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2007年12月 7日 (金)

12月 告知板

12/10 大阪革新懇「講演と音楽の夕べ」
12/11 区評第37回評議員会
12/12 府知事選勝利府民大集会
12/13 大都市職労交流会第21回総会及び秋の交流集会(~14)
12/15 大阪大都市圏研究会・公開研究会
12/16 なのはな10周年コンサート
12/17 大阪自治体問題研究所2007年度評議員会
12/19 大阪自治労連春闘討論集会
1/5 勤労協「新春学習集会」
1/6 元気9LOVEコンサート


12月 告知板
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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2007年確定闘争 ~当局提案で 働きがい くらしはどうなる!?~

●査定昇給の導入
●一時金への勤勉手当成績率の導入
●労働時間・休暇制度の変更

(育児短時間勤務制度/自己啓発等休暇制度の導入/時間休暇制度の導入/子の看護休暇制度の変更/育児又は介護を要する職員の早出・遅出勤務について/育児及び看護等に関する職務免除の取扱について)

▼当局提案で働きがい、くらしはどうなる!?▲

 今年の賃金確定交渉は現職市長が選挙で破れ、新市長が今月19日に就任するというかつてない状況のもと、12月議会での条例化ができず引き続き協議が行われています。

 過去3回の交渉では市側からは来年1月の査定昇給と一時金への成績率の問題が提起されてきています。国でさえ試行段階の人事評価制度を大阪市では試行もなく昨年実施し、数々の問題点を指摘され、職員の理解も納得も得られていない中で、賃金とリンクしようとすること自体に無理があることは言うまでもありません。

ましてや大阪市の場合は市政改革マニフェストを推進するという観点から、この間の強硬姿勢がとられてきたものであり、マニフェストを下から見直すという新市長のもとで労使合意抜きの拙速な対応はありえません。


2007年確定闘争 ~当局提案で 働きがい くらしはどうなる!?~
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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庶民派弁護士 梅田章二さんで働きがいのある職場を ~大阪府知事選挙 1月10日告示1月27日投票~

Umeda  大阪市労組は、来年1月27日投票で行なわれる大阪府知事選挙において、「明るい民主大阪府政をつくる会」から立候補を表明している弁護士の梅田章二さんのすいせんを、11月28日に開かれた第17回市労組本部執行委員会で決めました。

梅田さんは、大阪で生まれ、育ち、府民の暮らしと権利を守る弁護士として25年間活動、「憲法がくらしのすみずみに輝く大阪をつくるために、全力を尽くします」と決意を語っています。市労組は、「明るい会」に結集し、梅田府知事実現に向けて全力を上げていきます。


庶民派弁護士 梅田章二さんで働きがいのある職場を ~大阪府知事選挙 1月10日告示1月27日投票~
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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大阪市長選挙の結果について

2007年11月19日 大阪市役所労働組合

 大阪市労組は、今回の大阪市長選挙闘争において、大阪市をよくする会から立候補した姫野浄さんの勝利のため奮闘いたしましたが、永年のオール与党体制が崩れ、有力4候補が激突する選挙戦になるなかで、結果は、姫野浄候補の113、201票(得票率12・64%)という得票で当選には結びつきませんでした。また、市民生活に犠牲を強いる市政にたまりかねた市民の思いが反映して、投票率が43・61%と大幅にアップするなかで、現職の関淳一候補が破れ、元毎日放送アナウンサーの平松邦夫候補が当選しました。

 この間、大阪市をめぐっては、市民や職員に対して異常な状況が続いてきていたといえます。2年前の突然の辞任・再選挙で再選を果たした関市長がすすめる「市政改革マニフェスト」路線は、ただでさえ高い国民健康保険料の計算方式を昨年から変えたことにより、低所得者の加入者に大幅な負担を強いることになったことをはじめ、市民生活を切捨てる路線であることがますます明らかになってきました。また、飛鳥会や芦原病院事件に象徴されるように、大阪市がこれまでいかに不公正乱脈な同和行政を継続してきたかが問われる状況にあったなかで、検察審査会が関市長等を背任罪で「起訴相当」と議決する事態を生み出しました。さらに、破綻3セクや信託事業、大規模開発へ公金を投入する一方、市民の財産である地下鉄を民間へ売り渡すことを表明するまでになっていました。

 一方、大阪市職員の状況は、大幅な職員削減により健康が大きく蝕まれています。具体的には、月数十時間におよぶ超過勤務の実態や休憩時間が十分にとれない状況のなかで、メンタルヘルス不全をはじめとした病気休職や在職死亡が増えてきています。同時に、新たな人事評価制度が導入されるとともに、成果主義賃金の導入が提案されるなど、ますますギスギスとした職場状況になってきています。そして、これ以上の職員削減は絶対に許されないとの叫び声が職員のなかで満ち溢れていました。

