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2011年11月16日 (水)

11~12月 告知板

11/24 日本平和大会(~27)
11/25 第28回まいど美術展
11/27 大阪市長選挙・知事選挙投開票日
11/30 大阪自治労連学習会「公務員制度と職員基本条例」
12/3 自治労連近畿ブロック関連協学習交流会
12/7 大阪公務共闘定期総会
12/7 2条例撤回をめざす府民集会
12/8 大阪革新懇「12・8府民のつどい」
12/8 自治労連春闘討論集会(~9)
12/10 大阪労連春闘討論集会

11~12月 告知板

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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3級試験は不透明な所属推薦をなくし全員対象に!!そして誰でもが3級に昇格できる制度への検討をすすめよう

2011111602 3級昇格試験の所属推薦の時期となり、対象者は、推薦されるのか、推薦された場合、後の受験勉強が大変、などの不安を募らせていると思います。市労組は対象者への負担を軽減させ、誰でもが3級へ昇格できる制度の確立にむけて当局に対して提案を行っています。

係員の昇格なのになぜ試験

大阪市では、行政職2級→3級への昇格に試験制度が導入されています。試験を受ける要件は <1>行政職2級の在級が6年以上、<2>所属の推薦が必要の2点です。市労組は、<1>試験制度の廃止 <2>試験制度導入なら所属推薦ではなく対象者全員が試験を受けられるようにする。この2点を当局に対して改善するように交渉していますが、残念ながら今のところ改善はされていません。

推薦基準がないブラックボックス

平成19年に行なわれた「給与構造改革」により、行政職2級の係員は、3級に昇格するには、所属推薦と試験合格というハードルが設定されています。

この所属推薦には、各所属から対象者の約3割が推薦されていますが、推薦基準がないブラックボックスとなっています。「対象のはずなのに、いつ推薦してくれるの?」との不満の声が上がっています。

また、所属推薦後の昇格試験では、合格枠が約7割程度となっていることから受験者の全員が合格とはなりません。このため一度の試験で合格することができずに2度目、3度目の受験にトライしなければならない対象者が増えています。

しかし、対象者が多いために一度不合格となった者に対してペナルティーを科すことで推薦を控える所属も存在するなど、ブラックボックスとなっている所属の推薦基準への不満の声も聞こえてきています。

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コラム 中之島

▼今年も人事評価の時期になりました。毎年9月30日から翌年の9月29日を対象期間として行なわれ手います。この号が職場に配布される頃には結果が開示された方もおられるでしょう

▼自己評価を記入する前に、評価研修が行なわれていますが、今年のケーススタディの例題にこのような設問がありました。「市民対応は非常に丁寧に対応しているが、知り合いの市民の方が来庁されると、業務以外のことで長時間雑談することが頻繁にあり、業務をおろそかにしている」という問いに対し、解答例は、市民であっても勤務時間中に業務に関係のない話が頻繁に長時間に及ぶことはコンプライアンスの面から不適切で「仕事の成果」「市民志向」ともに2点としています

▼この設問を受けて、被評価者はどう思ったでしょうか?また、評価する側はどう採点したのでしょうか?「今後は市民から相談を受けても、適当なところで打ち切ろう。決して自分の方から話し掛けることなどしないでおこう」と思ってしまうのが普通ではないでしょうか?

▼私は市役所で働き始めたころ、先輩から「市民の話をじっくり聞いて、的確に対応するのは当たり前。市民の一歩先読みをしてその人にふさわしい行政サービスを提示できて初めて一人前」と教えられたものでした

▼区役所の窓口などでは、自分の思いを的確に伝えられないお年寄りもたくさん来られます。そのような人に納得してもらおうと思えば、努力も時間もかかります。私たちの仕事はコンビニでレジを打っているわけではないのですから。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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新システム反対!こわすな保育制度、つくろう保育所11・3大集会 ~こどもたちのいのちを守るためにも「新システム反対」署名にご協力を~

