人手不足労基法違反が常態化する厳しい保育所職場の実態
大阪市の保育所には栄養士も看護師も配置されていません。
それでもセーフティネットの役割を果たす公立保育所がとして、民間保育所で受け入れが困難な障害児を受けて入れています。そして、アレルギーを持つ児童(アナフィラキシー症状)を受け入れています。
アレルギー食の除去のために
- 毎朝、当日使う食材をコピーし、保育士が確認してサインする。
- 調理後、個人個人のアレルギー食のチェック表を点検して、ラップを開けて確認して調理室からもらってくる。
- 保育室に帰ってきたらアレルギー児の食事を先に置き、その後にみんなの食事を配る。
- 食事を終えても、落ちた食材に触れてアレルギー反応を起こさないよう、子どもを制止させて素早く掃除する。
など、日々緊張した保育が行われています。しかし、アレルギー児対応の保育士の加配はなく、給食調理員への過重負担への手当もありません。
人手不足労基法違反が常態化する厳しい保育所職場の実態
【 大阪市労組 第439号-2014年12月17日号より 】
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