市民の財産をハゲタカファンドに売って「錬金術」?!
府議会で16日否決された泉北高速鉄道の株式売却について、橋下市長は11月28日の記者会見で「行政資産を持ってる自治体がやっぱり僕は手本にしてもらいたい事例だ」と称賛し、自らがすすめる市営地下鉄の民営化について「やっぱり僕は大阪市の交通局も同じようなことを考えるべき」と述べ、これを「錬金術」だと表現しました。
泉北高速鉄道株を米ファンドに売却することには、関西経済同友会の幹部からも鉄道事業の安全性や利用者の理解などで懸念が表明されていましたが、利用者の負担軽減だけでなく、将来にわたる安全重視の姿勢は公共交通にとって極めて重要な課題です。
今回の否決は利用者である地域住民に意向にそったものです。住民主権の手本としなければならない事例です。
市民の財産をハゲタカファンドに売って「錬金術」?!
【 大阪市労組 第428号-2013年12月24日号より 】
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