「保育所職員の欠員補充を求める緊急申し入れ」を提出
6月12日、こども青少年局と欠員問題について懇談しました。
申し入れとあわせて職員から寄せられたメッセージを提出し、「休日や遅出の応援も難しい状態で夏季休暇や年休が取れるのか今から頭を悩ませている」「子どもたちへの影響が出ている」「欠員補充のため児童家庭支援担当に来てもらっているが、巡回の回数が減って本来の役割を十分行えない」「区役所の保育士は専門的な業務に加えて、選挙事務なども行っているのに給料は低い。保育士は専門職なのに事務職より給料が低いのは納得できない」など現状を伝えました。問題を解決するためには、保育士給与の改善、正規職員を増やすことなど、抜本的な改善の必要性を改めて訴えました。
また、会計年度任用職員制度への移行にあたって、非常勤職員が不安に感じていることを解決するためにも、労働条件を改善するよう求めました。
ある保育士のつぶやき
年度当初から保育士が欠員となっている職場実態の改善を
私が働いている保育所では、休日保育担当、障がい児担当の2名が欠員状態です。
配慮を必要とする子どもが多い中、障がい児対応の保育士が配置できないクラスがあるため、クラスをわたったり、一部合同をしたりして日々をつないでいる状態です。
休日保育に関する事務とか面談は所長や主任が行い、毎週の休日は職員(正規、任期付、再任用)が順番に担当しています。誰が担当になってもできるようにと、年度当初に休日担当者の仕事のマニュアルを作成して、全職員でシュミレーションしてのぞみました。
専任の担当者がいないため、それぞれの業務に加えての事務、面談、輪番保育所への連絡や準備・片付けなどを行っています。毎週、休日出勤した1人が代休をとらないといけないため休暇調整が難しく、夏季休暇や年休が全員取れるのか不安です。
また、改めて感じたのは、休日担当者の大変さです。せめて手当をつける等しないと今後ますます欠員が広がりかねません。
「保育所職員の欠員補充を求める緊急申し入れ」を提出
【 大阪市労組 第490号-2019年6月26日号より 】
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