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2015年8月27日 (木)

告知板

  • 国会10万人・全国100万人総行動8・30おおさか集会
    8月30日(日)16:00~ 扇町公園
  • 近畿ブロック中央行動 9月4日(金)18時30分 官邸前集合
  • 大阪労連第50回定期大会
    9月5日(土)12:30~18:00 天王寺区民センター
  • 思想調査国家賠償訴訟・高裁第1回期日
    9月8日(火)14:50~ 高裁202号法廷
  • 大阪自治労連定期大会
    9月11日(金)12日(土) エル大阪南館5階
  • 大阪市営交通の会第11回市民集会
    9月12日(土)13:30~ 西区民センター
  • 市労組定期大会 9月19日(土)グリーン会館

告知板

【 大阪市労組 第446号-2015年8月27日号より 】

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本当に止める!全国に広がる戦争法案は違反の声

 戦争法案阻止のたたかいが正念場を迎え、「戦争法案を廃案に!」と空前の運動が広がっています。特に若者が自らの言葉で、「戦争はしたくない」と声をあげています。また参院平和安全法制特別委員会での審議で、安全保障関連法案の成立を前提とした防衛省制服組による内部資料作成の問題についても『制服組に丸投げだ。自衛隊の暴走以外の何物でもない』との批判に、安倍首相は『問題があるとは全く考えていない』と開きなおり、全国の憲法学者60人余りが「重大な問題だ」と国会に厳正な対応を求める声明を発表しています。

 国会での審議が進むにつれ、戦争法案の違憲性や危険な中身が鮮明になっています。廃案にするしかありません。

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中学校の「歴史と公民教科書」大阪市が育鵬社版を採決

 大阪市教育委員会は5日、多くの市民の反対の声を無視して、来年度から4年間、市立中学校と特別支援学校計約140校で使用する「歴史」と「公民」の教科書に、侵略戦争を美化し憲法の理念に反する育鵬社の教科書を採択しました。大阪市で育鵬社の教科書の採択は初めてになりますが、全国から抗議の声が起こっています。

 「育鵬社」版の不採択を求める市民団体のメンバー約80人が、教育委員会会議が開かれた大阪市西区の市立中央図書館前で抗議行動を行いました。

 今回、採択された「育鵬社」の「歴史・公民」教科書には、多くの問題点があります。『歴史』では日本が起こしたアジア・太平洋戦争を『自存自衛』の戦争として肯定するのみならず、『欧米による植民地支配からアジアの国々を解放』する戦争として美化しています。また「公民」では、日本国憲法の評価について、「国民に国防の義務がない徹底した平和主義は世界的には異例です」と戦争放棄の平和主義を敵視し、憲法を改正することが当たり前のように思わせる内容です。

 また、民主的な公開審議であるべき採択会議を、今回、非公開・別会場傍聴とした大阪市教育委員会に対し、厳しく抗議の声があがっています。

中学校の「歴史と公民教科書」大阪市が育鵬社版を採決

【 大阪市労組 第446号-2015年8月27日号より 】

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原水爆禁止2015世界大会in長崎に参加して

 今年、私ははじめて被爆地を訪れました。少し前までは、太平洋戦争について知りたいとか、学びたいという思いはなく、幼少期に学校などで漠然と得た「とにかく怖い」というイメージからか、むしろ避けて通ってきたように思います。

しかし大人になり、子の親となっていく中でこのまま避けていていいのだろうかと考え始めた頃から、組合活動を通じて少しずつ知る機会が増えていきました。特に自民党が改憲草案を出してからは、青年部で戦争体験者の話を聞くつどいを開いたり、自分なりに憲法について調べてみたりということもするようになりました。

そんな中、原水爆禁止世界大会に参加したいという思いを持ち、70年の節目である今年、ついに市労組の代表として参加させていただくことになりました。

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原爆の恐ろしさが実感となる

 3日間とても濃い日々を過ごさせてもらいましたが、中でも2日目に参加した被爆遺構めぐりが私にとっては印象深く残っています。案内していただいた地元のボランティアの方や被爆者の方のお話は心に響きました。

爆心地公園で座っている私たちに『貴方達のそのお尻の下に、沢山の人や家が埋まっているんです。』と言われた時に、今まで私の中で漠然としていた原爆の恐ろしさに現実味が湧いてきました。爆心地から500mの位置にある小学校では被曝当時の校舎の一部や、木々、防空壕などが残されており、『ココが被爆地なんだ』と実感させてくれました。

