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2016年11月25日 (金)

告知板

  • 大阪争議支援総行動 11月30日(水)
  • 大阪労連青年部 クリスマス企画スイーツ教室 
    12月4日(日)14:00~ クレオ大阪東
  • 大阪総がかり行動 12月10日(土)14時~ 扇町公園
  • 大阪革新懇「府民のつどい」 12月17日(土)13:30~
    リバティおおさかホール
  • 市地区春闘学習&団結忘年会 
    12月21日(水)18時30分~ 国労会館大会議室

告知板

【 大阪市労組 第459号-2016年11月25日号より 】

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賃金カットは一刻も早く中止を!財政難はでたらめ、根拠のない賃金カットはやめよ!人事委員会も賃金カットの継続は遺憾と表明

 大阪市の財政状況は、一般会計では27年連続黒字を続け、市債残高は11年連続減り続けています。市税収入について、ピークだった平成8年度と平成28年度予算を比べ1295億円減少していると強調していますが、人件費の方は大幅な給与削減や人員削減もあり平成8年度が3298億円だったのが平成27年度には1921億円になり、市税収入の減少を上回る1377億円も減らしています。職員の賃金カットを続ける正当な理由はありません。これ以上の賃金カットは職員の生活を破壊し、モチベーションの低下につながります。

 また、人事委員会の報告でも、「勧告制度になじまない」ため是正を求める立場を表明しています。市議会では議員から人材確保に支障をきたすという観点から人事委員会委員長の答弁が求められ、「賃金カットの継続は遺憾である」との回答が引き出されています。

全国でも民間でも例を見ない大阪市の酷い労働条件
大阪市から人材が流出!被害は大阪市民に

2016112501 長年(8年目)にわたる賃金カットをはじめ、大阪市では異常な状況が続いています。勤務労働条件の面では職員を犯罪者扱いする「病気休暇の当初3日間の無給(条件によっては有給)」「相対評価によって下位区分の職員に対しての、退職強要とも思えるような研修( パワハラ研修)」「年休の取得を阻害する年休調査」など全国の自治体の中で、大阪市だけ行っていることがたくさんあります。また、通勤経路の認定では通勤時間の増加を考慮しないで考えられないような通勤経路を認定経路に指定し、そのため6か月定期で4万4110円もの自己負担増になるような事例が出ています。このような全国に例を見ない酷い制度が職員の働き甲斐を奪っています。

 すでに大阪市の少なくない職員が、今の大阪市の状況に危機感を持ち他都市に転職する事例も生まれています。このままでは大阪市から人材が流出することは避けらない事態となっています。人材が流出すれば、一番被害を受けるのは大阪市民です。
 大阪市はこの異常な事態を真摯に受け止め、一刻も早く国・他都市と均衡した正常な状態にするように要求します。

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地下鉄・市バスの民営化は市民にメリットなし!

201611250611・15大阪市役所包囲行動でパレード!

 大阪市の地下鉄・市バスの民営化に反対する昼休みパレードが11月15日に行われました。中之島中央公会堂の水上ステージでの決起集会では年金者組合・新婦人・障がい者団体がそれぞれに決意を述べました。パレードでは「地下鉄・市バスの民営化反対!」「市民の資産を勝手に使うな!」「震災対策とっととすすめろ!」「地下鉄黒字は市民のために!」などラップ調で訴えました。

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第5回都島自治体学校 「特別区&総合区て何やのん?」開催

 11月20日(日)地域の住民、区内労働組合で構成する都島自治体学校実行委員会と大阪自治体問題研究所の主催による第5回都島自治体学校が阪南大学教授・桜田照雄先生を講師に迎えて開催されました。

 地域の方々から「総合区と特別区ようわからん」「安心、安全の街づくりに役立つのか」等の意見が出る中で、取り組まれ、約50名の参加で地域の街づくり(活性化)について熱心な議論が行われました。

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心気一点 杉原千畝を知っていますか

 2016112505杉原千畝は第2次大戦中、6,000人のユダヤ人を救ったリトアニアの領事です。10月のある日、岐阜県八百津町にある杉原千畝記念館に行ってみました。

 記念館に入ると、いきなりホロコーストなどの写真や展示が目に入ります。近くの親子連れのお父さんは、ユダヤ人虐殺のことなどを子どもに教えていました。杉原千畝は、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人のために、外務省の方針に従わずビザを発給しました。戦時中に、国の方針に忠実であるはずの一外交官が、なぜそこまでのことができたのか?そんなことを考えながら記念館を回りました。

 彼は、命の危険にさらされている人間を救うという目的のために、法律や規則を柔軟に解釈して活用したようです。そして、交渉も重ね、ビザ発給の決断をした、そんな経過が展示から見えてきました。もちろん、その背後にはユダヤ人たちの必死の働きかけがあり、それが彼の人間性を引き出したのでしょう。まさに人道的判断と言われるところです。

 記念館の2階からは山と木曽川に囲まれた八百津の町並みが望め、自然豊かな人道の丘公園は散策も楽しめます。みなさんも、一度杉原千畝記念館を訪れてみてください。また、映画「杉原千畝」も感動ものですよ。

組合員の皆さんの投稿をお待ちしています。

心気一点 杉原千畝を知っていますか

【 大阪市労組 第459号-2016年11月25日号より 】

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