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2010年2月15日 (月)

大企業よりひどい大阪市版非正規切り!私達の4月からの生活保障をしてください!~100名を超える非常勤嘱託保育士への突然の雇い止め通告!~

平松市長さんこんなことやっていいの!
100名を超える非常勤嘱託保育士への突然の雇い止め通告!

201002211

大阪市こども青少年局は、2010年度の非常勤(非常勤嘱託保育士)の継続雇用について、従来行われてきた継続手続きを変更し、継続雇用には選考のための試験が必要との考えから、非常勤全員約500名に論文試験を実施する通知文を1月8日付で送付しました。

これまで非常勤嘱託保育士の雇用は、非常勤嘱託職員要綱に基づき、雇用継続が1・2年目をむかえる非常勤は、雇用継続の意思確認だけ、3年目を迎える非常勤については意思確認と面接実施のみの手続だけで、「1年契約で2回更新」という雇用を繰り返し、10年以上も継続雇用している非常勤もいるなど、雇用希望者は、ほぼ雇用継続されてきました。

しかも昨年末には、非常勤はそれぞれ所長から「4月からも来てくれますね」と意思確認されていました。

ところが今回の継続雇用には選考があること、そのための論文試験を実施することなど、突然の通知により非常勤の方々に知らされました。4月以降も働き続けることで、生活設計をたてていた多くの非常勤職員が、選考の結果で「雇い止め」になる事に、大きな不安を募らせています。

こども青少年局との交渉で100名を超える雇止めが発生することが明らかに

私たち市労組は非正規職員を組織する市公労(大阪市公務公共労働組合)と協力し、今回の非常勤の選考試験の中止と選考による雇い止めを撤回させるための宣伝行動と同時にこども青少年局への交渉も行ってきました。

交渉の中で、こども青少年局は、1・2年目の約350名の非常勤については、論文試験は「雇用継続の手続き」であり選考のためのものではないとし、ほぼ継続雇用する旨を表明しましたが、3年目の約150名の非常勤については、選考の対象となるので、新規募集者と一緒に論文形式の採用試験を行うと訂正してきました。しかし、訂正されたものの4月からの非常勤の採用枠は30名としているため、3年目の非常勤は全員の継続雇用とはならず、100名以上に雇い止めが発生することになります。

市側がやるべきことは雇い止めでななく、非常勤嘱託保育士の処遇改善

もともと恒常的業務は正規職員の採用となっているにもかかわらず、非常勤を特別職として採用し、1年契約の雇用を何度も繰り返し継続雇用を行っていることは違法行為とも言えるものです。市側には、非常勤の処遇を正規保育士と同様なものに近づけていくこと、たとえば任用替えなどの努力が求めらているにもかかわらず、使い捨てのように切り捨てていくことは、許せるものではありません。
非常勤の雇い止めは、世間で問題視されている「不当解雇」の自治体版であり、大阪市自らが「官製ワーキングプア」を増大させようとしていることに対して、地方自治体としてのモラルが問われています。

市側には、非常勤嘱託保育士の雇用に対する「期待権」と生活を守る義務がある

選考試験の対象となっている3年目の非常勤は、たまたま繰り返し雇用の期間が3年目となっただけで、実際は6年以上雇用されている人も含まれていて、1・2年目の非常勤と同じように雇用に対する「期待権」が存在しています。また、100名を超える大量の雇止めが行われることから、雇用対策法や雇用契約法にも抵触しています。

市側は、試験結果は2月中旬以降となると公表していますので、非常勤からは、雇い止めとなった場合、4月までに就職先が見つかる保証はなく、「どうしていいかわからない」「生活ができなくなる」などの声や、こんなことを突然公表した市側の態度に対しての怒りの声が市労組、市公労に寄せられています。

新たな雇用、任期付職員と非常勤嘱託保育士との置き換えは許せない
市長は、不当な非常勤嘱託職員の雇い止めの撤回をおこなえ

市側は非常勤の試験(雇止め)通知を行った同日に任期付一般保育士の50名採用を市のホームページに掲載しています。このことからも、市側が非常勤の雇用問題を真剣にとらえずに、安易に使い捨てればよいと考えていることが、推測されます。市側(雇用者)には、・解雇回避の努力を十分におこなうこと・労働組合との誠実な協議をおこなうこと等の努力を行う義務が存在しています。

市労組は、平松市長、こども青少年局に対して、いますぐ、当該労働組合である市公労との誠意ある交渉開始をすること。そして、切実な非常勤の声に耳を傾け、不当な非常勤の雇い止めを撤回することを求めるものです。

大企業よりひどい大阪市版非正規切り!私達の4月からの生活保障をしてください!~100名を超える非常勤嘱託保育士への突然の雇い止め通告!~

【 大阪市労組 第388号-2010年2月15日号より 】

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コメント

記事載せてくれてありがとうございます。こんな雇い止め前提の人を馬鹿にした試験は今までの人生で受けたことがありせん。大阪市に対する不信感は拭えません。弱い立場の私たちを大量に解雇するよりも、もっと省けるところはあるだろうに・・

投稿: 30日試験組の非常勤 | 2010年2月22日 (月) 13時17分

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