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2011年11月16日 (水)

コラム 中之島

▼今年も人事評価の時期になりました。毎年9月30日から翌年の9月29日を対象期間として行なわれ手います。この号が職場に配布される頃には結果が開示された方もおられるでしょう

▼自己評価を記入する前に、評価研修が行なわれていますが、今年のケーススタディの例題にこのような設問がありました。「市民対応は非常に丁寧に対応しているが、知り合いの市民の方が来庁されると、業務以外のことで長時間雑談することが頻繁にあり、業務をおろそかにしている」という問いに対し、解答例は、市民であっても勤務時間中に業務に関係のない話が頻繁に長時間に及ぶことはコンプライアンスの面から不適切で「仕事の成果」「市民志向」ともに2点としています

▼この設問を受けて、被評価者はどう思ったでしょうか?また、評価する側はどう採点したのでしょうか?「今後は市民から相談を受けても、適当なところで打ち切ろう。決して自分の方から話し掛けることなどしないでおこう」と思ってしまうのが普通ではないでしょうか?

▼私は市役所で働き始めたころ、先輩から「市民の話をじっくり聞いて、的確に対応するのは当たり前。市民の一歩先読みをしてその人にふさわしい行政サービスを提示できて初めて一人前」と教えられたものでした

▼区役所の窓口などでは、自分の思いを的確に伝えられないお年寄りもたくさん来られます。そのような人に納得してもらおうと思えば、努力も時間もかかります。私たちの仕事はコンビニでレジを打っているわけではないのですから。

コラム 中之島

【 大阪市労組 第408号-2011年11月16日号より 】

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