賃金カット・人員削減・健康破壊のトライアングルを打ち破る2010春闘に!!
米軍普天間基地の移設問題、後期高齢者医療制度廃止の見送り、子ども手当の財源確保のため、扶養控除や配偶者控除の廃止の方向を打ち出すなど、国民要求との矛盾も深まっています。
職場と地域からの共同のたたかいを発展させ、アメリカや財界からの圧力に屈することなく国民や労働者へ向かわせる政治へのとりくみが必要です。
市労組は10春闘で、大阪自治労連が重点課題として掲げている「核兵器のない世界を」の署名とカンパ、NPT再検討会議への代表派遣をはじめとして、労働者派遣法の抜本改正などの働くルールを確立するとりくみ、5000人住民アンケートの実施や保育所の規制緩和反対、社会保障の再構築・拡充などのとりくみを積極的に展開します。
昨年の秋季闘争では、市側による賃金・労働条件の全面的な改悪意図はなんら撤回されず「継続協議」として重大な課題が残されています。
財政危機を口実とした職員や市民への犠牲転嫁が行われる一方で、橋下知事によるWTCへの府庁移転問題を契機にして、財界・大阪府とともにベイエリアの「インフラ整備」が急浮上しています。
財政危機の原因をなんら明らかにすることなく、大規模開発への財政投入に踏み込むことは、市民・職員への二重・三重の背信行為と言えます。
いま、「構造改革路線」による「貧困と格差」の激化によって市民生活は危機に陥るとともに、「市政改革マニフェスト」によって職員の健康破壊と労働条件悪化は待ったなしの状態になっており、「経費削減の取組」の問題点を徹底的に批判し、たたかうことが引き続き求められています。
市労組は、こうしたたたかいの先頭に立ち今年も全力で奮闘します。
赤バスなくさんといて!1・24市民集会
日時 1月24日(日)10:30~12:25
会場 大阪民医連会議室
内容 情勢報告・交流、とりくみについて
主催 赤バスの存続を求める市民連絡会
連絡先 大阪市対策連絡会(市対連)06-6351-9954

賃金カット・人員削減・健康破壊のトライアングルを打ち破る2010春闘に!!
【 大阪市労組 第387号-2010年1月4日号より 】
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