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2010年8月20日 (金)

公務の仕事は「任期付」(仕事の任期は3年間)でいいのか? ~任期付職員(ケースワーカー)にアンケート調査~

2010082413

ケースワーカーは正規雇用に

 大阪府下の失業率は沖縄を抜き全国最悪となりました。年金・医療保険など社会保障制度や雇用保険の貧しさにより生活保護世帯はまさに激増を続けています。市労組は、この激増する生活保護の最前線職場に配属された任期付職員のみなさんにアンケートを行ないました。

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コラム 中之島

▼8月に入り辛坊治郎氏が読売テレビを退社するという報道記事をめぐり大阪市役所内部が大いに賑った。辛坊氏や「大阪維新の会」の動きに絡み橋下知事が「大阪市長選に知事を辞めて立候補・・・」との憶測記事がその原因だ

▼今年5月に発刊された「我、知事に敗れたり」という木原啓介前堺市長の著書にも「外れることを願いながら」としながら「大阪都構想」をすすめる橋下知事が市長選挙に立候補するとの予測がなされていた

▼この著書には橋下知事への関西財界の期待の声とともに上山信一氏も登場する。上山氏はご存知のように「市政改革マニフェスト」をまとめあげた中心人物であり、現在は大阪府特別顧問として、橋下知事を補佐する立場である

▼その上山氏が08年3月に「改革の将来像」として「地下鉄の民営化が必須。そして、現在24ある区は、10区ぐらいでいい」と述べていた。さらに、先月には「寿命にきている大阪市というシステム」として「区長は公選にすべきだし区の数は多すぎるから9区に合併すべし。さらに議員の数は45くらい」とも述べている

▼「大阪市役所にはT-800型ターミネーターが随所にいる」として自ら設計した「大阪市改革」を監視しつつ、同時に大阪市解体のシナリオも描いているようだ。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第394号-2010年8月20日号より 】

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健康で働きがいある職場へ たたかってこその労働組合運動を

Dsc00205s 大阪市役所労働組合
執行委員長 竹村博子

7月の役員選挙で新しい執行部体制がスタートしました。執行部を代表して、挨拶申し上げます。

市労組は1990年7月22日に結成し、今年20周年を迎えました。労使癒着の連合労組にきっぱり決別し、大阪市に働くすべての職員の生活と権利を守ること、そして住民本位の市政に変革するために市民とともにたたかう労働組合が大阪市の中にできたことは非常に意義のあることでした。

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「核なき世界」へ誓い新たに ~2010原水禁世界大会 広島大会 8月4日~6日~

S 広島への原爆投下から65年目を迎えた今年。「核兵器のない平和で公正な世界」をテーマにした2010年原水爆禁止世界大会・広島大会が8月4日から6日にかけて開かれ、市労組からも代表派遣をしました。

広島大会の閉会総会には、核保有国のアメリカ、イギリス、フランスの代表が初参加するなど海外代表を含む約8000人が参加しました。

 8月2日に開かれた国際会議では、「核兵器のない世界」が国際政治の明確な目標となった今、核兵器廃絶条約交渉のすみやかな開始を求める行動を世界各地で具体化し、強化・発展させようと呼びかけた宣言を採択しました。

 6日に開かれた閉会総会では、「被爆者とともに、そして若いエネルギーを結集し、『核兵器のない世界』の実現に向けて前進しましょう」との「広島からのよびかけ」を採択し、核兵器廃絶条約の交渉開始を求める声をさらに大きく広げようとの決意が深められました。

「核なき世界」へ誓い新たに ~2010原水禁世界大会 広島大会 8月4日~6日~

【 大阪市労組 第394号-2010年8月20日号より 】

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2010人勧 生活実態・生計費を無視!年齢差別の不法・不当なマイナス勧告

 人事院が8月10日に行なった国家公務員の給与等の勧告は、昨年に引き続くマイナス勧告に怒りの声がわき上がっています。

 勧告・報告の主な内容は

(1)官民較差▲0.19%(平均▲757円)、56歳以上の俸給及び特別調整額の支給額を1.5%引き下げる。

(2)50歳台後半層の職員の給与抑制措置による解消分を除いた残りのマイナス較差を解消するよう、40歳台以上の俸給表を平均▲0.1%引下げ改定、4月遡及。

(3)一時金を0.2月(期末0.15月・勤勉0.05月)削減し、年間3.95月(1963年水準)。

(4)月60時間の超過勤務時間の積算の基礎に日曜日又はこれに相当する日の勤務の時間を含める。

(5)非常勤職員の日々雇用廃止と期間業務職員の導入、育児休業等の法改正の意見の申出を行う。

(6)給与構造改革で経過措置実施のため抑制してきた昇給分について、平成23年4月時点の経過措置解消分に応じて、1号俸(43歳未満の職員)回復措置を行う。

(7)定年延長の検討の中で、50歳台の給与の在り方について必要な見直しを検討する。高齢期雇用問題として65歳定年制の実現に向けて、本年中を目途に立法措置のための意見の申出を行うなどとなっています。

 自治労連は、

「勧告は、公務員労働者に耐えがたい生活悪化をもたらす。1998年から12年間で一時金では1.3月、平均年間給与は70.9万円(本年は9.4万円)の引き下げ、「給与構造改革」による抑制、自治体での独自カットなどを加えると、さらに大幅な賃金削減となるものである。

財界・政府の狙う公務員総人件費2割削減を後押しし、民間準拠を口実に56歳以上の生活実態を無視し、年齢差別による不法・不当な賃金削減は到底容認できない。

強い怒りを持って抗議すると共に、政府に対して不当な勧告を実施せず、生活改善と内需拡大につながる賃金改善を強く求めるものである。

労働基本権確立の課題を軸に、働きがいある職場づくりをめざし、人員増・賃金権利の改善で自治体がワーキングプアを作りだすことなく、住民の切実な願いに応えることができる自治体・職場づくりの取り組みに全力をつくすことを表明する」

との声明を出しています。

2010人勧 生活実態・生計費を無視!年齢差別の不法・不当なマイナス勧告

【 大阪市労組 第394号-2010年8月20日号より 】

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市労組レーダー

○市労組本部2010年度執行体制が決まる

 市労組本部は、7月14日投票で行なわれた役員選挙において全員が信任されたことを受けて、7月20日に第1回執行委員会を開き、2010年度の役員体制を確立しました。役員一同全力で奮闘します。組合員のみなさんのさらなる結集もあわせてよろしくお願いします。

「元大阪市保育士・中山淑恵さんの過労死認定を支援する会」より

★公判の傍聴のお願い
   第11回公判 9月13日(月)午前11時~
     大阪地方裁判所809号法廷

★宣伝行動への協力お願い
   第11回 9月13日(月)AM.8:30~ 裁判所前

○大阪市労組第41回定期大会の案内

●日時 9月18日(土)午前9時30分~
●会場 大阪グリーン会館
※各支部は大会代議員の選出を

 結成20周年記念レセプション

●日時 9月20日(月・祝)午後1時~
●会場 ヴィアーレおおさか
※ご家族こぞって参加を

市労組レーダー

【 大阪市労組 第394号-2010年8月20日号より 】

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