も長い1954時間になっています。

一方では、雇用の多様化で正社員からパート、アルバイトなどの短時間雇用労働者が増えたりサービス残業が横行しているのが現状で、自治体労働者においても慢性的な要員不足に陥っています。今、市当局に求められているのは、国の意向に沿って、勤務時間を延長するのではなく、職員が十分な市民サービスを果たせるよう労働環境を整備することです。

 市労組は、10月5日に市当局に対して、市民サービスの向上と市役所労働者の健康・安全をはじめとした労働条件の維持・向上のための要員確保についての申し入れを行い、市民・職員に新たな負担を強いることのないよう強く求めました。


許すな!!勤務時間延長 当局 実質30分の延長提案 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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コラム 中之島

▼安倍新首相は最初の会見で「美しい国」を政策として表明した。余りの現実との乖離に驚く人も多かったろうが、現実が「美しくない」からこそ「課題」となるのだろう

▼ところでこの「美しくない日本」の現実はというと、詐欺商法に始まり違法商法、贈収賄、職権乱用、論文資料捏造、強盗、幼児殺し、…まあ、地獄で待っているネタには事欠かない有様。単に富士山がゴミの山といった汚さどころではない

▼日本をこれほど汚くしたのは安倍首相の先輩たちである。ことに先の小泉首相は「構造改革」とか「努力が報われる」などと言葉を弄んで、その先輩たちに比べて何百倍も何千倍もその速度を速めた

▼その得意の「民営化」は日本を汚した「最優秀賞」である。「金儲け第一」を誰にも遠慮無く推し進める規制を取り外した。国鉄がJRに、そして同じように色々なモノが民営化されて、「安全」、「安心」、「公平」、「信頼」などという公益が全て「私益」の犠牲にされた。それも恥も外聞もかなぐり捨てて…

▼だから安倍首相の言った「構造改革を引き継ぐ」ことと「美しい国をつくる」ことは全く矛盾する。引き継ぐのは全く別の、小泉首相の「意味のない言葉の弄び」なのかも知れない。「美しい」には何の意味も無く「汚い」でも何でもいいのだろう。


コラム 中之島
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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人事考課シート あいまいな基準、成果主義に直結?問題は山積み!給与構造の見直しと新たな人事評価制度による賃金リンクを許すな!

2006103 自己評価についてほとんど説明もなしに実施

 大阪市当局は、新たな人事評価制度を一方的に導入し、9月30日基準で最初の評価の実施を行なおうとしています。それにより内容についてほとんど説明もないままに全職員が人事考課シートの記載を求められ、職場では不安と不満が渦巻いています。

 人事院は、2007年1月1日の昇給について、「勤務実績の判定基準」が整備できないため結局従前の基準により行うとしています。国でも不十分な内容について拙速に実施できない状況のもとで、当局の一方的・恣意的な判定で昇給など賃金に格差をつけることを認めることはできません。

 市労組は、新たな人事評価制度については、管理運営事項だとして交渉もせずに一方的に導入したものであり批判的な立場ですが、自己評価シートの記載をはじめとして評価にあたっての客観性と説明責任を最後まで追及していくことにしています。


賃金へのリンクを許さず 公正性・中立性・安定性・専門性の保障を

さらに、賃金へ連動させないことを前提に、あくまで公務効率と職員の能力向上を目的にさせるためにも、「制度の妥当・合理性」、「全職員の納得性・公正性」、「労働組合のチエック機能の保障」を求めていきます。

 また、「給与構造の見直し」については、「査定」賃金導入に反対の立場から、賃金・労働条件の根本的な変更を迫るものとして徹底した労使交渉・労使合意を求めていきます。同時に、民間では、短期の実績評価にもとづく成果主義賃金制度が「破綻」の状況にあること、自治体では「住民本位の公務・公共サービスを進めるうえで弊害」となることを明らかにしていきます。さらに、憲法の理念にもとづく「全体の奉仕者」として、公正性・中立性・安定性・専門性を保障し、職場の協力関係や組織的に職務を遂行する体制の確保などの要求を掲げ、職場合意を広げたたたかいを展開していきます。


人事考課シート あいまいな基準、成果主義に直結?問題は山積み!給与構造の見直しと新たな人事評価制度による賃金リンクを許すな!
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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シリーズ労安 2005年2月実施、「いのちと健康を守るアンケート」の集約結果より(市労組)

<今回の調査の回答は一般事務(区役所)と保育士がほとんど、集計もこの職種に限って行いました>


全般的な健康状態ではほぼ3分の1の人が「やや健康でない」「健康でない」と答えており、何らかの不調を訴えています。また、翌日への疲れの持ち越しでは、40%の人が「持ち越す」と答えていて、保育士では60%もの人が「翌日に疲れを持ち越す」と言います。仕事関連でのストレス感は84.1%で、個人的問題でのストレスの68.6%より多くなっています。