2011111603国や自治体の責任を投げ捨てて、保育を商品のように買うしくみに変えてしまう「子ども・子育て新システム」に反対し、行き届いた保育を求める大集会(よりよい保育を!実行委員会主催)が11月3日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。全国から5000人の保育士や子ども連れの父母らが参加。「かつてない大きな運動をつくりあげていきましょう」と訴えるアピールを採択、都内をパレードしました。

市労組からは5人の組合員が参加し「国は保育に責任を持て」「幼い子どもたちにもっと予算を」「保育で金儲けはやめて」と訴えてきました。

集会には大阪市の無認可保育所で4ヶ月の赤ちゃんを亡くしたお母さんも一緒に参加しました。保育所入所の申込に行きましたが、認可保育所での空きがなく、仕方なく、2歳のお姉ちゃんと4ヶ月の弟を預けました。入所してたった1週間で赤ちゃんは亡くなってしまいました。この無認可保育所はこれまで3年にわたり大阪市から、有資格者の保育士が少ないと指導が入っていましたが、何ら改善されず放置されたままの状態で、事故が起きた日も17人のこども(5歳から0歳)を2名の保育士(1名は幼稚園免許、1人は無資格)が見ていました。走り回る幼児の中に寝かされ、異様な声の泣き声を聞きながら、別途にうつぶせにさせられて放置されたまま、赤ちゃんは二度と笑うことなく、お母さんの元には帰ってきませんでした。現在大阪地裁で大阪市の行政責任を問う裁判が行われています。

原告のお母さんは「大阪市が改善しない施設を3年も放置しなければ、こんな事故は起きなかったはずだ。新システムが導入され、国や自治体が責任を持たなくなると、もっと悲惨な事故がおきる。二度とこんな悲しい事件は起して欲しくない」自分ができることを頑張りたいという思いで一緒に参加しました。全国でもたくさんのこうした赤ちゃんの死亡事故がおきています。それは、原因不明で片付けられることも多く、非常にもどかしい思いをしている父母がたくさんいます。

2011111604十分な保育環境や人員配置、保育士の専門性を高めるための保育士の年齢構成、研修体制など、こどものいのちを守り、豊かな発達を保障するためには、今でさえ貧困な保育制度です。大阪市でも公立保育所の民間委託化が進み、民間委託された保護者からは委託されてから、先生が若くなり、子育ての相談になかなか乗ってもらえないなど不安な声も届いています。

最低基準の切り下げや、自治体が保育の責任を放棄する事はこどものいのちの関わる重要な事です。野田政権は「新システム」の成案を年内にまとめ、来年の通常国会に法案を提出しようとしています。この法案をストップさせ、こどもたちのいのちを守るためにも「新システム反対」への署名のご協力を呼びかけます。よろしくお願いします。

新システム反対!こわすな保育制度、つくろう保育所11・3大集会 ~こどもたちのいのちを守るためにも「新システム反対」署名にご協力を~

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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5時間もかけて大阪の街をゆっくり見学 大阪マラソンに参加して ~本庁支部計画分会 田村重敏~

201111160510月30日(日)大阪マラソン大会に出場しました。順位は26175人中(完走率は96%)12656位で中位以上の完走を果しました。

本大会3つのハードルがあった。一つ目のハードルは募集定員に当選することである。募集定員28000人対し15万人の応募で5倍の競争率であった。みごとに当選する。職場の周りのランナーから羨ましがられる。

二つ目のハードルは当日の人との挑戦である。時間内にスタート地点に到着できるかだ。3万人は中途半端ではない。スタートは府庁前、ゴールは南港のインテックス前である。このスタートの整列位置まで時間内に到着するのが大変なのだ。私はJR森ノ宮駅で降り大阪城内の荷物の預かり場所に向かうのだが長蛇の列である。人をかき分け荷物の預かり場所に着き、そこからランナーエリアへひた走り、ようやく制限時間ぎりぎりでたどり着く。

3つ目のハードルは制限時間内に完走できるかである。練習さえしておれば、誰でも完走ができきる。マラソン大会出場当選から数カ月あったが、実際練習は9月・10月ぐらいであった。10月は190㎞ぐらい走り、ゆっくりなら完走できると自信をもって参加する。

