« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月20日 (月)

4月~5月 告知板

4/29 なのはな「スプリングカレッジ」
4/29 医療フォーラムin大阪
5/1 第80回大阪地方メーデー
5/3 9条の会おおさか憲法講演会
5/10 全国保育合同研究集会市労組福保支部プレ集会
5/11 市労組第5回定例中央委員会
5/13 大阪自治労連第61回中央委員会
5/14 自治労連第39回中央委員会(~15)
5/15 福祉保育支部退職者を祝う会
5/16 自治労連現業評議会第12回全国学習交流集会(~17)

4月~5月 告知板

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

生活保護担当者の緊急雇用を! 増え続ける生活保護受給者、パンク状態の支援体制

 生活保護受給者数は全国で急増し続けています。雇用情勢がますます悪化するとともに、厚生労働省を動かした「年越し派遣村」のとりくみをマスコミで見て、今年に入って申請し、保護が始まった人も急増しており、今も大阪市役所の生活保護相談窓口には、連日相談者が列をなしています。
 そんな中、生活保護支援体制はパンク状態となっており、緊急の対策が必要です。

4月当初から大幅な欠員状態

20090420_04  本年4月から、新規採用者を含め生活保護ケースワーカーは25名が増員されました。ところがすでに大幅なケースワーカー不足が発生しています。それは、大阪市の生活保護ケースワーカーの配置数は、前年の9月末時点の保護件数を基準に決定しているため、10月以後3月末までに増加した件数が丸まる要員不足につながるという欠点が存在していたからです。市労組は、毎年、この問題点を指摘し、年度途中でも職員を採用するように申し入れてきましたが、今年は、前述のように昨年末以後、保護の申請件数は急増し続けており猶予できない事態となっています。

生活保護の受付(面接)は管理職総出

 各区の支援担当では、殺到する申請者を前にして受付面接の担当者だけでは対応しきれず、管理職員が総出で対応せざるを得ず、それでも昼食を取れないまま夕方を迎える担当者も出ています。
北九州市での餓死事件のマスコミ報道をきっかけに、世間に知れ渡った、いわゆる「水際作戦」が事実上なくなり、本来の福祉事務所になったという評価があるなかで、新規の保護申請の「決定・却下」に至るまでの実務はベテラン職員でも1件に二日を要するという最大の繁忙要素であり、生活保護を支える担当者の悲鳴は切実です。配置基準に沿った職員配置に近づけるため、職員の緊急雇用が求められます。

ケースワーカーの配置実態は?

平成17年厚生労働白書によれば、厚生労働省は生活保護現業員(ケースワーカー)の配置数不足が、2000年の354人から2004年には1198人と約3.4倍となっており、増加傾向にあることを認めています。大阪市でも、3月末のケース数でみれば、単純に600人が不足していることになります。また、全国的にも、保護率の増加にケースワーカーの配置が追いついておらず、一人当たりの担当世帯数が増加しています。同時に、ケースワーカーの経験不足や社会福祉主事の資格を持つ担当者も低下しているのが実情です。

地方自治体の職員にとって生活保護事務は、単に訪問業務をこなせば良い訳ではなく、事務処理が膨大なものになっており、本文でもあるように、当該の市は否定していますが、生活保護申請に対して、「申請します」「ハイどうぞ」というように簡単に受理すると人事考課が下がるという北九州市の例もあります。さらに、安全面から敬遠される傾向の高い業務の一つであり、結果的に社会人としても公務員としても経験が不足している新人職員が配置されることも少なくない自治体も増えています。

ケースワーカーは、この間、介護保険制度の創設など業務が増加しているだけでなく、生活保護の他法優先の原則によって、広範な福祉制度に対する高い知識力が求められるようになっています。配置定数を満たすことを求めるとともに、ケースワーカーの質をいかに高めるかについても大きな課題といわれています。

生活保護担当者の緊急雇用を! 増え続ける生活保護受給者、パンク状態の支援体制

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

コラム 中之島

▼「財政非常事態」を叫び「将来世代に負担を先送りしない」などと職員の賃金カットと府民むけ施策の削減を強行する橋下知事。ところが大規模開発に使うお金には糸目をつけない。WTCの府庁移転が頓挫しても、今度は「淀川左岸線延伸部」とJR新大阪駅と難波駅などをつなぐ「なにわ筋線」について、「関西はインフラがぶつ切りで、つながれば効果は100倍にも千倍にもなる」とぶち上げる始末である

▼大阪市内を単に通過する道路と鉄道が開通して、大阪の経済が100倍千倍上向くとは机上の空論にもならない話である。財界の意向を受けて大阪府解体と関西州の実現をすすめる橋下知事ならではの態度である

▼こんな「巨大事業」に大阪市を引きずり込もうという橋下知事に対し、平松市長は「請求書の中身がわからず、単に都市計画を進めればいいというのは『ぼったくり』とまったく変わらない」と切り返したというが、まったくその通りである。WTCの府庁移転問題では、目先の利益のために振り回された挙句、WTC破たんを早める要因をつくられた。さらに、移転が決定していたら、橋下流ベイエリア開発の大波に飲み込まれたのは必定だった。今度は市民の福祉をまもる地方自治体の首長として二つ先を見る冷静な対応が肝要である。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

守れ雇用・営業・くらし!転換しよう国民本位の政治を ~反貧困、生活危機突破3・22大阪府民集会~

20090420_01  前夜からの雨もなんとか上がった3月22日。扇町公園を会場に「守れ雇用・営業・くらし!転換しよう国民本位の政治を」をスローガンに掲げた「反貧困、生活危機突破3・22大阪府民集会」が、「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動大阪実行委員会の主催で開かれました。

