住民が憩えるまち、安心できるまちを考えよう ~住吉まちづくりウオッチングを実施~
「住吉区のまちづくりと大阪都構想を考える」地域自治体学校のプレ企画として、10月18日にまちづくりウオッチングを実施しました。JR長居駅から我孫子町駅までの阪和線跡地や、あびこ職員会館、沢ノ町駅、あびこ道商店街などをウオッチングしました。
阪和線跡地は「風かおるみち」として憩いの緑道にする計画がありますが、開かずの踏切問題から始まった息の長い運動により、高架化が実現した経緯があります。
無人駅の対応に隣りの駅から駅員がやってくる
あびこ職員会館は、今や雑草や木々が生い茂って荒れ放題という状態です。区役所に近いこともあり、コミュニティや福祉関連の施設としての利用が望まれているが、民間に売却されて今後どう使われるかわからず心配しているとの声があります。
南海高野線沢ノ町駅では、付近の車椅子利用者の人から説明を受けました。駅員がいるのは朝夕だけなので安全面に不安がある。昼間、障害者を援助する駅員さんは、隣の駅から電車または自転車でやってくるとのことでした。
シャッター通りは今の景気を反映している
あびこ道商店街は、かつては映画館も近くにあるようなにぎやかな商店街だったのですが、今や人通りも少なくなり、シャッターが降りているところが多いのが気になりました。景気悪化で、ますます購買力が落ちている現実を目の当たりにしました。
今回のウオッチングは住吉区のほんの一部ですが、住民の安心や安全を考えたまちづくりの必要性を考える機会になったと思いました。
住吉区の地域自治体学校は11月15日(土)に開催します。ぜひ、参加してください。
住民が憩えるまち、安心できるまちを考えよう ~住吉まちづくりウオッチングを実施~
【 大阪市労組 第437号-2014年10月29日号より 】
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