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2010年6月25日 (金)

コラム 中之島

先日、市労組連(市役所に働く教・職員でつくる労組の連合体)で、退職した執行委員の労をねぎらう会合がありました。退職した役員のあいさつのあと、その場で、現職は一言づつ今後の展望を語ることになりました。そこで、とても印象に残るお話をお聞きしたので紹介させていただきます

▼その人は執行委員の中では比較的若手の人で、一時期、組合活動が面白くなく、展望も持てず、役員を辞めようかと思ったこともあったそうです。そんな状態なので定例の執行委員会も欠席しがちだったそうです

▼そんなある日、先輩の執行委員から関西労働学校(関西教育協会主催)を紹介され「これを受講するなら、執行委員会の出席は免除するよ」と言われたとのことです。労働学校の講義10回分も執行委員会がサボれるならと、受講したそうです。でも、受講して学習を深め、真実を知ってしまうともう後戻りができなくなっている自分がいたそうです

▼その後、仕事も積極的にがんばれるようになり、学習も積み重ねるうち、組合活動にも展望を持つことができ、現在に至っていると言うことを率直に語られました

▼私自身も若いころ、関西労働学校を受講し、運営事務局もさせていただいた経験が思い出され、爽やかな風が、会場を吹き抜けた一時でした。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第392号-2010年6月25日号より 】

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