 会場には、参加団体による「生活相談」や「餅つき」「豚汁」などのテント村も作られ、集会には約3000人が参加しました。

 主催者を代表してあいさつに立った大阪労連の川辺和宏議長は「今の雇用とくらしの破壊の根源は、大企業・財界の社会的ルールを無視したやり方に問題がある。大企業の社会的使命を追及して政治と経済の仕組みを変える運動を広げていくことが求められている」と強調しました。

20090420_02  反貧困、生活危機突破リレートークでは、各分野から5人の代表が発言し、派遣切りの実態や中小企業の実態などが語られました。

 その後参加者らは2つのコースに分かれ、「なくせ貧困・仕事よこせ」のプラカードを掲げ、シュプレヒコールで訴えながらデモ行進しました。

守れ雇用・営業・くらし!転換しよう国民本位の政治を ~反貧困、生活危機突破3・22大阪府民集会~

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

5月1日はメーデーに行こう ~第80回大阪メーデー~

S

  • 5月1日(金)
  • 午前9時開会
  • 扇町公園
  • デモ行進:天満橋コース(南森町経由)
  • 予備集合:8時45分(公園内・時計台付近)
  • デコレーション、プラカード等持ち寄りましょう。

5月1日はメーデーに行こう ~第80回大阪メーデー~

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

シリーズ労安:平成21年度の職員安全衛生管理計画①

平成21年3月18日、大阪市職員安全衛生常任委員会が開催され、平成21年度の大阪市職員安全衛生管理計画が報告されました。「計画」の内容について2回にわたって掲載します。

1.安全衛生管理体制は労働安全衛生法に基づき、適正な配置を

 衛生管理者は衛生管理者免許の保有が必要です。
免許取得にむけ支援が必要です。
「労働安全衛生連絡会議」の活用や総括産業医、健康管理担当医、労働安全コンサルタント、総務局保健師による専門的な支援を行うとしています。
保育所の所長は安全衛生推進委員になっています。
保育所の職員の安全と健康を守る業務があります。

2. 職員の安全を守り、公務災害の未然防止に向けた対策

平成19年度の大阪市における、公務災害認定件数は558件です。
適正な作業管理、作業方法の確保に向け、「ヒヤり・ハットの報告」や労働安全コンサルタントの指導により、「所属内における事業所間の相互巡視」を実施、安全意識の高揚に向けて取り組むとしています。

また各所属の状況を総務局厚生担当が取りまとめ、職員へ周知します。
しかし職場の負担だけが増し、実際の作業管理や作業方法の改善につながっているのか見る必要があります。

3.健康管理体制

①健康診断後の措置は事業主の安全配慮義務

平成20年度の定期健康診断の結果、有所見率は8割でした。
そのうち4割が医療機関での精密検査が必要とされ、3割が生活習慣の改善が必要と判断されました。

医療機関への受診指導及び生活習慣改善指導は市内出張扱い、適切な就業上の措置も実施するとしています。

20090420_08

(次号に続く)

シリーズ労安:平成21年度の職員安全衛生管理計画①

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

市労組レーダー

○市労組第4回中央委員会を開催

20090420_03  市労組は4月13日に、第4回中央委員会を開催し、この間の経過報告と当面する主なとりくみについて論議し、議案について承認しました。

 当面する主なとりくみとしては、夏期一時金闘争に向けた要求アンケートのとりくみ、平和を守り、改憲反対のとりくみ、非正規労働者の労働条件改善など働くルール確立に向けたとりくみ、「市政改革マニフェスト」に対抗する運動、「中山淑恵さんの公務災害認定を支援する会」の活動強化などのとりくみがあげられ、夏季闘争体制も確立しました。
 また、第80回大阪メーデー成功に向けての対応についても提案され承認されました。


20090420_07○9条の会・おおさか
 今年も、憲法記念日に集会を開催します! 
 

●日時 2009年5月3日(日・祝)
     1:00開場 1:30開会
●会場 エル・おおさか(エルシアター・大ホール)
●対談 世界同時不況と平和を考える
     森岡孝二さん(関西大学教授・株主オンブズマン代表)
     浜 矩子さん(同志社大学教授・エコノミスト)
●ミニコンサート 弦楽四重奏
     大阪センチュリー交響楽団有志
●参加費 1000円 (学生500円) 
     ※介助者の方は無料・手話通訳があり


○全関西機関紙・広報・ミニコミコンクール 作品募集中!!

 日本機関紙協会大阪府本部主催の第45回全関西機関紙・広報・ミニコミコンクールが開かれます。今年2月から5月に発行されたすべての宣伝媒体が対象になります。各支部、分会、補助機関からの作品を募集しています。募集内容は以下の通りです。

●募集対象
2009年2月1日から5月29日までに発行されたすべての宣伝媒体。

●応募方法と締切り
1号10部を5月27日までに本部機関紙宣伝部まで

●審査結果と発表
6月17日(水)午後6時30分~大阪機関紙会館にて審査発表&紙面批評のつどいが開かれます

※詳しくは、本部教宣局まで


全国の自治の体青年が沖縄に大集合!!
おきなわプロジェクト

 と き 2009年6月12日(金)~14日(日)
 参加費 29,000円(市労組割引あり)
 主 催 沖縄プロジェクト実行委員会

※詳しくは、市労組青年部まで
(TEL06-6208-8798)

市労組レーダー

【 大阪市労組 第378号-2009年4月20日号より 】

| | コメント (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »