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2015年2月26日 (木)

告知板

  • 大阪労連市地区春闘宣言集会
    2月26日(木)午後6時30分~ 住まい情報センター
  • 組合事務所高裁第2回期日
    2月27日(金)午後2時~ 本館202号大法廷
  • 大阪自治労連組織・共済交流集会
    2月28日(土)~3月1日 大阪コロナホテル
  • 中央区第2回自治体学校
    3月1日(日)午後2時~ 大阪クリスチャンセンター
  • 3.4中央行動 3月4日(水)

告知板

【 大阪市労組 第441号-2015年2月26日号より 】

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市立保育所の存立基盤を崩し、全保育所「民営化」の布石 保育士給与大改悪を許すな!

 大阪維新の会は、「保育所を民営化すれば年間80億円の削減効果」と今でも宣伝しています。一方、大阪市は「セーフティネットとして公立保育所の必要性」を掲げていますが、今回の保育士給与大改悪提案は大阪維新の会の方針にそって公立保育所つぶしに直結するものです

地方公務員法に照らし違法な提案!

 地方公務員法第24条には、職員の賃金は①生計費、②国や他都市の職員の賃金、③民間の賃金を参考にして、賃金を決めると規定しています。今回の提案は③の「民間の賃金」のみを唯一の根拠にしたもので明らかに違法です。しかも、民間保育所の労働条件の劣悪さが社会問題となり、その改善が求められる中で劣悪な水準に合わせに行くという逆行した提案なのです。

 地公法は条例より上位の法律であり、条例を根拠にした違法行為は許されません。

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昔も今もこれからもムダづかいはダメです!

 
 2月11日、大阪府・大阪市地方自治研究集会の分野別集会の一つとして「府政・市政まるごとウォッチング」がとりくまれました。

 今回のとりくみを通じて、大規模な開発やイベント中心の行政ではなく、いかに住民の安全・安心を守り、生活に密着した行政の推進が必要だということが再確認できました。

カジノ予定地を旧WTCから鳥瞰

 大阪府咲洲庁舎(旧WTCビル)は、東日本大震災のときにエレベータが5時間も止まり、壁に亀裂が入りました。現在はコンビニや郵便局が次々に撤退し、ロビーも荒れて寂れた状況になっています。

 55階の展望フロアからは、カジノ予定地の夢洲や1回開閉するのに約100万円が必要という世界初の浮体開閉式の夢舞大橋(建設費635億円)が眼下に見えます。

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成績が良くても「成績不良者」を作る「相対評価」

 人事評価制度にもとづく「相対評価」が実施されています。
 職場では、3月末までの評価期間にもかかわらず、第1次評価者(直接の上司)による面談が行われています。

2015022607自己評価への「規制」が強まる面談

 この面談は、人材育成を目的に、提出された自己評価に対してヒヤリングを行うものです。しかし「相対評価」によって上位、下位区分へ仕分けされ、昇給・一時金等に格差を生み出す制度となっているため、標準点3.0点以上(期待レベルに達した評価)を記入した職員に対して、厳しい指導が行われていると報告されています。

 「最高が3点」と指導し、シートの訂正・再提出を求めたり、自己評価点数の高い職員には、なぜそのような点数となるのかの理由を申告させる「事実確認シート」の提出を強制し圧力を加える所属もあります。

人事当局も矛盾を認識するが、一部の救済のみ

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職場全体の業務水準がレベルアップしても、「相対評価」のため必ず下位区分者を作りだす制度となっているため、標準点3.0以上と評価された職員であっても下位(第4区分)に1094人、最下位(第5区分)に181人も該当させられています(平成25年度、対象者18123人)。「期待レベルを上回った」職員が昇給・一時金で差別されるという矛盾が明らかになっているのです。

 当局もこうした矛盾を認識しており、僅かながら救済の対象の拡大を行います。

職員を分断し、働きがいを奪う「相対評価」の廃止を!

  
 評価される側、評価する側のどちらの職員からも、「モチベーションアップにならない」「チームワークを潰す」「出来れば止めてほしい」との声が上がっています。
 市民の要求を的確に仕事に反映するためには、職員間での話し合いや上司への進言が必要です。「相対評価」による職員の分断の行き着く先は市民サービスの低下です。

 がんばった職員、成績が優秀な職員の中から無理やり「成績不良者」を作り出す「相対評価」は、職場の矛盾を拡大するだけです。根本的な矛盾の解決には「相対評価」の廃止しかありません。

成績が良くても「成績不良者」を作る「相対評価」

【 大阪市労組 第441号-2015年2月26日号より 】

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