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2010年10月28日 (木)

コラム 中之島

▼この夏、とても印象に残っているポスターがあります。それは職場の柱に貼っってありました。最初は組合のポスターかと思いましたが、残念ながら組合のポスターは掲示の自由が剥奪されて久しくなります

▼そのポスターは2種類あって、1枚は「悪いことさがしには疲れました。元気な職場は良いことさがし、伸ばしたいとこさがしから」というものです。もう1枚は対話のある時!ない時!元気な職場は対話から生まれます!」というものです

▼ どうです?組合のポスターと間違えるのも無理はないでしょう?これはある職場のOJT推進月間の標語ポスターでした。本当にその通りだと思います。今大阪市では、服務規定だとかコンプライアンス等の研修で、職員をまるで犯罪者扱いしているかのようです。管理職は部下の不祥事を未然に防ぐ為に、サラ金などの債務のチェックもしなければならないそうです

▼人事評価制度等で職員同士を競わせチームワークを破壊するのではなく、ポスターにもあるように、上司と部下、同僚同士が自由にものが言え、仕事の方針も上意下達式でなく、係内で民主的に討議できる環境があって、はじめて市民の目線にたった仕事ができるのではないでしょうか。元気な職場にするため、おおいに対話を深めましょう。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第396号-2010年10月28日号より 】

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