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2008年12月15日 (月)

時給低い!昇給ナシ!有給休暇繰り越しナシ!退職金ナシ!こんなにひどい臨時任用保育士の労働条件・・・世界の常識は同一労働同一賃金

年度末に3日間の「雇い止め」が不利益の原因!!

 公立保育所の特性として入所児童数が増えている障害児。
その子どもたちの対応を長年にわたって受け持ってきているのが臨時的任用保育士です。10年以上のベテランの人もいて、大阪市の障害児保育を支えてきています。

しかし、その待遇に関しては、年度末の「雇い止め」3日間で雇用が切れるため、たくさんの不利益を被っているのです。

一時金の支給月数に3か月分(1月、2月、3月)が除外され、年金では1ヶ月分が未払いになり、10日間しかない年休のうち時間休暇を1時間でも取れば、浮いてくる45分は消化できずに、やむなく流すことになります。45分といえども、貴重な時間です。

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低い賃金でも賃金削減は職員に準ずる!!

また、結婚休暇・忌引き休暇に関しても差をつけられています。ある臨時任用保育士は、父が亡くなった時にも忌引きが3日しかなく、初七日までいるために、9月までは5日しかない年休を数日取らなければならなかったと語りました。

賃金においては元々低いうえ、正規の賃金に準ずるとされているので、何年働いても上がることはありません。それに拍車をかけるように、税金や社会保険料などが上がり、年間の手取り額は数年前から比べると、数十万円も下がっているのです。

将来への不安はつのるばかりです。安定した生活が送れることは、働くものの願いです。生活実態にみあった賃金・勤務の条件整備が急がれます。

時給低い!昇給ナシ!有給休暇繰り越しナシ!退職金ナシ!こんなにひどい臨時任用保育士の労働条件・・・世界の常識は同一労働同一賃金
【 大阪市労組 第374号-2008年12月15日号より 】

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