原爆資料館では、亡くなった妹を背中に背負う『焼き場に立つ少年』の写真をみて、涙が溢れそうになりました…。全ての体験を通じて、こんな思いはもう二度と、誰にもさせてはならないという思いを強くいだきました。その地を訪れるということがこんなにも自分に多くの物を与えてくれるという事を改めて感じました。

20150805次の世代に繋いでいきたい

閉会集会の中では、これからの活動を若い世代に繋いでいかなければならないという発言も多く、この三日間で得たものを自分も次に繋いでいけるようこれからも意識を高く持って、色々な経験を積んでいきたいと思いました。

こんな機会を与えてくださった皆さんに感謝します。この先の人生に大きな影響を与える経験でした。ありがとうございました。(吉田尚悟)

原水爆禁止2015世界大会in長崎に参加して

【 大阪市労組 第446号-2015年8月27日号より 】

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認可外保育所 ラッコランド京橋園 11月25日 乳児死亡事件大阪高裁いよいよ判決!

元保育士の証言で明らかになったずさんな保育実態
「保育士不足で午睡チェックもベットルームをのぞくだけ」

 平成21年11月17日に、認可外保育所京橋ラッコランド園で起きた、赤ちゃんの死亡事件はいよいよ高裁で判決を迎えます。5月21日には、高裁においては異例な証人尋問が行われ、施設で唯一の有資格者であった元保育士による証言が行われました。

 亡くなったのは、棚橋幸誠ちゃん、当時4ヶ月、入所してわずか1週間での悲しい事件でした。証人尋問では「午睡チェックもベットルームをのぞくだけ、赤ちゃんは、薄暗いベットルームで一日の大半を過ごしていたこと」が証言され、地裁での被告側の証言がいかに虚偽であったかが立証されました。

8月26日の結審では「幸誠が生きていたら保育所の年長になる。こんなずさんな保育所に入所させなければ…」「こんな悲しい思いを子どもたちに二度とさせないでほしい」と真実を追求して、ここまで踏ん張ってきた原告の思いが語られました。ラッコランド園は以前にも死亡事故を起こしている施設である上に、立ち入り調査で有資格者の不足が何度も指導されていました。これを、何年も同じ状態で放置してきた大阪市の責任も大きいと最終意見書では訴えています。

 保育施設での赤ちゃんの死亡事故は後を絶ちません。ずさんな体制の中で虐待ともいえる扱いを受けていた赤ちゃんもいました。子どもたちの命が守られ、豊かに育っていく保育施設の在り方を問い続けるたたかいでもあります。

認可外保育所 ラッコランド京橋園 11月25日 乳児死亡事件大阪高裁いよいよ判決!

【 大阪市労組 第446号-2015年8月27日号より 】

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3級昇格基準の改善を求めた交渉実施(すべての職員が3級へ)

 市労組は、8月12・24日に3級昇格の基準改正について市側と交渉を行い、不合格者が滞留している問題点などを指摘し、市側の検討を強く求めました。

受験対象者の枠拡大は一定の改善(2級在級2年以上かつ33歳以上を追加)、しかし、合格枠の拡大がなければ競争が激化

 市側から、平成25年度より社会人経験を持った職員の採用年齢の幅を広げた(36歳まで)ことを踏まえ、3級昇格の現行基準2級在級6年に加え2級在級2年以上かつ33歳以上を追加する新たな提案がされました。市労組は、社会人経験者等の受験対象者の枠を広げることについては、改善ととらえているが、昇格枠が増えないまま、改正により受験者数が170名も増えることは、合格率が低下し、不合格となる職員が増えることになるため、改善が急務として、以下の問題点を指摘しました。

 三つの問題点を指摘し、改善に向けた検討を要請

①この3年間(24年~26年)で合格率が39.6%から31%に大きく低下し、競争が激化し、2級に置かれたままの職員が増えている。

②受験率がこの3年間(24年~26年)で91.9%から86.5%に低下し、3回以上の不合格者が250名を超えている。

③学歴よる合格率の格差が生まれている。行政職事務(24年~26年平均)大卒73%、高卒30%となっている。

 市労組は、3級昇格は生涯賃金にも大きく影響し、職員のモチベーションにもかかわるため、指摘した問題点を整理し、昇格枠の拡大と受験回数を考慮した選考基準の改善を行なうよう、今回の受験者枠の拡大を契機に検討するよう強く要請しました。

3級昇格基準の改善を求めた交渉実施(すべての職員が3級へ)

【 大阪市労組 第446号-2015年8月27日号より 】

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