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2011年10月12日 (水)

コラム 中之島

▼9月17日市労組定期大会が開催された。職場からは平松市政の4年足らずで厳しくなった職場の実態が次々と報告された

▼生活保護の職場でメンタルによる病休の欠員が次の病休者を生んでいる連鎖状態。住民情報での窓口一部業務委託の危険性。保育所からは新システムや施設設備、災害時の避難、勤務時間と休憩時間などの問題。国民健康保険での差し押さえの問題。非正規雇用の労働条件の問題など厳しさが伝わってくる

▼だが決して下を向かず、しっかり前を向き、地道に頑張っている姿が誇らしかった。一人ひとりのつながりを大切にして署名を訴え、学習会やしゃべり場に誘って、要求を大事にしたとりくみをしていること。保育職場での施設設備の問題を取り上げて改善につなげたこと。窓口案内の派遣労働者の労働条件を守るとりくみにも「市労組」の存在を確信する。「市民と対決せず、市民のために働ける職場にしたい」との発言にみんなが頷き、胸が熱くなる

▼11月27日投票で、市長選が行なわれ、知事選とのダブル選挙が予想される。「安心・安全で市民の暮らしを守れる大阪市」「中小企業が活気あふれ、文化の香り高い大阪市」「暮らしてよかった。働いてよかった大阪市」。市民や職員の願いはたくさんある。そんな大阪市の実現のため大事な選挙になる。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第407号-2011年10月12日号より 】

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