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2018年10月30日 (火)

秋の憲法大学習会 「海外で戦争する自衛隊」にさせない

10月14日中央区民センターで、大阪憲法会議・共同センター主催の「秋の憲法大学習会」が開かれました。一橋大学名誉教授の渡辺治さんが、安倍9条改憲の危険性と改憲阻止のたたかいについて講演しました。渡辺さんは、憲法が今も生きているからこそ、安倍首相は憲法がじゃまだと考えているし、日本の軍事大国化を完成させるために執念を燃やしていると指摘しました。そして、改憲をはばむ壁(改憲に反対の世論)を感じたから憲法9条2項を残し、憲法に「自衛隊」を書き加えようとしています。それは、9割の国民が支持する、「災害派遣で貢献する自衛隊」ではなく、「海外で戦争する自衛隊」にするためと話されました。

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来年の参院選までに3000万署名を集めきろう

自衛隊を明記することで、憲法に軍事組織が書き込まれたならば、憲法全体が変質してしまいます。では、どうやって安倍改憲を阻止するのかの鍵は、安倍9条改憲NOの3000万署名を達成することです。3000万署名は、来年の参院選における野党共闘の土台です。2005年に自民党が「新憲法草案」を発表したとき、2006年~08年に「九条の会」が全国に広がり世論を変えました。私たちは過去に何度も、改憲の動きを止めてきました。

渡辺さんは最後に、3000 万署名を達成し、憲法が生きる日本をつくろうと力強く訴え、話を終えました。

秋の憲法大学習会 「海外で戦争する自衛隊」にさせない

【 大阪市労組 第482号-2018年10月30日号より 】

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