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2010年1月 4日 (月)

コラム 中之島

▼何かと話題になった日本漢字能力検定協会が実施した昨年の漢字は「新」だった。話題になったせいか、皮肉にも例年以上の応募があり、その思いにもいろんな意味合いが込められた

▼「新」政権というのも多かっただろう。事業仕分けなどのニュース映像はドラマチックだったし、「政治が身近に感じられた」という感想も多く語られている。しかし、普天間基地問題や後期高齢者医療制度の廃止などイマイチ煮え切らない態度には失望感も感じさせられた

▼私たちの周りにも多くの「新」が…。まず、今年は市労組結成20周年の年。次の「新」しい20年に向け大きな力を蓄え、準備しなければならない。そして職場では困難な状況を跳ね返す「新」しい芽生えもある。「新」規採用者や市長部局以外からの転入者からも市労組の隊列に「新」たに加わってくれた

▼その中の一人は、市労組を選択した理由を同僚に聞かれ「小さい組合のほうが私の声を大事にしてくれる気がしたから」と答えたという。もっともな答えだと思う。私はこの人にこう返したい。「市労組は益々大きくしていかなければならないが、大きくなってもあなたの声は大事にする」と

▼確定闘争もまだ多くの課題が継続協議中だ。「新」年を向かえ、みんなで元気に「新」しいスタートを切ろう。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第387号-2010年1月4日号より 】

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