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2009年8月10日 (月)

こんなに待たされて市民サービス? 保険年金担当 今日も長蛇の列 ~市民にも職員にも我慢おしつけ止めよ 人員増を今すぐ~

区役所における医療・介護に関するサービスは、相次ぐ医療制度改悪や福祉の後退などの結果、複雑多岐にわたっています。国民健康保険や後期医療制度は「保険年金担当」で担当し、介護サービスや障害者・乳児・ひとり親などに対する医療助成は「保健福祉センター」で担当しています。人員削減のあおりの中で区役所の繁忙状態はさらに加速されています。

増える業務・減る人手 年間の半分が「山場状態」

保険年金担当は、数年前に保険担当に年金業務が統合されましたが、統合に際して業務は増えたのに大幅な人員削減が行われ、以降も慢性的な繁忙状態が続いています。

区役所の中でも人事異動で行きたくない係のトップクラスに常時ランクされているほどです。
これまでも6月の国民健康保険料のお知らせ時期や10月の保険証の更新時期など、保険年金窓口では、減免の申請や相談などで市民が多数押し寄せる大きな山場は年数回ありました。

昨年からは新たに後期保険制度が発足しましたが、業務量増加に見合う人員増が行われないままでの対応で、年間の半分ぐらいが山場状態となってしまい、職員も限界状態となっています。

「待ち時間の解消」が市民の声 いま必要なのは窓口職場の人員増

昨秋からの不況により、企業を解雇され、国保に加入する市民の数もうなぎのぼりとなっています。

窓口での市民の待ち時間も月初めや月曜などは2時間待ちが当たり前で、システム端末が延長されない日の業務終了間際などは、受付ブースだけでは足りず、立ったまま市民対応することもあるほどです。

この8月からは医療と介護の高額合算の受け付けも始まりました。この業務も「保険年金担当」が行うことになっています。

この間どんなに新規業務が増えても、人員は増やされず、市民サービスは後退するばかりです。市民アンケートでも「待ち時間の解消」を望む声はいつもトップです。

「市民目線」とは、このような市民と直接接する職場にこそ必要な人員を配置することだと思います。

市民生活を守る第一線職場に十分な要員配置を

国民健康保険料の決定月である6月は、低所得者に対してあまりにも高すぎる国民健康保険料の減免や納付相談で多数の市民が区役所の窓口に殺到します。

この時期は、保険年金担当の係員全員が窓口に立ち、対応していますが、どこの区役所でも常時100人以上の市民が、窓口で順番を待っている状態が続いています。

電話でも市民から多くの問い合わせがありますが、窓口対応で忙しい職員には受話器を取る時間さえない状態です。

窓口では、市民から「何度電話しても電話が繋がらないので、区役所に直接来た」とのお叱りを受けることも多く、親切丁寧な市民への相談や対応は困難な状況となっているのが現状です。

今年からは、「保険料の分割納付相談については、年度内に完納できる方のみ適用すること」との基準が作られたため、高い保険料を分納しても年度内に払えない市民が多数出ています。そのためこれまでは分納が認められてきた多くの市民からの苦情も殺到しています。

今、市民生活を守る第一線の区役所職場での職員のストレスは限界にきています。そして慢性的な長時間労働によるメンタル不調による休職者も増えています。

 経費削減を口実にした市民や職員犠牲を改めさせ、市民サービスを低下させず、職員の健康を守るためにも十分な要員配置が求められています。

こんなに待たされて市民サービス? 保険年金担当 今日も長蛇の列 ~市民にも職員にも我慢おしつけ止めよ 人員増を今すぐ~

【 大阪市労組 第382号-2009年8月10日号より 】

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コメント

人員は増加させず、手の空いた部署から人をまわせてもらえればいいですね。組織内で何か工夫はされたでしょうか。どんな工夫をしても人員が足りないということを具体的に書いていただけると、納税者としては納得できます。新規業務が増えるのは、どこの組織でも同じだと思います。

投稿: 納税者 | 2009年8月28日 (金) 23時02分

職員組合は、人員確保はできません。人を回すのは、管理職の仕事です。
新規業務にヒトもカネも必要であれば、従来事業を縮小・廃止するのが民間では常識です。
経営資源を確保せずに漫然と仕事を増やすのは、よっぽど無能な管理職なんでしょうね。

投稿: BKO | 2009年9月26日 (土) 15時43分

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