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2006年10月25日 (水)

許すな!!勤務時間延長 実質30分の延長提案に怒りの「声」 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを

大阪市当局は、「15分の休息時間を廃止、休憩時間を15分延長し1時間に、1日あたりの勤務時間を15分延長し8時間に」と提案していますが、実質30分の時間延長になるもので断じて認めることができません。市労組は、これまでも保育所職場など要員不足や繁忙によって昼休みの45分休憩すら満足にとれていない現状の改善こそ、ただちに行うべきだと追及してきました。また、労働時間管理の使用者責任の追及とサービス残業の根絶に向けたとりくみも強めてきました。こうした中での勤務時間延長提案に職場では怒りの声があふれています。

これ以上の延長は個人の生活が崩され時代の流れに逆行!!

(勤務時間延長提案についての意見)

●これ以上の延長は個人の生活が崩され時代の流れに逆行する、許されない。
●今でも体力いっぱい、気力いっぱい働き、家に帰るとぐったりという中で夕食の仕度にかかっているのにこれ以上延長になるとどうなるか、働き続けられるか不安です。子どもが「お母さんお家にいて」「いっしょにいて」とあまえてくるのに、なかなかゆっくり接してやれないし、こんな世の中だから子どもをゆっくり受け止めて・・・と思うのに時間が無くて、わが子のことも不安になります。
●通勤時間が長く家の近くの病院にも通うことができない状況なのに。
●今でも実体の無い休憩時間なのに1時間になっても取れる方向性は見えない中、勤務時間のみが延長されることはつらい。
●休憩時間も取れてないのに、労働過重になるばかり、どうして延長しなければならないのかわからない。
きっちり休憩が取れるようになってから考えてください。
子どもを保育所に預けるので通勤も含めて考えると間に合いません。どうしたらいいのか困っています。

●休憩時間45分は難しい60分になるとなおさら取れない中での延長は許されない。労働時間の短縮が必要なのに逆行している。
●今でも保育所を出るのは6時過ぎ、時間延長すると、今度は6時半過ぎまで職場にいることになりそうです。6時過ぎになると夜の諸行事にも参加できなくなりそうです。5時半が限界です。
●これ以上の休憩など今の状態では無理だし、毎日くたくたなのできちんと休憩、休暇、要員が取れるようにしてからにして欲しい。事務職と違うことを前面に出して時間延長にならないよう運動して欲しい。
●とんでもないことです。労働時間を短縮して個人の生活時間を保障しないと、生活が破壊されていく。疲れもとれず、子育て中の人は仕事が続けられないか、子どもを産むなどできないことにもなる。親の介護などの負担もより大変になる。
●今年4月育児休暇から復帰し、6月から賃金カットされながら5時から5時半の30分間の育児時間を取っています。それでも毎日5時に帰れるわけではありません。今は5時半に職場を出てもお迎えに間に合いますが、今後6時までの勤務になれば、お迎えにも間に合わなくなります。

●今でも家にたどり着くと7時です。家で過す時間が少なくなって家族との団欒、自分の時間が減り睡眠時間を減らせないので精神的にリラックスできない。仕事を持ち帰ることも多くますますくつろぐ時間が少なくなっています。これ以上延長されると明日の仕事に影響が出ます。
●拘束時間が長くなり緊張が続き肉体的にも精神的にも疲労が重なっていく。通院時間も取れなくなる。定年前に病気になりそうで心配。(あと6年)
●信じられない気持ち。
●延長になると働くことは全く不可能。やめるしかない。
●時間の延長が決定なら、休憩時間の保障をして欲しい。休憩のための人員を増やすとか、必ず休憩が取れるシステムを示して欲しい。

●それでなくても15分20分の超勤はつけてないのに、休憩時間も満足にとって無いのに事務職と同じように一律にするのはおかしい。休憩を取っていても電話や親の対応、子どもの発熱など途中で中断することしばしば。
●子育て真っ最中の私にはとてもしんどい!やめろといわれているのかと思う。わが子と過す時間が無い。
●職員の家族はどうなるのか?小さい子どもを抱えている人は大変だ。そうでなくとも疲れがたまる。
●保育の仕事が年々過密になってるうえ勤務時間が延長されると身も心も持ちません。せめて休憩がきっちり取れればいいのですが・・・。それにしてもこれ以上の延長は受け入れがたいです。
●このままズルズルとされていくのには我慢できない。働き続けていけるか不安です。

