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2016年7月26日 (火)

保育士の労働条件改善を!こどもの命を守り保育の質を維持向上せるため

2016072602 市労組と福祉保育支部は7月20日、大阪市人事委員会に要請行動を行いました。「個人要請書」も手渡し、参加者一人一人から職場の実態や子どもの未来を預かる保育士として「安心して働き続けたい」との切実な思いを発信し、これらの実態と要求を理解し、勧告・報告作業に反映することを強く求めました。

要請書の私のひとこと

保育士は身体も心もくたくた。こどもたちの安全すら守ることができない

  • 保育所職場は年々労働条件がきびしくなっていて給料は下がるばかりでお休みもなかなか取れず年休の消化がほとんどできない状態では働く意欲がわきません。
  • 時間内は子どもの対応などで事務仕事につくことができず、16時~ようやくやりはじめようとしてもパソコンも数が足りず、個人情報のこともあり所内での仕事に限られ、時間内に終わることができず毎日残って仕事しても超過勤務をつけてもらえない。
  • 子どもの安全保育のために、クラス保育終了後に環境を整える等の業務を行い、持ち帰り仕事をしない限りクラス運営がとどこおってしまう現状です。

保育は子守りではありません。子どもの命を預かる専門性を持った仕事です

  • 個別に配慮の必要な子ども、アレルギーがあり食べ物の除去が必要な子ども…個々の子どもに応じて丁寧に関わり、子どもたちの育ちが豊かになるようにと思っています。また、子どもたちが健やかに育つことで10年先20年先の社会がよりよくなると思い、今を丁寧にと思いますが、業務が多すぎ、保育士一人に対する負担、責任が大きく、みんな疲弊しています。人を増やしてほしいのと経験を積めるよう労働条件を良くしてほしいと思います。
  • 個人情報の流出、誤食・誤飲防止などで現場はピリピリしています。そんな中、子どもたちの命を守り豊かな成長を願っている私たち保育士の仕事内容に見合った給料を求めます。
  • 保育士不足解消!低下している労働条件の改善を求めます。1歳児は健全な発育の土台となる重要な年齢である。ただちに配置基準を5対1に戻し、より安全な保育、保護者も子どもも安心する保育を取り戻したい。
  • 退職者が増え、保育士が足りない中、年々事務量は増え、子ども達や家庭への支援の必要性も増え、保育士は本当に疲れきっています。そしてまた、この状況が退職者増へと悪循環が続いているのではないでしょうか。

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非正規保育士の処遇改善と正規採用を!

  • 現在、任期付で働いていますが、正規扱いである事は分かっていますが、やはり賃金と責任の重さの比重が伴っていないように思います。賃金の改善又は労働条件の見直しを求めます。現状のままでは任期の更新はできません。
  • 非常勤でも勤続年数に応じて昇給があれば希望を持って働くことができると思います。

保育士の労働条件改善を!こどもの命を守り保育の質を維持向上せるため

【 大阪市労組 第455号-2016年7月26日号より 】

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