橋下知事と平松市長の挨拶を聞き、ちょっと白けるが我慢しながら、府庁前をスタートする。スタートのピストルが鳴ってスタートラインを幸いにも5分ぐらいの遅れで超えることができた。沿道も応援の観衆の人人である。下味原で角元さんの応援をうけるはずが、人が多すぎて分からずじまい。千日前通りを難波に向かう上六の交差点からの眺めは圧巻だった。前も後ろもランナーで一杯で道路もみえない。千日前の後、難波から御堂筋を北上するのであるが沿道も人盛り、私は御堂筋のど真ん中を走っていく。実に気持ちがいい。中之島や西成消防署、住之江区の北加賀谷で私の応援団が声援を送ってくれるはずであったが、人が多すぎて結局最後まで分からないままであった。

これまでのマラソン人生の中でこれだけゆっくりと走ったのは初めてであるが、これも悪くない。少し気温は高めだったが曇り空で比較的に走りやすかった。住之江区に入るころから雨がポツポツきたが、幸いに大雨にタタラレルことなくゴールすることができた。

沿道はどこも応援の人でいっぱいで走りやすかったが、残り5㎞ぐらいから工業地帯に入るため、最も苦しい時点で沿道の応援が少なくなったことが残念である。次の大会はコースの変更をお願いしたい。
大阪市内の42.195kmを車ではなく道路の真ん中を走りながら、ゆっくり眺めることができた。大阪へ出てきて40年近くなるが5時間もかけて大阪の街を見学するなど初めてであり、いい経験になった。
そして、本大会が、真に市民・府民のものとなり、大阪に元気を取り戻し、含羞都市大阪をめざす一行事になることを願う。

5時間もかけて大阪の街をゆっくり見学 大阪マラソンに参加して ~本庁支部計画分会 田村重敏~

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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市労組レーダー

○第10回生活保護担当職員なんでもしゃべり場

 生活保護担当職員さん!!大阪市のおかしなところを、みんなで懇談、みんなで相談、みんなでしゃべってみましょう。

●日時 11月16日(水)午後6時30分~
●会場 ヴィアーレ大阪・5階「銀杏の間」
●主催 大阪市労組・大阪市公労


○大阪市職員とOBによる第28回まいど美術展

20111111606毎年恒例となっている「まいど美術展」が今年も開催されます。第1回展を1984年12月に開催して以降、今回で、28回を数えました。初日には、作者を囲んでの記念パーティーも開かれます。ぜひご参加を!

●会期 11月25日(金)~11月30日(水)
    午前11時~午後7時、最終日は午後5時まで
●会場 上本町ギャラリー
    (天王寺区上本町6-7-24キャリヨンビル2階)
     電話 6773-2343、6779-4770
●展示作品 絵画、版画、きり絵、絵手紙、造形など


○原発ゼロと「新しい日本」を考える 12・8府民のつどい

2011111607 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)の主催で、太平洋戦争開戦70周年の12月8日にトークセッションを開催します。ぜひご参加ください。

●日時 12月8日(木)午後6時30分~
●会場 ドンセンター・ホール

●トークセッション
  「震災復興、『放射能汚染と子ども』を考える」

 パネラー
  根本敬さん(福島県農民連事務局長)
  佐々木唯さん(EastJapanRE:project代表)
  市川章人さん(「とことん聞ける放射能問題」講師)
  藤永のぶ代さん(自然エネルギー市民会議代表委員)

●東北民謡など
●参加協力費 1000円(資料代込)
●主催 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)


ただいま、7種類の署名に取り組んでいます。組合員のみなさんのご協力をお願いします。組織部より

・福島の子どもたちを放射能被害から守るための署名
・ゆきとどいた教育を求める全国署名のとりくみについて
・中学校事務職員の復元幼稚園事務職員配置を求める要求書
・福祉拡充署名について
・台風12号による被災者救援募金のとりくみについて
・「教育基本条例案」「職員基本条例案」の撤回を求める署名
・社保庁不当解雇撤回の署名のとりくみについて

市労組レーダー

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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