福井地裁 大飯原発の運転差し止めを判決
21日に福井地裁は、住民189人が関西電力大飯原発の3・4号機の再稼働差し止めを求めた訴訟で「原子炉を運転してはならない」と言い渡しました。
判決では、福島原発事故の現実を直視し、放射性物質の閉じ込めは万全で安全だとする関電の主張を退け「国民の生存を基礎とする人格権を放射性物質から守るという観点から見ると(中略)確たる根拠のない楽観的な見通しの下に初めて成り立つ脆弱なもの」と断じています。
ノーモア福島、原発ノーに大きな力となる判決です
福島の現実は3年間時計が止まっている!
福島県で放射能が原因で誰も人が住んでいない強制避難区域の面積は1,150km2で、大阪府(1,901km2)の6割に及びます。それ以外の地域では震災前の状況に戻す住民の努力が続けられ、風評被害にも苦しんでいます。
福井地裁 大飯原発の運転差し止めを判決
【 大阪市労組 第432号-2014年5月28日号より 】
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