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2011年2月18日 (金)

対象者が増え続ける3級昇格該当者

昇格率はたった2割?!
合格枠の拡大がなければ定年まで2級に

平成19年に行なわれた「給与構造改革」により、行政職2級の係員は、3級に昇格するには、所属推薦と試験合格というハードルが設定されています。

この所属推薦には、各所属から対象者の約3割が推薦されていますが、推薦基準がないブラックボックスとなっています。また、所属推薦後の昇格試験では、合格枠が少なく、平成21年度までは、経過措置期間が設定されていましたが、毎年対象者(平成20年度1704人→平成22年度1888人)が増えていることで、所属推薦者数も増加、試験合格率は対象者の25%→20%へと減少しています。

女性職員からは、子育ての合間を見ての受験勉強は大きな負担となる。このような忙しい目を合格するまで繰り返さないといけないのならば、所属推薦を辞退せざるを得ないと訴えています。

このままでは、3級に昇格せず、定年まで2級のままの職員が存在することになります。(給与カット後の2級最高号給給与額352,256円)

3級昇格では、狭き門である合格枠(対象者の約5分の1)や基準のない所属推薦に問題があります。職員のモチベーションを高めるためには、職員の生活と公平性を考慮した3級昇格基準の改善検討が必要です。

職員の生活と公平性を考慮した3級昇格制度の改善検討を

2010年度(平成22年度)
職種 昇格枠 対象者 対象者
(非該当除く)
推薦者 合格者
行政職 事務 261 1424 1288 438 523 268 312
技術 51 258 243 85 44
福祉 12 25 18 15 63 14 52
保育 36 62 37 35 28
音楽 1 2 2 2 2
介護福祉 0 24 20 7 4
船長 1 2 2 2 2
社教 1 5 2 1 1
臨心 1 2 1 1 1
医療(2) 獣医 5 10 7 7 13 6 11
薬剤 4 5 4 4 3
医技 2 2 2 2 2
栄養 0 1 0 0 0
医療(3) 保健 10 22 12 10 34 10 17
助産 1 1 1 1 1
看護 6 43 27 23 6
392 1888 1666 633 633 392 392

対象者が増え続ける3級昇格該当者

【 大阪市労組 第400号-2011年2月18日号より 】

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