私たちは公立保育所・公立幼稚園民営化は反対です! ~市民と共同した取り組みすすむ~
保育所・幼稚園前での宣伝行動を実施
保育所に子どもを預ける保護者と労働組合(民間労組・市労組)・市保連(市民団体)が協力して公的保育の充実を求めてきた「大阪市の保育を充実させる会」は、市会開会日の5月15日(水)から公立保育所・幼稚園前での民営化反対をもとめる早朝宣伝行動を実施しています。
宣伝行動は、完全民営化をすすめる橋下市長の「市政改革プラン」に対して、カジノや大型開発に税金を使うのではなく、地域に根ざし、地域の要求で作られてきた公立保育所・公立幼稚園の施設・施策の充実や拡充で、「こどもの笑顔が輝き子育てしやすい大阪市にすること」を求めるビラと署名用紙を配布しています。全ての公立保育所・幼稚園での実施をめざして取り組まれています。
地震・災害から子どもを守れ職員配置、詰め込み保育の解消、子育て支援の充実を!
宣伝ビラには、私たちが求めることとして
① 認可保育所の建設・増改築で待機児解消を!
② 安心・安全な保育所・幼稚園の充実で未来の大阪市を担うこどもたちがすくすく育つ街に!
③ 大阪市の責任を放棄する民営化に反対します!
④ 大阪市の責任で子育て支援の充実を!
などを訴えています。
また、保護者や民間保育園長からの保育料値下げや詰め込み保育の解消を求める切実な声も紹介されています。保護者からは、「橋下市長は、『子育て世代応援』って言っていたが、『どこがやの?』って怒りがわく」と発言されています。
保育所前での宣伝に対して、多くの市民からの署名や問い合わせが殺到
門前で配布したビラをみて、さっそく多くの署名が返送され、問い合わせが殺到しています。具体的な内容を示さず、民間移管をすすめる「市政改革プラン」に対して、保護者の中には大きな不安が広がっています。市労組は、「大阪市の保育を充実する会」に連帯して、すべての保育所で保護者に民営化の問題点を知らせ、公的保育を守り充実させるためにとりくんでいます。
市労組は、市民の「公立保育所・幼稚園守れ」との切実な声が市政に反映するために奮闘しています。みなさんのご意見をお寄せください。
私たちは公立保育所・公立幼稚園民営化は反対です! ~市民と共同した取り組みすすむ~
【 大阪市労組 第421号-2013年5月28日号より 】
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