福島 地域自治体学校を開催
2月22日(土)、福島区地域自治体学校が開催され、地域の町会役員をはじめ90名が参加し活発な意見が交わされました。
小濱実行委員長のあいさつのあと、中山徹奈良女子大教授が「大阪都構想で町はどうかわるのか」と題して講演。「昔ながらの住宅があり、都心に近いという福島区の良さを活かし、安心・安全な住みよい街づくりをすすめようと思えば、大規模な開発ではだめ。大きな開発よりも小さな開発。新しい物ではなく、伝統的なものを守っていく。奇抜なものでなく安全をきっちりしていく。そんなことを重視した街づくりをしていけばいい町になるのではないか」と締めくくりました。
住民交流で浮かび上がった問題点
住民の交流では、高速道路・淀川左岸線2期工事の問題、保育と子育てをめぐる実態、学校選択制の問題、福島安心の店ネットワークの取り組み、野田地区ミニウォッチングの報告があり、会場からの質問など活発に意見交換がされ、いまの福島区の現状と課題を浮かび上がらせることができました。
今後の街づくりを考えるにあたって
「街づくりの最終的な目標というのは、そこに住んで暮らしてその町を愛してその町のことを一生懸命考える人をどれだけ作れるかが、街づくりにとって決定的」という、中山徹教授のコメントは今後のまちづくりを考える参加者の共感を得ました。
今後4月29日には「福島区魅力再発見ウォッチング」を福島区歴史研究会会員の野田昇氏の案内でとりくみます。
福島 地域自治体学校を開催
【 大阪市労組 第431号-2014年3月27日号より 】
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