 市民や職員が置かれているこのような異常な状況に対して、姫野候補は、市民の税金をムダな巨大開発や乱脈同和に使い続ける市政を市民の手に取り戻す選挙として奮闘するとともに、福祉や医療、公衆衛生、学校教育などの市民サービスには必要な人員を確保するという、効率的で市民本位の市役所への改革を訴えてきました。大阪市民の変化を求める声に加えて、姫野候補のこれらの訴えや「起訴相当」という検察審査会の議決が、関市長の退陣という今回の市長選挙の結果を生むと同時に、具体的には、姫野候補の訴えが、中学校給食の実現や平松候補の公約に追加させたことや、敬老パスの存続を関候補に表明させたことなど、政策論戦で他候補を追い込んできたといえます。また、今後の市民生活や職場状況の改善を求めていく下地をつくってきたものともいえます。

 今後、市労組は、今回の市長選挙闘争の総括を深めると同時に、新市長の大阪市に対する変革の方向を見極めつつ、ひきつづき市民要求と市役所労働者の要求の実現をめざすとりくみを強めていくとともに、これからの大阪市の市政運営の流れを市民本位に変えるために全力をあげることを表明いたします。


大阪市長選挙の結果について
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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コラム 中之島

▼12月を迎え、2007年もまもなく終わろうとしています

▼07年はいっせい地方選挙から始まり、夏の参議院選挙、11月の市長選挙と選挙で明け暮れた年でした。同時に多くの国民の怒りが、自・公与党に示された年でもありました

▼いっせい地方選挙では、大阪市議会で共産党が議席を伸ばし、参議院選挙では自・公与党が過半数を割る事態となり「ねじれ国会」が誕生しました。市長選挙では、自・公が推した現職が敗れるということになりました

▼一連の状況は小泉政権から始まった痛みをともなう構造改革路線がすすむ中で、貧困と格差が広がり、生活破壊がすすみもうこれ以上は我慢はできない。政治の流れを何とか変えたいという国民の思いが示されたものでした

▼市長選挙では、民主党が推す平松さんに対して關市長のガマンを押しつける市政の流れを変えてほしいという、市民の願いが託されて新しい市長が当選しました

▼12月19日に初登庁しますが、これから、平松新市長が、市民と職員に約束した政策が実行されるのか、十分に見守っていく必要があります

▼そして年が明けたら知事選挙です。この間の政治を変えたいというこの流れを今度こそ、梅田さんに集めて、府民の願いが叶えられる府政をつくっていきたいものですね。


コラム 中之島
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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当局提案に対し大阪市労組はこう考える ~成果主義で働きがいを奪うな~

 人事委員会が言う「評価の客観性、公正・公平性、透明性が十分に確保された」評価制度というものの存在すら説明されていません。一方、民間での失敗例は数多く報告され、世界の公務員においてもOECDの報告でモチベーションアップにつながらないとされています。私たちはこの現実に即し、「住民のために良い仕事をすすめることと、成果主義とは両立しない」との基本的立場から交渉に臨んでいます。

 労働諸条件の交渉・協議については、私たちがかねてより要求している有給休暇の時間単位の取得問題や国の法改定に絡む育児短時間勤務制度などの課題があります。また、市労組連としてこの間重視してとりくんできたメンタルヘルス不全対策などの健康問題、労働基準法を遵守するための長時間労働の解消や休憩時間の取得問題、そして現業主任への昇任選考基準の明確化などの課題もあります。

 それぞれ重要な課題であり十分な職場議論とともに職員の納得と合意を得られるとりくみをすすめるなかで決着をめざしていきたいと考えています。

 私たちは、労使関係の基本として、労働基準法の第1条2項に謳われているように「労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない」との最低限の規定が守られるよう求めています。そして、そのための手段として、職員の勤務労働条件の変更事項についての情報を包み隠さず明らかにすること、情報公開の徹底を労使ともにすすめるべきであることを平松新市長にもぜひ要求したいと思っています。

職場での論議を!!


成果主義で働きがいを奪うな
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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査定昇給の提案 ~成果主義で働きがいを奪うな~

1.標準を超える昇給号給数

 9月30日現在の職員数に0.6を乗じて得られる数を標準を超える昇給号給総数の上限とし、該当職員の割合及び昇級号給数を決定する。
 なお、人事考課制度の評価結果により順位付けを行うこととするが、具体の運用については各任命権者と各単組の交渉により決定する。

2.標準未満の昇給号給数

 人事考課制度の評価結果(絶対評価)により、次のとおりとする。

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◆!! これでいいのか !!◆

定数内特別昇給についてはすでに廃止されていますが、市側は前年の勤務成績の結果により毎年1月1日に昇給を実施するとしています。標準の昇給幅は4号給(2008年1月実施分は9カ月しか経過していないので3号給)とすることは、すでに決定されていました。

 今回新たに標準を超える号給数と標準未満の号給数が市側から提案されました。内容は表のとおりで、昨年の評価結果が市のポータルサイトに公表されていますが、各所属の評価の付け方に大きなアンバランスがありました。

