民営化・賃金引き下げ・保育の専門性軽視に怒りの声 ~子どもの命を預かり・育む 保育の仕事を軽く見るな!~
- 休憩も45分取れていないし時間に帰れず仕事も増える一方で持ち帰りも多く、割に合いませんね。きちんと超勤がつけばいいのですがこんな状況では保育士不足は解決しませんね。命を預かってるということをもっと重く見てほしい。
- 待機児童をなくすためだったら、保育の中身も考えずにただ減らすことのみを考えている。将来を担うこどもたちがそんな環境で過ごして、影響ないわけがない。保育士の負担は増えるばかり。
- 私は任期付ですが、正規の保育士のお給料が下がったら、それに準じて私らも下がる恐れがある。これ以上、下がったらきつすぎる。
- わぁ、今でも大変やのに、なんでこれ以上下げられたら、仕事続けられない。それでなくても、現場は、保育士不足、人が足らない状態なのに、民間に合わせるのではなく民間の給料をあげるべきだと思います。
- 今、大阪市の保育士不足は、橋下市長の方針に原因があります。給料減らす、職場は民営化してなくなっていくというような不安定な所で誰が働こうと思います?人手不足で大変な職場だらけですよ!それでも頑張っているのに!
- 子どもの成長過程の中で乳幼児期が一番大事なことが分かってないんでしょうね~。私たちの保育にかける意欲まで給料と一緒に下がっていきそうです。大阪に保育士の資格を持っている人はたくさんいるのに保育士になる人が少ないのは給料が安いからだと新聞に書いてありました。むしろ民間や私たちの給料をもっと上げてほしいぐらいです]!!
- 独り暮らしの若いひとは生活するのに厳しいと言っています。娘は今民間の保育所に勤めています。給与は大阪市の保育士の給料が下がるとそこの保育所の給料も下がります。民間に合わせるといいながらも民間も同様に下がれば合わすどころか全体に下がるばかりのひどい話ですよね。娘も独り暮らしをしていて毎月厳しいと言っています。
- 乳児保育を大切にしなければならないと、あれだけ言われているのに?「健やかに」の意味を解ってんのか?と言ってやりたい。経済を動かすのは一部の人間じゃない、あらゆる職種の人が働いて得たお金で動くのに。働く場所を奪うような時代。安心して子を預けられなければ働こうにも働けない!保育現場は人手不足で悲鳴をあげてます!でも、子どもの顔を見れば身体を動かしてしまう~それを良いことに給料を下げる?益々士気が下がり保育現場は劣悪になりそうです。保育現場にはマニュアルで動ける単調さはない。毎日、こどもや保護者の体調も気にしながら接し、個人情報を守る大事な任務も持つ中で、やる気を失わせ、職を辞さざるを得ないような現場を増やそうとしているんじゃないか?
- 命を預かってるのに保育士の地位が低く見られてるわ、今でも足らんのに条件悪くなったら、もっと保育士になる人がいなくなる。残業したり、家に持ち帰ってる仕事もあるのに、休みも取れてないのにこれ以上給料下がったらやってられない。
- 給料表しかり、配置基準の問題、欠員の補充無し状態をどう考えているのやら。何にも考えていないと思います。現場を全く知らない者がすすめる施策ですから…市長は保育士は専門職ではないとまで言ってますから。一人で一歳6人保育してみたら、解るのか?市長の方針に最敬礼している本課ですから、どうもなりません。
- 子どもの学費が高い! そして、これ以上に負担の重いのが親の介護費用です。今、一人の親が施設に入っていて、毎月の費用は20万弱、今、給与が減らされたら本当に生活できません。かといって、自宅介護は限界で施設へとなった親を、施設から引き取ることはできないし…ほかに自宅で要介護の親もいて、この親もいずれは施設に入所かも…と考えるとぞっとします。だから、からだがぼろぼろだし、仕事はきついのに、給料はカットされどんどんさがっていって、仕事はもう辞めたい、と思っていても辞めるわけにはいかずに働き続けているのです。
- 一人ひとりの子どもを大切にする保育を大事にしたい!と思っていても、待機児解消という名目で、保育士一人当たりが保育する子どもの人数を増やし、詰め込まれています。手厚い保育をしようにも、どんなに工夫しても、物理的に足りないものは無理です!!特に1歳児6人に保育士一人というのは、無茶です。1歳児といえば、4月には、走っている子どももいれば、まだ歩けない子どもが居たり、食事の様子、遊び、理解力等、様々な面で個人差が大きく、じっと待つことも無理な年齢で、その子どもら6人を一人の保育士が、受け持つのは、困難です!!
