中山過労死裁判を支援する会 第4回総会を開催
弁護団を代表して、杉本弁護士が裁判の進捗状況と争点について報告。原告側の新宮医師から、基金側の医師意見書の反論書を提出しており、その要点が紹介されました。基金側の医師意見書は「仕事の中身をまったく検証せず、くも膜下出血のガイドラインを引用しただけ。ガイドラインは、因果関係を考察するものでなく全く科学的でない」。最後に「裁判に勝利するために、協力お願いします」と訴えました。
今回の総会には今年3月29日、大阪地裁で「公務災害」の判決を勝ち取り、判決が確定した「大阪府堺市立中学校のT教諭の過労自死」の原告の夫のTさんから裁判の勝利報告と激励のあいさつをうけました。「中山さんの場合も、保育士一般でなく中山さんにとってどれだけ過重だったのかを、職場の人がどれだけ証言できるかということが、大きな力になる」と教訓と力強い激励をいただきました。
フロアーから元同僚や友人、幹事として大阪自治労連から発言があり、最後に原告の中山直和さんからあいさつがありました。
中山過労死裁判を支援する会 第4回総会を開催
【 大阪市労組 第392号-2010年6月25日号より 】
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