市労組連に当局が提案 これが「給与構造改革」大阪市版だ!!
職場に「競争」くらしに「格差」が
市民の声より上司の指示「ヒラメ公務員」生産システム
大阪市は、市労組連に対して「給与構造改革」についての提案を行ってきました。その中味は、職員を「分断」し「格差」を生じさせ、働きがいを奪うものであり、職員にとっては、自らの勤務労働条件に対しての大幅な改悪となるものです。市労組連は、十分な説明や職場討議が保障されないままの「条例化ありき」の提案に対して、1月30日に行われた市側との団体交渉において「不同意」の態度を表明しました。引き続き職場討議を含めたとりくみを強めていきます。
■給料表の見方■
・行政職現行4級の方は新3級に、現行5級の内、係長級は新4級に移行しますが、対応する金額の号給が無い場合は、直近上位の号給に移行します。
・現行の改定欄の網掛が基幹号給です。
・前回昇給月が1月昇給だった方は基幹号給から1号、10月昇給は2号、7月昇給は3号、4月昇給は4号(次の基幹号給)上位の号給に切り替わります。
例 07年1月に行政職現行4級の15号給に昇給された方
現行4級の15号給は3219百円です。移行する新3級には対応する金額の号給は無いので、直近上位である現行5級の10号給(3239百円)にいったん移行します。
次に、その右の基幹号給(網掛)の新3級33号給(3080百円)に移行します。
さらに、1月昇給だったので、1号上位である34号給(3103百円)に切り替わります。
※ 切り替え前と後において、地域手当の10%と15%をそれぞれ加算した金額を比較して切替後が低い場合には、別途現給保障の制度があります。
市労組連に当局が提案 これが「給与構造改革」大阪市版だ!! 【 大阪市労組 第349号-2007年2月7日号より 】 |
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