コラム 中之島
▼青年に引っ張られた格好で、久しぶりに原水爆禁止の平和行進に参加しました。休日と言う事もあり、職場の仲間も一緒です。普段の仕事は受付事務で外勤はありません。地域の様子は大きく様変わりしています。商店街だけでなく国道に面したお店もシャッターを閉めているところが沢山見受けられます
▼元気なのは激安スーパーです。2時間半ほどの行進で同じチェーン店が5~6軒もありました。店先にはコカ・コーラ1本1円の張り紙も。物の値段は安ければいいと言う物ではないと思います。行き過ぎた価格破壊は個人商店の営業を圧迫し、メーカーに働く者の賃金を抑えつけ、より人件費の安い国へと生産拠点を移します。周りまわって地域の人々の生活を脅かします
▼政府の景気回復策の目玉はECOカーや薄型テレビなどへの買い換えに補助金やポイントを出すというもので、潤っているのは又もや大企業ばかりです。たこ焼き一舟で1ポイント、お好み焼きなら3ポイントなんて発想はこの国の政府には望んではいけないのでしょうか?やはり外需依存型経済から内需中心経済へ転換を計らなければなりません
▼職場に沢山おられる非正規と呼ばれる方々と夏の人勧や秋の確定を闘いたい…なんて考えている間に目的地に到着。とても爽やかな風が流れていました。
コラム 中之島
【 大阪市労組 第381号-2009年7月15日号より 】
| 固定リンク
コメント