市民と自分のために納得して仕事できますか?
< 市労組の見解 >
職場の人間関係はズタズタに!!納得できない「査定昇給」「一時金の成績率導入」
市労組は、民間でも世界の公務員でも破たんが明確な「成果主義」の導入に反対してきました。また、試行実施もせずにいきなり導入された人事考課制度の評価結果を「査定昇給」や「一時金の成績率」に活用することの問題点も指摘してきました。
人事評価の点数によって、少数の職員(30%)が他の職員より5割増の昇給となり、一時金も格差がつきます。また、行政職3級や現業主任への昇任でもフルイにかけられるなど、職場の人間関係はズタズタになってしまいます。
私たちの仕事は住民の生活・安全を保障し、サービスを向上させるためにチームワークこそが必要です。
しかし、市労連は1月29日に「一時金への成績率」導入を判断するとともに、「査定昇給」について一部単組を除いて市側案に合意するという事態に至りました。さらに、市側は技能労務職の査定昇給について、組合からの逆提起を受け、これまで以上に「差別化」の対象を広げる修正提案を行いました。
市労組は、3月市会への条例案提出までたたかいを継続していくことを確認しています。
平松市長は、市民のための市政を実現するため、強行をやめるべきです。そして、人事評価制度の問題点に目を向け、引き続き交渉・協議を行うことを強く求めます。
市民と自分のために納得して仕事できますか? 【 大阪市労組 第364号-2008年2月1・15日合併号より 】 |
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