同一所属内でも担当(課)ごとのアンバランスが問題になっています。マスコミ等でも数々の問題点を指摘され、職員の理解も納得も得られていない中で、賃金とリンクしようとすること自体に無理があります。


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査定昇給の提案 ~成果主義で働きがいを奪うな~
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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一時金への勤勉手当成績率の導入についての提案  ~成果主義で働きがいを奪うな~

◆!! これでいいのか !!◆

民間との一時金の格差である0.05月分を丸々勤勉手当の成績率にあてるとしています。さらに、今年の年末一時金では市長交代の影響で見送られましたが、来夏からは勤勉手当部分にかかる扶養手当とこれに対する地域手当額も成績率に加算したいとしています。そもそも、日本の賃金体系において、一時金も生活給であり、扶養手当を恥ず様なやり方は納得できません。査定昇給と同様、職員同士を競争させ、市民のほうではなく評価者のほうを向いて仕事をする職員を作ろうとする市のやり方は許せません。


一時金への勤勉手当成績率の導入についての提案  ~成果主義で働きがいを奪うな~
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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休暇制度等についての提案  ~成果主義で働きがいを奪うな~

◆!! これでいいのか !!◆

休暇制度等は重要な勤務労働条件の課題であり十分な職場議論とともに職員の納得と合意を得られるとりくみをすすめるなかで決着をめざすべきです。前市長時代のようなトップダウンでの実施はさせてはなりません。

時間休暇制度は半日休暇の廃止とセットでというのが市側の考え方ですが、取得パターンを見ても、休憩時間前や後に職場を出れるようなパターンがありません。他の政令都市では半日休暇と時間休暇を並立して実施している都市もあります。

他の勤務制度についても代替要員の制度化や有給化の議論もあわせて職場議論の保障とその結果が十分市側に反映できるよう取り組みを強化します。

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休暇制度等についての提案  ~成果主義で働きがいを奪うな~
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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市労組レーダー

>>今年も盛況のうちに幕 第24回大阪市職員とOBによるまいど美術展

S 毎年、年末の恒例となっている第24回「大阪市職員とOBによるまいど美術展」が今年も11月30日(金)から12月5日(水)まで、天王寺区の上本町ギャラリーで開かれました。

今回も、水彩、パステル、日本画、油絵、版画、絵手紙など初心者からベテランまでの多数の力作が出展されました。初日の30日には、出展者を囲んでオープニングパーティーも開かれ、それぞれの作品を前にして大いに批評し語り合いました。会期中は連日、多数の市職員やOB、家族などが観賞に訪れました。


>>第6回大阪大都市圏研究会・公開研究会

●日時  12月15日(土)Pm1:30~5:00
●会場  天神橋1丁目「ゆうゆうホール」3F会議室
●テーマ 「野宿生活者の実態と就労支援の課題」
     報告;中山徹・大阪府立大学人間社会学部教授
     司会;樫原正澄・関西大学教授(研究会代表)
●主催  (社)大阪自治体問題研究所・大阪大都市研究会
      (TEL 06-6354-7220)


>>大阪市保母のうたごえサークル 「なのはな」10周年コンサート

 命・愛・平和をうたい続けて10年・・・そして今 あなたとうたいたい・・・

●日時 2007年12月16日(日) Pm1:00開場 Pm1:30開演
●場所 阿倍野区民センター・小ホール
●参加費 大人 1000円 小中生・障害者の方 500円
●演奏曲 仲間とともに
      「なのはな」「あしたは晴れる」他
     平和への願い
      「島人ぬ宝」「生きる」他
     友情出演
      声楽家   谷内暁子さん
      ピアニスト 浜田邦子さん
     ダンスメドレー(3曲)
     はたらく仲間
      「8時間ソング」他
     明日へ
      「Jupiter」他
●主催 大阪市保母のうたごえサークル”なのはな”


>>2008年・勤労協「新春学習会」 世界は動いている

 世界を駆けめぐるジャーナリスト伊藤千尋さんが世界各地の人々の創意と勇気あふれるたたかいをリアルに語ります。

●日時 1月5日(土)午後6時30分~9時
●会場 ドーンセンター・7階ホール
●講演
    「世界は動いている」 伊藤千尋さん(ジャーナリスト)
    「いま私たちの出番」 槙野理啓さん(勤労協講師)
●参加費 資料代1500円
●主催 関西勤労者教育協会(TEL06-6943-1451)


>>憲法が輝く大阪府政に!  12・12府民大集会

●とき  12月12日(水)Pm6:00開場 Pm6:30開会
●ところ なんば府立体育館
●決意表明 梅田章二さん
●弁士   市田忠義(日本共産党書記局長)
●主催   明るい民主大阪府政をつくる会


市労組レーダー
【 大阪市労組 第362号-2007年12月7日号より 】

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