●学童のお迎えが間に合わなくなる。未就学児の時間短縮だけでなく、各過程にいろいろな事惰があるのでそういうことも考慮して欲しい。
●ありえない。するなら給料上げてもらわないと納得できない。子どもがまだ保育所なのでどうしようか悩みます。これから何年働き続けられるかも不安です。時短に逆行しているので絶対おかしいですがどうしてもしなくてはならないならせめて通勤時間を短縮できるよう異動を考えて欲しい。
●休憩を外で取ることのできない状態ではさらに拘束時間が長くストレスがたまる。家事、育児その他家で過す時間が短くなると支障をきたす。
●乳幼児を抱えている女性労働者は厳しいと思う。賃金が安くなっても子育て真っ最中の女性には労働時間の短縮を望む。
●困ります。子育て中は1分1秒でも早く帰ってあげたい。日々の生活に余裕もゆとりもなくなってしまう。職場で勤務時間を伸ばしたからと何か利点があるか疑問。子育て支援で他人の手を借りても子どもは喜ばない。自分で子育てできる支援が本当の支援だと思う。

●本庁で過労による自殺者が出たという。このままでいいのか関さん。
●世界は勤務時間を短くしているのにぎゃこうしてます。健康を守るために時間短縮を
●朝夕どちらに伸びるのかはわからないが生活リズムが今までと変わってくるので不安(保育所へ迎えに行く時間)
●何を求めているのかわからないが…働きにくくさせてやめさせたいのだというのがひしひし感じられる。
●休憩時間が取れない分超勤手当てを出すべき。

●日本人は働きすぎで「過労死」という言葉も世界に知られているところです。これ以上の延長はおかしい。人間らしい生活をするためにも子どもの育ちのためにももっと勤務時間は短縮されるべきです。即健康破壊につながります。
●職場実態を調査して欲しい。
●着替え時間は勤務時間に含まれないということで、5時半すぎてから着替えている。休息時聞に着替えるのはだめなの?遅出も子どもが帰っても45分すぎてから着替えるといわれたのだが…超勤しても事前に申し出がないとつけられない、行事前準備で明らかに残っていても。
●勤務時間が延長されても改善されるとは思えない。
●世界的には時短、フレックスなど勤務時間の様式はいろいろになっているのに。なぜ今延長することが必要なのか?

●国家公務員に準ずるということだが休憩を取ってないなか9時間勤務になるのは、準ずるに値するのか疑問。少子化対策に逆行しているのではないか!
●保育職場では、問題があり過ぎると思う。まず、休憩時間にからんで延長するなら、現在きちんと休憩時間が取れているという現状があっての休憩時間拡大にともなう延長だと思う。しかし、実態は取れていないし、その条件すらない現在の実態のままでの延長はサービス労働の拡大でしかないのは言うまでもない。労働組合がそれを認める訳もなく、まず「45分をしっかり取らせよ」を前提にしての論議をすすめるべきと思う。また、女性労働者の働く権利を奪うものであるので、その観点でも反対運動をくり広げていくべき。
●子どもを産んでから私がいちばん強く要求したいのは、一日の労働時間の短縮です。小さい子どもをもって働く女性にとって仕事が終わるとダッシュで保育所に迎えに行き、帰宅後も家事・育児をこなすのに目一杯な毎日です。少しは自分の時間もほしいし、子どもとも、もう少しゆったり関わりたい・・・そう思うのはぜいたくでしょうか。
●私の娘は中学生になり、小さい頃の慌ただしさはなくなりましたが、あの頃持った強い思いからすると、徐々に時間延長になっているのは信じられない気持ちです。保育所職場では、自由に一時間も休憩なんて取れません。そんな実態の職場感情でいうと時間延長は拘束時間が増す以外の何ものでもありません。)
●時間延長に伴って休憩時間も長くなると聞いていますが、現在でも45分の休憩も取れず20分~25分取れたらいい方です。休憩時間も取れず時間延長では体がもちません。遅出、会議、時間延長等で、家庭で子育て中の人にとっては大変なことだと思います。

