本物の民主主義をめざし、国民のうねりは止まらない!
憲法違反の法案、強行採決は無効!
9月17日、参議院平和安全法制特別委員会において、鴻池委員長の不信任動議が否決された後、鴻池氏が席につくと同時に、怒号が飛び交う混乱の中で戦争法案が議決となりました。しかし、地方公聴会の議事録の報告も行わず、速記録にも聴取不能としか記載されていない。これが採決と言えるのでしょうか。民主主義の破壊です。
そして9月19日、安倍政権は参議院本会議を開催し、多くの憲法学者や歴代の内閣法制局長官、最高裁元長官などが「明確に憲法違反である」と指摘し、多くの国民が反対の声を上げる中、国民の声に背を向けて強行に成立させました。
採決後の世論調査でも、採決に反対する声が国民の多数であることが改めて明らかになっています。
戦争法廃止まであきらめない!
19日未明の国会前では、SEALDsなどのコールが、法案が成立した前後で「強行採決絶対反対!」から「選挙に行こう!」に変化しました。若者や国民が、「民主主義を守れ!」「憲法を守れ!」「あきらめない!」と声をあげたのです。すでに次の国政選挙で賛成した議員を落選させる運動の声が挙がっています。
多くの国民は、民意に背を向けた安倍政権の暴挙に、憲法や9条の大切さ、民主主義の大切さに気づき、「武力ではなく、話し合いで解決しよう」「私の国に戦争はいらない」と集会やデモに多くの若者が立ち上がりました。自ら考えて行動し、自らの言葉で訴える姿に、本物の民主主義をつくり、自らの力で社会を動かすとりくみがはじまっています。
市労組は自治体労働組合として住民の命、権利を守るために、本物の民主主義をめざして引き続き奮闘していきます。
本物の民主主義をめざし、国民のうねりは止まらない!
【 大阪市労組 第447号-2015年9月28日号より 】
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