« 東日本大震災被災者支援と被災地復興支援を | トップページ | コラム 中之島 »

2011年5月 2日 (月)

保育新システム ~保育が危ない!保育サービスも金次第に 介護保険と同じ給付方式に~

菅政権が昨年12月に閣議決定した「社会保障と税制度改革の方向性」では、幼保一体化を含む新システムの導入を優先課題に挙げ、今の通常国会に所要の法案を提出し、2013年からの新システム本格実施を狙っています。

政府がすすめる新システムでは問題点や懸念がたくさん出されています。にも拘わらず、政府は早急に法案を通すことを狙っています。しかし、全国的にもこの法案に対して「現行保育制度を守れ」の意見書採択や反対アピールの運動も広がっています。

市労組も市教とともに大阪市に対して「意見書を採択せよ」の請願を2月議会に提出するなどのとりくみをすすめています。

今、大切なことは、多くの国民がこの制度について何ら知らされていないな中で進められようとしていることです。「保育」を金儲けの対象にし、「保育難民」を増やすこの新システムについて、情勢を学び自分の言葉で多くの人に知らせる運動を広げていきましょう!

保育新システムの問題点

◆子どもの保育や発達保障に、許容できない格差や保育水準の低下を生み出す
 *企業参入、保育ママなど小規模保育サービスの増大
 *保育士のパート化
◆公的責任の後退と「待機児童」問題の放置
 *市町村の保育の実施義務(児童福祉法24条)はなくなる
  保護者とこども園との直接契約制度方式へ→待機児童という概念がなくなる
 *こども園の劇的増加がない限り入所を断られ途方にくれる保護者が続出
◆保護者負担増へ
 *所定の利用時間を超えたこども園の利用については公的保障の対象とならず、保護者の全額負担へ
 *保育料も自治体の独自補助による保育料の軽減や減免もなくなる
 *給食費も実費負担か若干の補助がついても大幅な負担増へ
◆生活困窮世帯の子どもや障害児の受け入れは難しくなる
◆保育労働者の労働条件の悪化と保育の質の低下
◆介護保険と同じ給付方式

保育新システム ~保育が危ない!保育サービスも金次第に 介護保険と同じ給付方式に~

【 大阪市労組 第402号-2011年5月2日号より 】

|

« 東日本大震災被災者支援と被災地復興支援を | トップページ | コラム 中之島 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東日本大震災被災者支援と被災地復興支援を | トップページ | コラム 中之島 »