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2007年6月13日 (水)

いっしょに声を"ストップ健康破壊" ~健康あっての市政改革・住民サービス向上 財界の儲けのための「改革」NO!~

 「市政改革マニフェスト」は、財界の儲けのため、市民の共有財産である大阪市役所を切り売りするフローチャートです。「改革」は市民サービスの切捨てと、職員の勤務条件の犠牲と健康破壊に直結です。現職死亡や休職者の急増はそのことを事実で示しています。
一方、「市役所が変わった1」と市民にアッピールするため、現場職員に悲壮な努力を強いています。足場を崩され、トップダウンの号令が響く中、健康を守るたたかいはまさに正念場です。

あきらめない運動の成果「勤務時間延長を阻止」

 昨年の6月、市当局は、総務省からの強い指導を背景に「勤務時間の一日15分延長」を提案しました。昨秋の確定闘争では、多くの職員の怒りの声を結集し4月実施を断念させ、さらに今年に入っての「7月実施」の再提案も打ち破り、ついに市当局から「今年度の実施は断念」との態度を引き出しました。労組との合意なしに労働条件の一方的改悪が繰り返されてきた昨今の状況のなか、あきらめない運動の貴重な成果です。

 市労組は、国際的な時間短縮の流れに逆行すること、労基法は労働条件の改善に向けた労使協議こそ求めているという立場から断固とした反対運動をとりくむとともに、人事院・人事委員会の民間調査の結果が7時間45分前後であることを示し、拙速な延長方針の誤りを指摘してきました。

 市労組に怒りの声を寄せていただいた多くの職員のみなさんに感謝します!!


いっしょに声を"ストップ健康破壊" ~健康あっての市政改革・住民サービス向上 財界の儲けのための「改革」NO!~
【 大阪市労組 第354号-2007年6月10日号より 】

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