- 保育士になりたくて就職したが、給料が下がったら、やっていけない。
- まだ小さな子どもが3人いる。夫の収入は不安定。保育士の賃金下げられたら、やっていけない。
- 私は保育士と言うこともあるが、公務員になりたくて、勉強してきた。公立の保育所と言うことで、重度の障がいを持っている子、保護者の支援が必要な子、アレルギーの症状の厳しい子も含め保育してきた。命を預かる保育士の仕事を何と思っているのか。情けない。
- 人が足りない中、一生懸命仕事をしてきた。悲しい。報われない思いがする。
- 給料改悪の件ですが、私たちは民間に遅ればせながら休日も一時も病児も事業始めて、もうずいぶんたちます。全箇所でないにしろ誰もが何らかの事業に関わり、今後関わる可能性があります。では、何が公と民で違うかというと、いろんな形でセーフティネットの役割を果たしてますよね。民間で受け入れられなかった子どもたちや親の支援はかなり担っています。その点で、これ以上給料減らされたら、本務はみんな辞めていくし、新しく採用しても保育の質はおそらく下がるでしょうね。下手したら、もう募集かけても集まらないでしょう。働くモチベーションが下がってしまうのは悔しいですが、身を粉にし、頑張っているのに返ってくるものがまだ下がるのなら仕方ないでしょう。
- 今でさえ、こんな思いでいるのに、民間並みに給料が下がったらどうしたらいいんだか? すごくすごく困るのです。子どもたちが安心して健やかに成長していけるようにとがんばる保育士が、人らしく暮らして行けず、汲々としている。そんな状態で、心豊かに子どもたちに接していけるのでしょうか?私たちは公務員なので、いくら生活が苦しくなっても副業を持つこともできないのです。保育労働を単なる子守り、としかみていないのでしょう!それが、とっても腹立たしいです。
- 夫がリストラに会い、今、職を探している。50歳をすぎているので、就職はなかなか難しい。しかしこどもが大学生と小学生で、自分の賃金が下がったら非常に厳しい。大学も行かしてあげられるのかと不安。
- 自分たちや次の世代の為にも、もう少し魅力的な環境になればいいなぁと思います。
- 福祉職場では、事務職みたいに割りきれず、サービス残業は当たり前です。公務員保育士の給料表を引き下げることばかり考えずに、民間の保育士の給料を少しでも上げることの方がモチベーションも上がり良いのに!私たちは公務員として給料から引かれるものも多いし、退職しても失業手当も貰えないし。また、民間に比べて経験歴や専門性では自信もあります。近隣の民間保育所や保育ママを見ていると保育というより子守りと言った感じです。特に障がい児の受入れやノウハウには、今までの実績があります!
- 毎年毎年、給料が下がり生活が苦しいです。給料が行政職と一緒じゃだめって私達保育士は行政職以下って事なんかな~って、悲しくなりますよね。
- 保育所の仕事を託児やと思ってるよね!毎日、親の話を聞いて、悩みを聞いてこっちまでしんどくなり、その親のしんどさをそのまま背負った子どもの姿を受け入れ、私らが毎日どれだけ頭を悩ませ、体をはって仕事してるか、そんだけやってもなかなかうまくいかないことだらけで、難しさを実感し、自分の力のなさを嘆き~子どもを育てることを、もっと真剣に考えないと日本はダメになるよね!!
- 保育士は、障害を持つ子ども、アレルギーのある子ども、家庭に支援の必要な子ども、と様々な育ちを持つこどもたちを保育しています。どの子も健やかに育つことができるよう、一人ひとりの子どもへの手立てを考え、日々実践し、検証しながら保育しています。命を守り、子どもたちの将来に向けて保育しています。公立だからこそ、地域の子どもたちを、地域の子育てを支え、人がイキイキと育ち、活動できる街を目指して働いています。命と生活を守る仕事が、どうして「安い賃金でいい」といわれるのでしょうか?子どもの姿を見、社会情勢を考え、保育の中身について常に学習していかなければいけない仕事なのに、そんなに軽くみられることが、私には許せません。それは、子どもの命や親たちの生活、子育てを軽く見ているのと同じだと思います。
- これから結婚して家庭を持っていきたいのに未来が描きにくい!給料減らさないで、希望がもてるようにしてほしい。
- 私たちの給料が高い!?命を預かっている仕事を軽く見過ぎです!!より良い支援をするための保育士同士の話し合い、学習会、保護者に対する日々の援助や懇談・家庭訪問、関係機関との連携等を行っています。対応の難しい保護者との話し合いでは、罵倒されながら対応が長引き、時には、終電に間に合わない事もありました。身心共に、かなりの労力が必要な仕事です。
民営化・賃金引き下げ・保育の専門性軽視に怒りの声 ~子どもの命を預かり・育む 保育の仕事を軽く見るな!~
【 大阪市労組 第433号-2014年6月23日号より 】
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