新春スター訪問 際立つナチュラルな存在感 蒼井 優
1999年、ミュージカル『アニー』のオーディションで1万人の中から選ばれて舞台に立ち、本格的に女優活動を開始。
映画『フラガール』(06年公開)で第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、多くの映画賞に輝きました。
NHKの大河ドラマ『龍馬伝』での坂本龍馬を慕う芸子・お元役で話題を集めるなど、今最も注目される若手実力派女優です。
2010年10月公開の『雷桜』(廣木隆一監督)では徳川将軍秀斉の子、斉道(岡田将生)と身分の違いを乗り越えて愛し合う庄屋の娘を演じています。
この映画で評判になったのが、馬を巧みに乗りこなしているシーン。
「約3カ月にわたって、乗馬のレッスンを受けました。(真冬の)寒い中、体が痛くなるまで練習をして、とてもつらかったです」
作品にかける深い思い入れがあったから、頑張ることができたといいます。
「19歳のときに原作の小説を読んで以来、映画化されることを切望していました。まさか自分がその映画に出演できるとは思ってもみませんでした」
作品は海外の映画祭でも上映されて、ナチュラルな演技が高い評価を受けました。国際的に名前を知られつつある蒼井優さん、近いハリウッドデビューも夢ではないかもしれません。
新春スター訪問 際立つナチュラルな存在感 蒼井 優
【 大阪市労組 第399号-2011年1月4日号より 】
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