« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月20日 (水)

5月~6月 告知板

5/25 市労組第5回定例中央委員会
5/26 5・26人勧引き下げ許さず、官民の働くルール確立目指す学習交流会
5/27 大阪市労組連第20回定期大会
5/28 大阪市対連市会開会日宣伝
5/28 中山過労死認定支援する会第3回総会
6/5 機関紙協会総会・60周年記念式典
6/10 中山過労死認定裁判第4回公判
6/12 市地区協新組合員歓迎・争議支援のつどい
6/12 自治労連20周年記念おきなわプロジェクト

5月~6月 告知板

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

ダブルパンチに怒り沸騰!!賃金カット中なのに一時金まで0.2カ月凍結?!一時金削るな!国・自治体は景気対策をはかれ!

20090520_1 職員への配慮なく人事委員会の「申出」に早々に「応じる」と平松市長

市労組連は5月19日、2009年の夏期一時金について市側と団体交渉を行ないました。その中で市側は、今年の夏期一時金について、国の人事院「臨時勧告」に追随した大阪市人事委員会の「意見」を受け、夏期一時金の0.2カ月分凍結の不当な回答を行ないました。4月からすでに行なわれている給与カットに続きまたもやの夏の一時金減額のダブルパンチに怒り沸騰です。

20090520_1b 公務員の賃金決定のルールをも破壊するもの

4月から強行された賃金カットによって、わたしたち市職員の生活は厳しさを増しています。「このままでは生活できない」「住宅ローンが払えなくなる」「子どもの進学に支障が」など切実な声が上がってきています。人員削減で過重労働に追い込まれている中、一時金まで「0.2カ月凍結」に怒りの声が職場に広がっています。

今回の人事院「臨時勧告」は、人事院自らが「報告」で「精確性等の不確定要素がある」「改定状況は変動する可能性がある」と認めているように、正確性・妥当性については疑問視せざるを得ない不当なもので、4月に短期間で異例の民間調査をするという、公務員の賃金決定のルールをも破壊するものです。

それは財界の雇用破壊・総人件費削減に屈服し、今も春闘をたたかっている中小企業で働く労働者の賃金や最低賃金の改善をも押さえつけるものです。

20090520_2 巨額赤字やWTC二次破綻の原因究明は放棄

大阪市人事委員会は5月11日に、平松市長と市会議長に対して人勧に追随するよう「意見の申出」を行いました。

同日付の読売新聞では「平松市長は『意見に沿える結論を出したい』と即座に述べ、減額に応じる考えを明らかにした」と報じています。労働組合との交渉の前に、すでに職員の期待を完全に踏みにじる立場を表明していました。

賃金カットを行う真の原因が阿倍野再開発事業など大規模開発の巨額赤字の処理であることに加え、WTCの二次破綻問題では、平松市長自身が原因究明を表明したにもかかわらず、なんら解明されることなく終結しようとしていることが報じられています。

その原因の解明も責任追及も放棄されている中で、職員に一方的に犠牲を転嫁する一時金0.2月分の凍結表明は到底容認できるものではありません。
市労組連は、不当な夏期一時金の凍結案に断固反対し奮闘する決意です。

ダブルパンチに怒り沸騰!!賃金カット中なのに一時金まで0.2カ月凍結?!一時金削るな!国・自治体は景気対策をはかれ!

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

コラム 中之島

▼新型の豚インフルエンザが世界を震撼させ、保健所の役割が注目されている。そこで、公衆衛生の大家であり「保健所を守る大阪市民の会」初代会長でもある故丸山博先生著「21世紀への遺言書」の一編を紹介する。

著書には─鴎外は明治23年、明治憲法発布の日、「人民は政府にむかって、われらの健康を守れと要求する権理がある。政府は人民の健康を守る責任がある」と記している。

鴎外は「権利」と書かないで「権理」と書いている。権利と言えば「物取り根性」丸出しのやり取りと受け止められて政治は醜いとか思われるかもしれないが、利益の「利」を使わないで、「道理」の「理」、「物理」の「理」、「生理」の「理」、「病理」の「理」、「料理」の「理」を使えば、「権理」とは、人間が人間らしく生きるための道理を押し通すこと、それがどんなに出費がかさみ儲からない話でも道理の方を優先させることが大事になる─と結ばれている

▼権理という文字からは、正しい福祉の在り方がほうふつと浮かんでくる。利に走った政治経済社会の中で、鴎外が「権理」と書いた意味を今日的に改めて問うてみたい。「無理が通れば道理がひっこむ」では困るのだ。260万市民の公衆衛生に責任を持つ保健所を1か所にした大阪市の罪はあまりにも大きい。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう ~第80回大阪メーデーに2万人~

20090520_3  さわやかな五月晴れとなった5月1日、第80回大阪メーデーが扇町公園を会場に開かれ、色とりどりのゼッケンやプラカード、横断幕やデコレーションが持ち寄られ各労組、団体から約1万人が集まりました。

府下15ヵ所で開かれた地域メーデーとあわせ2万人以上がメーデーに参加しました。

「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をメインテーマに、今年のメーデーでは

20090520_4 「なくせ失業と貧困。働くルールの確立。労働時間短縮で雇用の拡大を」

「消費税増税反対、社会保障の拡充。大企業中心から国民本位の政治、経済に転換を」

「ストップ!改憲、海外で戦争する国づくり。米軍基地の再編・強化反対」

「食の安全・安心と食料自給率の向上を。ストップ!地球温暖化」

がサブスローガンに掲げられました。

20090520_5 1万人が参加した扇町公園での集会では、実行委員会を代表して大阪労連議長の植田保二さんが「貧困を一掃し、政治を変えるための大運動を展開しよう」と呼びかけました。

