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2013年5月28日 (火)

いま職場がタイヘン このままでは市民サービスが守れない!!

保育所では「子どもの安全守れない」「疲れで身体が動かない」

2013052801 保育士の今年3月末退職者は144人にものぼります。一方、大阪市は平成27年度から公立保育所の民営化をすすめる方針を発表し、正規保育士の新規採用はゼロに。また、94人の長年働き続けてきたベテランの臨時的任用保育士を3月末で解雇。その代わりとして任期付保育士と非常勤嘱託保育士を採用しましたが、募集数より応募者が少ない状況となりました。その結果、多くの保育所では欠員状態で4月をスタートしています。

 大阪市の非正規保育士の労働条件は他都市と比べても劣悪です。そのうえ継続雇用の保証もないとなれば、新たに大阪市で働こうとする保育士はいないのが現実です。

 大阪市はこの状態を、大規模保育所の保育士加配廃止、地域子育て支援センターの正規職員削減、保育所の面積基準の緩和で正規保育士を削減するとともに、正規保育士を非正規保育士に置き換え、それでも足りずに障がい児対応の保育士加配も「応募者がいない」事を理由に必要な配置をしていません。

 代替え保育士が配置されない人員不足の状態から、病気になり休む保育士が増加しています。そんな状況の中、非正規保育士への負担が増えることで、1ヶ月もたたずに辞めてしまう任期付・非常勤保育士が続出し、人手不足と労働加重の悪循環が生まれています。(ある保育所の実態)

●3月末に正規保育士が急遽退職。4月に入り正規保育士の一人が病気休暇。1ヵ月で退職した非常勤保育士を含め3人の欠員状態。

●任期付保育士が病気、非常勤保育士が辞め、2人欠員状態。産・育休の代替えも人が入らず、欠員状態になる。休憩・年休がとれないどころか週休の指定休を取ることも困難な状態になっている。

●保育所の現場は限界を超えた労働実態により、保育士は毎日クタクタで疲れきっている。誰が病気になっても不思議でない状況。

(保育士の声)

 「疲れて身体が動かない」「こんな状態がいつまで続くのか」「もう今までのような保育はできない」「こんな状態では子どもの豊かな育ちどころか安全も守れない」と不安の声が上がっています。

区役所では「非正規職員の待遇改善を!」ある生活保護担当では…

 今年の年度初めから病気休職1名、任期付職員1名、訪問嘱託職員2名、育児休業代替任期付職員2名、合計6名の職員が欠けている状態です。任期付職員、訪問嘱託職員は局が募集をかけていましたが、定員に達しませんでした。勤務労働条件、特に給与面での待遇が他都市の同じような職場と比べても悪い事が大きな原因の一つです。また、大阪市で働いていた任期付職員の方なども大阪市より条件の良い他都市の職場へ転職するケースが増えています。本当に人材を確保し継続的な仕事をするには、勤務労働条件を良くするのは急務です。

 育児休業代替職員については、職員が育児休業している期間のみなので短期の雇用が一般的です。短い雇用期間ではありますが、一人前の仕事を与えられ、まったく分からない状態から端末作業や市民応対などをしなくてはならず、せっかく雇用されても仕事についていけず辞めざるを得ない人も出ています。職場自体が余裕がなくフォローできないことが原因です。

 育児休業している職員も職場の事は気がかりです。これから出産・育児を考えている職員も代替職員がきちんと配置されるかどうかはとても気になるところです。

 「大阪市特定事業主行動計画」では「子育てしやすい職場」を目指すとしていますが事態は「子育てしにくい職場」がどんどん増えようとしています。

 きちんと人員を配置し、「行動計画」にそって子育てしやすく、職員が本当に市民の方を向いて仕事が出来るような職場環境を作っていくことが求められています。

いま職場がタイヘン このままでは市民サービスが守れない!!

【 大阪市労組 第421号-2013年5月28日号より 】

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