1年間で500億円超の黒字に
「選挙公約」をも踏みにじった市民サービスの切り捨て・職員への容赦ない賃下げ・雇用破壊で生んだ黒字
カジノ誘致の基盤整備に回すのか?!
平成25年度決算(普通会計見込)242億円の黒字
財政局が9月2日に発表した「平成25 年度普通会計決算見込」によると、242億円(前年は4億円)もの大幅な黒字を見込んでいます。これで25年連続の黒字決算となり、借金も8年連続での減少です。
しかし、これで驚いてはいけません。今年2月に行われた補正予算で「平成25 年度の収支改善見込額」として272億4600万円を貯金(財政調整基金へ積立)に回していました。これを合わせると1年間になんと約515億円もの大幅黒字となっています。橋下市長が出直し市長選挙で「今のままの大阪市では赤字が増える」は大嘘だったことが改めて証明されました。
大幅に収支が「改善」した原因は、市民サービスと職員の賃金・労働条件への苛烈な削減攻撃が主な要素です。法人市民税の増収が70億円だったことを見ても明らかです。
今後、市民・職員の犠牲で生み出された貯金(基金)が何に使われるのでしょうか、「大阪都」実現とともに、カジノ誘致のための基盤整備(大規模開発)に回されるのならたまったものではありません。
1年間で500億円超の黒字に
【 大阪市労組 号外-2014年9月19日号より 】
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