連帯・共同をひろげ、貧困と格差を打ち破るために全力をあげます ~中山委員長の年頭あいさつ~
連帯・共同をひろげ、貧困と格差を打ち破るために全力をあげます
大阪市役所労働組合執行委員長 中山直和
新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、一言新年のごあいさつを申し上げます。
昨年11月の市長選挙では、第2期中馬市政以来続いたオール与党体制が崩れ、現職市長が落選し、戦後初の民間人市長が誕生しました。これは参議院選挙で示された「構造改革」ノーという国民の審判の流れが再現されたものといえます。
私たちは、この2年間「市政改革マニフェストは、市民生活と職員を犠牲にして、大阪市役所を財界の利益のために売り渡す」ものという批判を行い、大阪市をよくする会や大阪市対策連絡会議とともに市民と共同したとりくみをすすめてきました。市民いじめの「構造改革」路線への市民の怒りが爆発し、現職市長を落選させる上で、役割を果たしたことは間違いありません。
今後、「構造改革」によってもたらされた「貧困と格差」の社会の現実とたたかい、働く者がゆたかに暮らせる社会の実現をめざし、働くもの同志の連帯と共同の輪をひろげることが何よりも重要なことだと痛感しています。その最初のたたかいが大阪府知事選挙です。梅田さんの勝利めざして大いに奮闘します。
また、アメリカの戦争に協力するための新テロ特措法も国会解散含みで予断を許さない情勢です。憲法9条を守るとりくみも引き続き重要な情勢です。平和と民主主義を守るためにいっそう奮闘する決意です。
さて、当選した平松市長は選挙戦で掲げた公約を修正する動きが既に明らかになっています。昨年は「今年の漢字」で「偽」が選ばれ、「悲憤に堪えない」という清水寺貫主の嘆きの言葉が聞かれましたが、期待して投票した市民の「悲憤」を招かぬように市民の生活を守る市政の実現を期待するものです。同時に、市民・職員犠牲の施策を行うならば市民とともにたたかうことに躊躇しないことは当然のことです。
今年もみなさんのご支援・ご協力をお願いいたします。
中山委員長の年頭あいさつ 【 大阪市労組 第363号-2008年1月1・15日合併号より 】 |
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