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2010年11月24日 (水)

コラム 中之島

▼今年の賃金確定で、久々に臨時的任用職員の賃金カットがゼロになった。昨年は、賃金カットゼロになると聞いたのに一夜にしてひっくり返った悔しさを思い出す。生活苦とやりがいのない働き方から、長く一緒に働いた仲間がこの春、職場をやめた。「一緒にがんばろう」と引き止められなかったことを悔やむ

▼今年の秋季年末闘争は、久々に労働組合が粘った。通勤経路・3級の20号カット・3級試験の所属推薦etc・・・職場の矛盾は大きい。矛盾があきらめにつながるか、要求闘争につながるか、今こそ労働組合の出番。生活・仕事に直結した要求運動のがんばり時だ

▼人事評価制度の結果もそろそろ出てくる時期、職場が一番険悪になる時期だ。ある職場ではいまだに「3が一番最高だから・・・」と信じて評価する係長がいる。「失敗して人間は成長していくのだから、お互いのいいところを認め合い、高めあっていく職場の人間関係をどう作るかがリーダーの役割」と先日受けた市の研修での講師の話。市の体質にそぐわない話だったが、研修で受けた内容を職場で生かしていくためにもきっぱりだめなことはだめと言う勇気がまず必要ではないか

▼そして今は、人事評価制度の矛盾や不透明な3級試験の「所属推薦」廃止への声をあげる時だ。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第397号-2010年11月24日号より 】

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