●今の勤務の中で休憩時間がきっちりととれるかといえば、ほとんど取れません。休憩していても、子どもに関わっての親応対や電話が入れば休憩はとんでしまいます。取りたい気持ちはありますが、常時子どもたちがいるので、必ず子どもたちをみてもらえる人員がなければ休憩など取れません。子どもたちの安全を守りながら、職員の休憩取得のために絶対要員を。こんな状態の中では時間延長は絶対許すことはできません。
●今ですら休憩、休息が思う様に取得できていないのに、今後も確実に取れる確約もない中での勤務時間延長は単なる労働強化にしかならない。保育所に迎えに行かなければならない人は働き続けるなという事か?年齢も重ねて、8時間労働が厳しく、働き続ける事がより難しくなってきて、この先不安ばかりです。賃金は減る一方、労働意欲がなくなります。時間延長は実質、タダ残業にしか過ぎない、もうごめんだ。
●休憩を取る保障もない中では、実労働が長くなることに・・・。休憩取れず、休みもとれず、仕事の中身は濃くなり、ヨレヨレです。給料も減り・・・。気力がどこまで続くか・・・。
●ほんまに過労死させたいのか?って感じですよね。労働時間伸びるのはやだよ。通勤するだけでも大変なのに。それも労働と見てほしいです。休憩がきっちり取れるなら仕方ないけどどう考えても無理やねんからやめてもらいたいなぁ。
●私も、市職の職場委員をしてるんですが、大阪市の職員の中にも、大阪市民がいてんねんから、市長は職員のが働きやすい環境をつくるからとか言ってたのに、福祉職場の実態をもっとしらなあかんと思う。教師も精神的にまいって休職してる人が多いやん。保育士もそんな人が、増えてるらしいし。子育てでけへんやんね!休日を消化するだけでいっぱいいっぱいやし。結局は、子供にしわよせいくのがわかってない!思いつくままで書きました。

●子育て中の人たちは、便宜供与(無給)の制度はあるけれど、毎日になったらばかにならない。それが30分も増えたら、生活はどうなるのかと不安がっている。そのうえ便宜供与は申請したら毎日時間を書き込まなくてはならない。まるで使ってほしくないとでも言ってるかのようだと言います。若い世代の人に希望を与えられない職場は活気を失います。仕事も生活もやっていける職場をつくるうえで、勤務時間延長は認められません。
欠員をかかえたままの要員配置の中で、多忙極まる生活保護現場では、勤務時間延長ではこれ以上の労働強化となり、ごめんです。
●頭にくるわ。時代に逆行してるよ。未来がないな。(50代 建築職)
●嫌やな。誰でもな。(50代 電気職)
●どうしてするんなら、始業前に前倒しを。(50代 建築職)
●仮に6時に閉庁となると、おかしくなる。6時から夜の部が始まるのだから。切れ目がなくなる。

●元々、始業が9時15分として生活をしていたのであり、8時30分となると5時起床となり無茶苦茶や。(50代 機械職)
●国の延長に合わして延ばすというのはけしからん。地方自治やないか。(50代 機械職)
●困るな。歴史に逆行するよ。未来はない。(50代 電気職)
●窓口職場では、現在の勤務時間で5時30分まで来客者対応をすると、その後何がなくても、後かたづけ等をすれば6時を過ぎることが多くある。勤務時間が6時までになれば、当然6時30分をまわることになり、現状より1時間以上勤務時間が長くなり、大反対である。むしろ、現状勤務時間は5時30分までとし、昼休み休憩を1時間にするよう要求する。
●たまりませんな。今でもくたくたやのに!

●銭が減らされ、労働時間がさらに延ばされたらかなわん。若い人は後数十年あるからかわいそうだ。共働きの人は大変だ。組合よしっかりせよ。
●とにかく腹が立つ。未来はない。みんなで頑張って跳ね返そう。
●延びたらかなわんな。当局は15分休憩分のサービス残業をなくせると言っているようだが、ごまかしのやり方だ。
●健康で定年まで働き続けるのは大変です。特に女性は家事・育児に時間をとられ、帰宅してもゆっくり休めないのが現実です。仕事が増えても人が増えず、職場は忙しくなる。一方的に切り下げられるのを許すことはできません。個人的には、母親が年々弱くなってくるので、時間延長になったらどうしようかと不安です。無給にされたら便宜供与を使うことになるかも?
●賃下げの上に時間延長!絶対反対だ!!

●賃金・労働条件切り下げの上に、さらに時間延長とは許せない。労働時間延長は時代に逆行するし、その必要がどこにあるのか根拠も全くない。当局は「大阪市問題」を理由にした、労働者いじめの悪のりを直ちにやめるべきだ。
●市民いじめ、職員いじめのマニフェスト強行で職場は大変。精神的ストレスはこの間3~4倍になった気持ちだ。実際に今、係長で1~2名のメンタルがある。この時期の延長は病人を増やすだけだ。(50代 事務)
●子育て支援を標榜しながら、子育て世代を直に攻撃している矛盾に気付いてください。また、子育て中でない職員にとっても、仕事のモチベーションを下げさせるに充分です。(30代 事務)




許すな!!勤務時間延長 実質30分の延長提案に怒りの「声」 勤務時間を延ばすことより市民サービスを充分にできる職場環境づくりを
【 大阪市労組 第345号-2006年10月25日号より 】

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