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2010年3月23日 (火)

コラム 中之島

▼日本郵政がグループの非正規社員を10万人規模で正社員に登用する計画を検討している。全従業員43万人のうち、20万人以上が非正社員となっている現状を問題視したものだ

▼参議院予算委員会で日本共産党議員が非正規社員のなかで、期間雇用(契約社員)が大半を占め、3年以上契約更新を繰り返している社員が12万1000人に上る実態を指摘。「長期にわたり契約更新を繰り返している契約社員は本来なら正社員に戻すべき」との追及に応えたものだ

▼大阪市の入所児童100人規模のある保育所では正規保育士が11人、勤続10年以上の臨時的任用保育士が1人。3年以上の更新を繰り返している非常勤保育士5人を含め非正規保育士が7人というのが現状だ。まさに非正規保育士が保育を支えているのが現状だ

▼だが大阪市は正当な理由も示さず、4月から非常勤保育士100人以上を解雇し、その生活を破壊し、働く意欲すら奪おうとしている。まさに職員にも市民にも冷たい市の行政の在り方が問われる

▼民間よりひどい非正規労働者への仕打ち。非常勤保育士のやり切れない思いや不安な声を聞き、怒りが込み上げる

▼豊かな保育を守るためには、非正規を正規化し、その生活を守り、豊かな人材を確保することこそがいま求められている。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第389号-2010年3月23日号より 】

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