以上から分かるように職員の多くは、ストレスを感じながら、体の不調を感じながら仕事をしていると言えます。厚生労働省の「職業性ストレス簡易調査票」による項目では身体症状とメンタル症状に分かれ、メンタル症状では活気、イライラ感、疲労感、不安感、抑うつ感に分かれています。

身体症状やメンタル症状の疲労感(ひどい疲れ、へとへと、だるい)は保育士が半数以上と非常に高くなっていますが、反対に一般事務では活気(活気が沸かない、元気いっぱい仕事ができない、生き生きとしない)で80%の人が症状を訴えています。

また、ストレス要因では仕事量や質的負担を保育士では8割、9割と大方の人が訴えていますが、一般事務では「働き甲斐がない」「方針に意見反映できない」「自分の技能・知識が使えない」「仕事内容が自分にあっていない」と訴えている人が半数にのぼります。現在の保育所と区役所職場の実態を表しているといえます。

メンタルヘルス不全になる職員が増加し、一つの係で4~5人も一度に病気になっている実態があります。自殺者も後を絶ちません。大阪市は使用者責任として職員の健康状態(特にメンタルヘルス面)の実態の把握とその要因の検討、そして早急に職場改善の取り組みを行うべきです。

職員が健康で生き生きと働いてこそ、いい仕事ができます。市労組としても今回の結果を検討し、今後のメンタルヘルス対策や健康で安心して働き続けられる職場づくりのとりくみに活かしていきます。


シリーズ労安 2005年2月実施、「いのちと健康を守るアンケート」の集約結果より(市労組)
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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市労組レーダー

>>乱脈同和行政ストップ 10・3市民のつどい

 大阪市をよくする会と大阪市対策連絡協議会は10月3日に中央公会堂で、市民本位の市政改革と不公正乱脈な同和行政の全容解明と終結をめざそうと「市民いじめの『市政改革』ノー!乱脈同和行政ストップ!10・3市民のつどい」を開催しました。

 集会では、大阪市をよくする会の福井朗事務局長が経過報告と問題提起を行い、大型開発や不公正・乱脈な同和行政があたり前に行われてきた大阪市政の問題点を指摘し、敬老パスの存続を勝ち取ってきた世論の運動の成果を紹介し「こうした運動のうねりが市民本位の市政改革と乱脈な同和行政の終結につながるチャンスだ」と呼びかけました。

 「大阪市政を市民の手に取り戻そう」と題して講演を行った伊賀興一弁護士は「大阪市政全体の土台に同和行政がある」と指摘しました。そして「こんな大阪市政を市民の手に取り戻すには、同和行政の表面的な手直しではなく、人権協会などとの癒着を精算し、同和教育を廃止するなど根本からの改革ができる市長を選出することが市民に残された最後の手段だ」と指摘しました。

 その後、大阪市をよくする会の成瀬明彦常任幹事が「市民がつくる市政改革ビジョン」ついて提案。大阪市民ネットワークの藤永のぶよ代表は、芦原病院問題で關淳一市長らを告発した報告を行い、怒りのリレートークでは市民いじめの「市政改革」に対する発言や同和行政終結に向けた決意が語られました。


>>シンポジウム「市民の健康・安全・安心の最前線」

 保健所を守る大阪市民の会総会のご案内

 保健所を守る市民の会では、1995年11月の結成以来のとりくみを振り返っての記念レセプションを開催するとともに「市民の健康・安全・安心の最前線」をテーマにしたシンポジウム開きます。ぜひご参加ください。

●と き 2006年10月28日(土)Pm2:00~4:30
●ところ M&Dホール
●シンポジウム「市民の健康・安全・安心の最前線」
   コーディネーター 井上賢治会長
   シンポジスト    水嶋  潔(東大阪生協病院医師)
                飯田 秀男(全大阪消費者団体連絡協議会)
                藤永のぶよ(大阪市民ネットワーク)
                中村 寿子(近畿水問題合同研究会)

※問合せ 保健所を守る大阪市民の会(06-6208-8798)


>>「作って・食べて・考えよう」 大阪自治労連青年部わいわいサミット

 大阪の自治体に働く青年のみなさん!!府下のいろんな職場ではたらく青年が集まり交流できる企画ですよ。誘い合って参加してみては!!

●日 時 2006年10月22日(日)10時~16時
●会 場 浜寺公園・大阪府立羽衣青少年センター
●参加費 1000円ポッキリ
※詳しくは市労組青年部(TEL6208-8798)まで。


市労組レーダー
【 大阪市労組 第344号-2006年10月11日号より 】

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