« コラム 中之島 | トップページ | 5月~6月 告知板 »

2011年5月 2日 (月)

非常勤保育士の雇用を守れ!! ~こども青少年局「来年度は非常勤保育士の試験制度の見直しを検討したい」市公労団体交渉で回答!~

 昨年度の任期付職員導入に伴う「非常勤保育士の100人解雇」問題から1年が過ぎました。100人を不採用にした後も大阪市に失望して他市に就職した人も多く、結局、非常勤保育士が足りない事態に。解雇した非常勤に再度きてほしいと頼み込んで非常勤保育士を確保したものの、4月になっても欠員状態が続き職場が混乱したことは記憶に新しく残っているところです。

 しかし、局は性懲りもなく、今年も非常勤保育士の雇用継続に当たって、1・2年目の人にはレポート提出、3年目の区切りの人には論文・面接試験を実施してきました。市公労は「雇用継続に当たってのレポート提出及び論文・面接試験を廃止せよ。」と要求書を提出し、団体交渉をすすめています。

201105021

団交で明らかになったこども青少年局の無責任な態度
これまで働き続けてきた4人を不合格に

201105022  今回3年目の区切りで受験した人は97人でした。採用者数が141人ならば、市側には、雇用責任を果たし、今まで働いてきた人を雇用する義務があるはずです。

「採用は論文・面接での選考で判断した」と言いながら、4人の不合格理由に勤務態度を持ち出すなど、当局が説明してきた「所長による判断では公平性に欠ける」との理由でのレポートや試験制度の導入と矛盾した無責任な態度が暴露されました。

 団交参加者からの「非常勤保育士は物ではない」「局の都合で使い捨てにするのか」「そんなあいまいな試験は必要ない」などの厳しい追及に、こども局は「来年度については、試験制度の在り方も含め検討したい」と断言しました。

非正規職員の誇りと怒りのたたかいをともに!

保育は職員集団で創るもので、大阪市の保育所職場では、雇用の違いがあっても、必死の思いで保育を守ってきています。当局は障害児保育や延長保育・休日保育など一番大変な部分を非常勤保育士に押し付けています。非常勤保育士の力なくして大阪市の保育水準は守れない実態にあることは明白です。安上がりな賃金、労働条件の上、雇止めを公然と繰り返す大阪市の姿勢は本当に冷たいものです。

自治体の責任で非正規職員の雇用を守ろう

雇止め問題など「非正規の雇用を守れ」の運動は全国的規模で広がり、枚方市での裁判では「雇用は継続されていた」として「常勤扱いとみなす」と非常勤職員への一時金は正当との判決が下り、民間委託の際に雇止めされた東京中野区の非常勤保育士には「長年雇用をしてきたことで期待権が発生している」と損害賠償が認められました。

自治体職員は公務としての誇りを持ち仕事をしています。本来ならば、正規職員を採用すべきところを非常勤で対応することがそもそもの間違いです。派遣切りや就職難民など雇用不足が問題となっている今だからこそ、大阪市は雇用対策として非正規職員の処遇改善や正規採用への任用替えなどの施策を直ちにおこなうべきです。

非常勤保育士の雇用を守れ!! ~こども青少年局「来年度は非常勤保育士の試験制度の見直しを検討したい」市公労団体交渉で回答!~

【 大阪市労組 第402号-2011年5月2日号より 】

|

« コラム 中之島 | トップページ | 5月~6月 告知板 »

コメント

今年も試験が行われたことで、モチベーションが下がり、そのまま試験を受けず退職した非常勤がいました。有能な人材だったのにもったいない・・

投稿: 非常勤保育士 | 2011年6月21日 (火) 01時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« コラム 中之島 | トップページ | 5月~6月 告知板 »