長年要求していたアルバイトの交通費支給が前進!アルバイト(要資格者)の交通費実費支給実現!
〇実施日 平成30年4月1日
〇上限額は正規職員の2分の1
(1日1300円・1月27300円)
~正式な回答は、秋の要求確定の交渉時に回答~
市労組は、長年交渉課題としてアルバイトの通勤交通費の実費支給を要求してきました。
6月9日の事務折衝で「要資格アルバイトについては、実費支給を行う予定」との当局の考え方を引き出し、8月30日の事務折衝にて「平成30年4月1日より保育士・看護師等の要資格アルバイトについては、上限額を正規職員の2分の1とする通勤交通費の実費支給を行う予定である」との回答を得ました。
交通費の自己負担で最賃を下回る実態
大阪市で働くアルバイトへの通勤交通費は、上限1日480円(地下鉄2区間運賃(旧運賃)240円×2)しか支給されておらず、多くのアルバイトの方の交通費が上限額を超える自己負担が発生しています。そして、一般アルバイトについては、時給単価が最低賃金のため、自己負担により賃金支給額が最低賃金を下回ると言う異常な状態が続いていたのです。
アルバイトの確保が困難に
市労組は、こうした通勤交通費の自己負担が障害となり、必要なアルバイトの確保が困難になっている職場が発生している事実を踏まえ、人材確保による職場改善とアルバイトの処遇改善の要求として、長年アルバイトの交通費の改善を求めて要求し奮闘してきました。
市労組は一般アルバイトへの適用(実費支給)を強く要請!
今回の回答内容により自己負担者(要資格者)の35名中29名が実費支給となり改善されます。要求が一歩前進したことは間違いありませんが、一般アルバイトを含む自己負担者112名は改善されないままとなっています。(アルバイト数はH28.10.1現在)
事務折衝では、一般アルバイトへの適用(改善)を強く要請し、引き続き要求していくことを表明しています。
長年要求していたアルバイトの交通費支給が前進!アルバイト(要資格者)の交通費実費支給実現!
【 大阪市労組 第469号-2017年9月20日号より 】
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