いっしょに声を"ストップ健康破壊" ~厚労省「お墨付」健康破壊の「成果主義」~
成果主義とのたたかいいよいよ正念場
市当局は「給与構造改革」の総仕上げとして、「成果主義賃金」の導入を迫っており、今夏にかけてたたかいのヤマ場を迎えます。
昨秋から新たな「人事評価」が実施され、今年3月の特別昇給の「選考」に労使合意なく使われ大きな矛盾が露呈しています。今年度からは毎年1月に実施される昇給の幅に影響が及ぶだけでなく、一時金にも「人事評価制度」を使った「成績率」を導入するという、差別・選別の賃金制度を提案しています。
モチベーションはダウン、人間関係は破壊
住民サービスの職務を数値で評価することには無理があります。やる気を失わせ、職場の人間関係も損なわれます。目標や評価方法、評価基準、「期待レベル」の解釈などについて、評価する方もされる方も理解が統一されておらず所属によってもマチマチで、とりわけ評価者である管理職に大きなストレスとなっています。
今春、早期退職された管理職の少なくない方が、「人事評価をつけるのがいやで早期退職した」と語っています。
健康と働きがいを奪うな!
私たちは職場で仲間と協力して住民のために良い仕事がしたいと願っています。他人を押しのけて自分だけ高い給料を得たいと決して考えていません。「市政改革マニフエスト」では住民サービスの切捨てメニューが並んでいます。市民いじめのマニフェストを忠実に守ることが「よい評価」につながるのなら、働く意欲は失せ、心の病がさらに増えます。
私たちは、市民いじめの「よい評価」よりも市民が喜ぶ笑顔が見たいのです。
いっしょに声を"ストップ健康破壊" ~厚労省「お墨付」健康破壊の「成果主義」~ 【 大阪市労組 第354号-2007年6月10日号より 】 |
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