集会後は、3つのコースに分かれ元気よくデモ行進しました。

働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう ~第80回大阪メーデーに2万人~

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

9条の会おおさか憲法記念日のつどい ~5月3日・エルおおさか~

20090520_6  つどいでは、主催者を代表してあいさつした生活協同組合大阪府連合会の津村明子会長は「来年の5月18日には憲法改正案の発議が可能となる。

9条改悪を狙う政府の動向に注視していく必要がある」と指摘。ゲストの桃山学院の宇野徹学院長は「戦争の悲惨な歴史を見ない憲法改正の動きは歴史から学ぶことを放棄するもの」と批判しました。

 また、同志社大学の浜矩子大学院教授と関西大学の森岡幸二経済学部教授がそれぞれ講演を行い対談。浜さんは「憲法9条は再び戦争をしないための鉄壁の防波堤だ」と強調。「日本国憲法に込められた共存・共栄の精神を生かすことが経済を立て直すことにもつながる」と訴え、森岡さんは「企業は派遣労働者を人事部で管理せず、会計上でも『物』として扱われている。企業を指導できる政府が必要だ」と指摘しました。

9条の会おおさか憲法記念日のつどい ~5月3日・エルおおさか~

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

シリーズ労安:平成21年度の職員安全衛生管理計画②

平成21年度の大阪市職員安全衛生管理計画の内容について前号からの続きです。

3.健康管理体制

②長時間勤務による健康障害の防止対策

平成20年度より「時間外勤務の縮減にかかる指針」を策定、平成21年1月末時点での見込みで、予算と比較して、時間数換算で約13%の減が見込まれるようです。
予算面だけでなく、職員の健康障害を防止する方策として、長時間労働を縮減する必要があり、「指針」に基づく取り組みを促すとしています。
厚生担当として実際の職員の労働時間の把握をし、その縮減に向けたとりくみが求められます。

③心の健康づくり対策と復職支援策

平成19年度に1カ月以上の病欠や休職となった職員は376人にも上っています。
平成21年2月時点で、復職前面接総件数は120件で、勤務時間短縮措置などの条件付復職は81件、復職不可は32件、保留7件という結果でした。
本人向け手引きを作成し、平成21年度からは精神科医の拡充も行なわれます。
職場の実態にあった復職支援になるよう、具体的な状況を示していく必要があります。

4.喫煙対策について

平成20年2月時点で、全館禁煙が56%、換気扇や専用ダクトによる空間分煙が30%という状況です。
喫煙率の低減に向け、禁煙に関しての情報提供も行なわれます。

以上の「大阪市職員安全衛生管理計画」を検討し、職場の実態に見合ったものとして活用と改善を求めていきます。

シリーズ労安:平成21年度の職員安全衛生管理計画②

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

市労組レーダー

○第17回自治労連機関紙コンクール作品募集

 自治労連・自治労連共催結成20周年記念「第17回自治労連機関紙コンクール」が開催されます。作品を募集しています。

●作品の対象
    2009年1月~5月までに発行された通常期の機関紙などの宣伝物(新年号を除く)
●応募方法
    応募機関紙誌を各5部
●応募〆切
    5月29日(金)必着
●応募先
    自治労連企画財政局 自治労連機関紙コンクール担当 宛
    (〒112-0012 東京都文京区大塚4-10-7 自治労連会館内)

※5月25日までに市労組本部に持参されれば取りまとめて郵送します

●発表
    『自治体の仲間』2009年7月号


○5・26人勧引き下げ許さず、官民の働くルール確立目指す学習交流会

 大阪労連大阪市地区協議会では「公務員の一時金引き下げを許さない」ということにとどまらず、急激にすすんでいる雇用破壊、賃金引き下げなどの働くルール全体の問題ととらえて学習交流会がとりくまれます。みなさんの参加を呼びかけます。

●日時 5月26日(火)18:00~
●会場 国労大阪会館3階会議室
●内容 講演:「働くルールの確立を!なくせ貧困・総選挙で要求実現」
    講師:服部信一郎氏(大阪労連副議長)
    交流
●主催 大阪労連・大阪市地区協議会


○元大阪市保育士・中山淑恵さんの過労死認定を支援する会第3回総会のあんない

公務災害の認定と保育所の改善をなんとしても勝ち取ることが私たちの願いです。多数の参加で総会を成功させましょう。
 また、署名にもとりくんでいます。ご協力をお願いします。

●日時  5月28日(木)午後6時30分~
●会場 いきいきエイジングセンター
●主催  元大阪市保育士・中山淑恵さんの過労死認定を支援する会
     (TEL 06-6208-8798)

「元大阪市保育士・中山淑恵さんの過労死認定を支援する会」より

★公判の傍聴のお願い
   第4回公判 6月10日(水)午前10時~
     大阪地方裁判所809号法廷
★宣伝行動への協力お願い
   第4回 6月10日(水)AM.8:30~ 裁判所前

市労組レーダー

【 大阪市労組 第379号-2009年5月20日号より 】

| | コメント (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »